タイガース騒動
阪神タイガースのことを「昔、別れた女みたい」と言ったら、笑われた(職場で)。母が熱狂的な阪神ファンであったので、小さいころから甲子園球場に連れて行ってもらった。江夏だとか藤田平という選手が好きだった。84年に東京にきて、85年の優勝のときは猛烈に熱狂した。
そのころから所沢に住むようになり、西武球場にいったりするようになり、そのまま西武ファンにかわった。が、はやり阪神は忘れられない?存在でもある。
さて、タイガースの株式上場をめぐっていろいろな議論がおこっている。上場がいいのかどうかの議論はいろいろなりたつと思う。ただ、滑稽に思うのは、上場に反対する財界人たちの議論である。タイガースという公的な存在が、株主の利害に左右されていいのかというのが主要な論点である。
しかし、そう主張する人たちが、民でできることは民でと主張し、保育園から、ハローワークから、はては学校まで、なんでもかんでも株式会社でって主張している人たちではないか。
「上場」ということが主要な論点ではない。本来、単純に、資本の論理ということになじまないような性格をもつような事業、言い換えればあるていど公共性をもつ事業のあり方がどうなのかということがその本質にあるのではないのか。
球団のありようを問うのなら、どんなルールをもつべきなのか。あらためて、いまの問題も同時に問うべきでもあると思う。
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