ノルウェー イラク完全撤退へ
ノルウェーがイラクから完全撤退するそうです。さる十二日の総選挙で、労働党、社会主義左翼党、中央党の三党合わせて過半数を獲得しました。選挙戦で三党はそろってイラクからの将校引き揚げを公約に掲げていたのlです。次期首相に就くことが確定しているストルテンベルグ労働党党首は十五日、ブッシュ米大統領に対し、イラクに派遣しているノルウェー軍要員約二十人を引き揚げ、完全撤退させる方針を伝えたのです。
もともと、ノルウェーはイラク戦争を支持していなかったのですが、フセイン政権崩壊後は米英の要請に応えて当初、百五十人前後の部隊を派遣していました。しかし昨年五月にはそのほとんどを帰国させ、現在は英、ポーランドの部隊に連絡要員が、またNATOのイラク治安部隊訓練要員として、計約二十人の将校を派遣しているそうです。そのすべてを撤退するのが今回の決定。
私たちは、ここから、どんなことを学べばいいのでしょうか。
« そこそこ刺激的な日々? | トップページ | 生きづらさと自分の価値と »
「平和」カテゴリの記事
- 「平和への道と全く異なる」自衛隊地下化に反対 32軍壕保存求める会が声明(2023.02.07)
- 自衛隊統合司令部、市谷に新設へ 政治関与重視、24年度にも(2023.02.06)
- 緊急企画 「戦後」の現在ー安保関連3文書を読む(2023.02.05)
- 若い人たちのあいだに広がる戦争への不安について(2023.02.01)
- 学術会議会員選考で諮問委 政府、新設案を自民に提示(2023.01.31)
コメント