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2005/09/23

is A.

 レンタルやさんで、何となく借りた作品。
 内容は、14歳の少年が渋谷で爆破事件を起こし逮捕される。少年法の規定により、4年後に少年院を出所した彼を待っていたのは教師を辞して清掃員として働く父と、事件によって家族を失った刑事だった。立場の違う二人の父親の葛藤と少年事件の実態……。
 内容が内容だけに、見ようかどうか、悩んで、見たあと結局、見なきゃよかったと半分ぐらい思う重い作品。俳優はそろっているし、出来が悪いわけじゃないですけど。また、この作品を「少年法」を問いかけた作品という人もいるけど、実際には、まったくそんなことはありません。
 被害者の親、加害者の親、その切なさは痛いほど伝わってきます。淡々と、冷淡に事件を描く展開、過剰ではなく押さえた演技。結局、そこから見ててくるのは、僕ら親(大人)は、子どもの苦悩は何もわかっちゃいないんじゃないかということ。
 僕らは哀しみを知らない
 僕らは痛みを知らない
 僕らは何も感じない
 僕らの静かなる戦場
 最初の犯罪のさい、小栗旬(好演)の少年が書いた詩です。そして少年は、最後に「お父さん、僕はどうしたらいいのかな」と言います。 エンドロールの後に、生き残った少女の姿があります。でも僕には、少年の思いを知る手がかりはありません。
 たぶん、見た人によって、評価も、解釈もまったく分かれるような作品です。

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