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2005/10/24

靖国あれこれ

 月曜日は、まず職場に行くと、メールをチェックした後、月曜日に定期的に更新されるホームページをチェックします。たとえば、水島朝穂さんの「平和憲法のメッセージ」が、伊藤真さんのところの憲法研究所のホームページがそれです。

 今日の水島さんのHPを読んでいて、へーっと思わされることがありました。
 「少数派とも同居する、異端とも共存する――これが民主主義だ。多数だけで、少数は否定するということでは立憲主義に反する。政治は与野党や多数、少数の摩擦熱で動くのだ。権力を手にした総裁・幹事長が自制し、議会主義、立憲主義をわきまえてそれを行使しないと、政治が紊乱する危険性が出てくる」。これって、だれの言葉かわかりますか? 九月二九日の朝日新聞に掲載された、中曽根元首相の、小泉首相への忠告なのです。
 あの、中曽根さんをして、このような内容のことを言わざるをえない。それがいまの小泉政治なんでしょう。

 この水島さんのHPでは、靖国訴訟の大阪高裁判決を高く評価しています。ここんところ、何人かの人と話をしたり、少し、判決の内容をていねいに見たりすると、この意見の判断を下した、この高裁判決の画期性は、たしかに、もう少していねいにとらえたほうがいいんだなと反省しています。水島さんも指摘する首相の参拝の職務行為性の認定だけでなく、信教の自由や思想・信条の自由のとらえ方、人格権の侵害についてのとらえ方など、新しいこともありそうです。少し勉強が必要なんでしょうね。

 その直後の、小泉首相の参拝です。その形式は、実は、本殿にあがらないなど、読売新聞がことし六月に出した社説の内容どおりだったりします。その主張の中心は、国立追悼施設です。さて、政治はどのように動くのでしょうか?

 ちなみの、世界の反応という点では、アメリカの反応がいちばん大きそうな感じですね。ニューヨークタイムズをはじめ、ほとんどの新聞が批判していますし、下院の外交委員長までもが、「遺憾」の書簡を駐米大使にとどけたそうです。遊就館の展示をはじめ、この間の靖国の主張が、アメリカの開戦責任ということを強く出していることの反映だと思います。

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