« 新党? 刺客? 急ピッチですね | トップページ | 明日から大阪 »

2005/08/18

希望の光はどこに

 外国に目を向ければ、気になるのは、パレスチナのガザの情勢です。
 イスラエルは、入植者約8500人に、14日までに自発的に入植地から撤退するよう要請。16日までに撤去しない場合、17日に実施される強制排除の対象となるとしていた。17日から強制排除がはじまり、深夜までに21の入植地のうち11カ所で住民の退去が完了したという報道です。18日からは、宗教右派勢力が立てこもっている入植地の強制排除もはじまるといいます。
 「NewsでNonfixな日々」というブログで、NHK・BS1で放映されたアメリカのABCニュース「ナイトライン」のインタビューでのハナン・アシュラウィ・パレスチナ自治評議会議員の言葉が紹介されています。

 ガザ地区が完全に自由になり、パレスチナ人が主権を持ち、世界へのアクセスやヨルダン川西岸地区への連絡路が回復されたということではないのです。
 ガザ地区の入植地からの退去が一回限りのものでないとすれば、そしてガザ地区で揺り戻しが起きなければ、確かにそれは前進でしょう。
 今も分離壁の建設は続いていますし、占領行為は強化されています。ガザ地区から7,000人の入植者を立ち退かせる一方で、西岸地区に3万5,000人を送り込んでいます。
 そして、もちろんエルサレム市内とその周辺における新たな入植の問題もあります。
 みんながガザ地区に目を向け、「素晴らしい」と言っている間に、こうしたことが行われているのです。

 今回の事態は、希望の出発点になるのでしょうか。私は、古居みずえさんという写真家の『パレスチナの女性たち』という写真に感銘をうけたことがあります。彼女のとってきた、ガザの映像に、胸がつぶれるような思いにさせられたこともありました。直接、パレスチナにかかわってきた人の話を聞くたび、この問いかけをとても悲観的に、自問せざるを得ないです。
 いま「アウシュビッツ」をテレビでみていますが、見事なねじれが積み重なった、パレスチナの事態。その歴史からみれば、希望の日がさしたとは、とても言えません。その条件や可能性もなかなか見いだせないのですが、でも、ただ希望は捨てないで見守りたいものです。

|

« 新党? 刺客? 急ピッチですね | トップページ | 明日から大阪 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/59689/5533270

この記事へのトラックバック一覧です: 希望の光はどこに:

« 新党? 刺客? 急ピッチですね | トップページ | 明日から大阪 »