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2005/10/15

イラクの未来はどうなるの?

 いよいよイラクの憲法国民投票が実施されます。結果が出るのは、少しあとになるでしょうが。この投票の結果は、イラクに何をもたらすのか、とても危惧されます。

 実際に、この間(七月に)、イラクに行かれた綿井健陽さんの話などを聞いていても、この間、イラク人の死者が増えていることがわかります。アメリカとイラク軍による空襲や掃討作戦の一方で、外国人武装勢力による自爆テロの暴力の連鎖はとどまることを知りません。その範囲も、北部やバグダッド周辺から、最近では、バスラでのイギリス軍の事件(刑務所突入)など、南部にまで広がりつつあります。

 何よりも、懸念されるのは、宗派間の対立の激化です。憲法が制定されれば、連邦制となり、分裂が固定化されますし、否決されればされたで、対立が深まります。
 もともと、イラクは世俗国家で、宗派間の対立は(差別があったとしても)大きくはありませんでした。それが、人為的にもたらされているとしか言いようがありません。

 こうした社会で、最大の被害者は言うまでもなく、子どもと女性です。しかし、そのイラクでいま何がおころうとしているのか、実際には、イラクで活動するジャーナリストなどほとんど存在しないのです。
 問題の解決には、武力によらない和平しかありません。そのために、日本ができることがあるはずなんですが。

 そんな心配をしながら、この投票は注目したいと思います。

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