読書週間
10月27日~11月9日は読書週間だそうだ。
わが家の子どもたちは、なかなか本を読まない。ほんとに読まない。長男は、高校3年生ぐらいになって、やっと少し読むようになった。そこで「セカチュー」の果たした役割は大きい。さて、二男は、輪をかけて読まない。何でもいいからとのすすめのなかで、最近、少し読むようになったのが、ガンダムのノベライズ本。どこまでのオタクである。どこから見ても。まあそれでも活字だからいいか(笑い)。でも、ジュンク堂では、漫画本の片隅に置かれていて、探すのに苦労した。
そう言えば、私が本をよく読むようになったのは、いつごろだろうか。小学校のときは、ホームズを少し、それから、ヴェルヌを少しぐらいか。中学校は宿題が中心?? 高校の時は、少しだけ文学少年。やはり、よく本を読んだのは20代、それも後半からかもしれないなあ。活字の仕事をするようになって、格段の読書量はふえた。
今日の、朝日で、斎藤美奈子さんが、すてきな文章を読書週間によせていた。日本のいまから、ヒトラーの『我が闘争』そして、リヒターの『ぼくたちもそこにいた』でナチスドイツの熱狂を論じ、清沢洌の『評論集』で2005年を警告する。締めくくりは、たとどまって、対話を通して思考を練り直すことのすすめ。市村・杉田の『社会の喪失』などを紹介している。ちょっと、私の気分にぴったりの一文だった。
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