« 麻生外相の訪韓 | トップページ | 世界のなかの日米同盟だって! »

2005/11/17

自民党の50年と沖縄の基地

 15日で自民党は結党50年だった。自民党も近代的な政党政治になってきたという評価もあるが、本当にそうだろうか。いまの自民党に現れているのは、むしろ政党政治の危機ではないのか。小選挙区による政党指導部への権力の集中は、むしろトップダウンによる一方的決定という民主政治とは縁遠い様相を呈している。そもそも、利益誘導というゆがんだ形ではあったが地域などとも結びついていた自民党政治が、小選挙区制によってそれを裁ち切り、一方で、政党助成金という麻薬によって、国民とのむすびつきの回路そのものを失いつつあるのではないか。ごく一部の、アメリカや財界の意向にのみそう政党に純化したようにしか思えない。

 それを端的にあらわしているのが、沖縄だ。沖縄タイムズが、日米安全保障協議委員会の中間報告について、世論調査を発表している。「普天間飛行場の名護市キャンプ・シュワブ沿岸部への移設に県民の『72%が反対』し、『84%がハワイやグアムなど米国への移設』を望んでいることが分かった」「本島中南部の米軍基地を大幅に返還し、北部へ集約するなど政府の取り組みについても72%が『評価していない』としており、政府に対する県民の反発をあらためて浮き彫りにした」とのこと。この県民の世論にも背を向けようと言うのが自民党政治の到達点である。

« 麻生外相の訪韓 | トップページ | 世界のなかの日米同盟だって! »

政治」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 自民党の50年と沖縄の基地:

« 麻生外相の訪韓 | トップページ | 世界のなかの日米同盟だって! »

無料ブログはココログ
2019年8月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31