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2005年8月

2005/08/31

「改革」とは何だったのか(Ⅱ)

 小泉首相の「改革」とは何だったのか。それを如実にあらわしているのが、国の借金だと思います。
 小泉内閣ができたときの借金が538兆円、それが現在は…。
 それをこともあろうに自民党の安倍晋三幹事長代理は「自民党、公明党、与党はすばらしい道を進んでいる。小泉内閣は借金を減らしていく方向に向かっている」と強弁する次第です。実は、自民党のマニフェスト、「自民党重点施策」では「現在のわが国の財政状況は、平成17年(二〇〇五年)度末における国及び地方の長期債務残高が774兆円程度、対GDP(国内総生産)比で151%に達すると見込まれ、先進国の中で最悪の水準となっている」と書かれているんです。
 公共事業を減らしたと、自慢する向きもありますが、実は不要不急の大型公共事業への税金投入は、現在でも続いていることは、1つひとつの事業を確認すればわかることです。八場ダムはどうなったでしょうか。関西空港は? 新幹線は?
 借金財政の責任を明確にし、メスを入れられない、これこそが自民党政治の病理でもあると思うのです。

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長男の帰省(その後)

 長男は、今日、帰っていきました。やっと、こちらも落ち着けます(笑い)。
 昨日は、ディズニーランドにいってきたようです。ディズニーランドといえば、思い出があります。何度かいきましたが、いちばん覚えているのが、長男が小学生、二男が保育園児のころ。春休みで、つれ合いは、職場の人とスキーに行っていて、どこも連れて行けないのはかわいそうだと思って、仕事の後、夜のディズニーに3人で行ったことがあります。でも時間が遅くって、あまり遊べなかったのですが、寒い中、ふるえながらシンデレラ城に入ったのです。長男が、魔物の退治の役に運良く指名され、保育園児だった、二男は「お兄ちゃんが助けてくれたんだ」と大興奮! さすがに子どもは覚えてないでしょうが、親のいい思い出です。どちらかといえば子どもとの思い出は、つれ合いがいないときのことのほうが多いかもしれません(笑い)。
 さて、はたして、長男は、彼女とどんな思い出を重ねるのでしょうか。ふられなければいいのになあなんて思っちゃいますがねえ。
 

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教育の問題

 今日の、朝日新聞の論壇のページに、今度の政治戦の視点として、教育の問題がとりあげられていた。教育の規制緩和をおしすすめる八代尚宏氏と、義務教育における国の責任を明確に主張する藤田英典氏。藤田先生は、かつては教育にたいして熱心だったが、義務教育にたいする国家の介入の問題を指摘しないと革新政党をチクリ。この指摘の当否は別として、たしかに、政治戦では、もう1つ教育の問題は、話題にならない。どうしてだろうか。
 考えてみれば、教育基本法の「改正」も、すでに自公のあいだでは、最終コーナーにさしかかっているようだし、義務教育の国庫補助問題も大きい。一度は、司法の手によって葬り去られている学力テストがいつのまにか復活が既成事実のように語られている。学力の問題は関心事だ。少年犯罪や、ニート、引きこもりの問題など、真正面から向き合わなければならない問題もある。
 ここにも、郵政が唯一の選択肢と主張することの問題があらわれてはいないのだろうか。そんなことを言う政党が、はたして教育の問題にどんな態度をとっているだろうか。国民的な合意がほぼできあがっていて、お役所でさえ前向きな30人学級に、どんな態度をとっているというのだろうか? それでも、郵政以外は白紙委任を迫るというだろうか?

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2005/08/30

会議の一日

 7時少し前に起きて、TXに乗って、グラビアの刷りだし。その後、午前中は会議。午後も会議が2つ。会議の日でした。原稿の押さえの電話かけ。新しいものにも挑戦します。若もの本と、60年本を読みながら、1日です。

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今日の社説

【朝日】総選挙きょう公示 目を大きく見開いて 【読売】[党首討論]「日本の将来の展望を明確に示せ」/[イラク情勢]「新憲法への前途はなお険しい」 【毎日】総選挙公示 政権選択の大きな構図競え 【日経】政権選択の選挙へもっと政策論争を 【産経】党首討論 判断材料はまだ足りない/イラク憲法 スンニ派の合意が不可欠 【東京】9・11総選挙 きょう公示 『真剣』勝負の時がきた 【北海道】衆院選*きょう公示*この選択を大事にしたい 【中国】日本の岐路 冷静に訴えを聞きたい 【沖縄】[衆院選きょう公示]小泉改革の是非を問う
 今日、政治戦がはじまりました。その日の、新聞の社説、どの紙も、今回の政治戦の争点を分析しています。小泉首相が、争点を、郵政民営化にしぼったことにたいし、全体として多用な争点を提示はしてます。ただ、政権選択が強調されていることには、正直違和感を感じます。ほんとうに、自民党と民主党のなかで、政権選択の実があるのでしょうか。  地方紙では、小泉首相のいう新しい自民党をつくるとはどういう内容のものなのかを問う論調があります。まさに、そのとおりで、小泉首相がいう新しい自民党も、民主党のいう政権交代も、結局、これまでの自民党政治の枠組みである、対米追随ということと、グローバル競争の時代にふさわしく大企業への支援をもっと強めようと言うことに過ぎないのではないのか。そのことをとう政治戦だと思いますね。

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2005/08/29

広島・昭和20年8月6日

 10時頃に帰ってきたので、全部、見ていたわけではありません。その日にむかう、日常の記録は、黒木和雄の映画がヒントなんでしょうか? 強く、この「原爆」はやはり、裁かれなければならないとの感想をもちます。そして、なぜ、憲法には9条があるのかを考えたいものです。いま、たたかわれている選挙でも、この点での選択を誤ってほしくはない、そう思うのですが。

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長男の帰省

 団地の行事だとか会議と、仕事のバタバタ。結構、論じなければならないことは多いのですが、あわただしく、日々を送っていました。今日から、通常の世界ですが、もう明日が公示です。そこに集中でしょう。当面は。
 ただ、長野のほうで、ひとり暮らしを長男が帰ってきました。しかも、しかも、彼女を連れて! 結構、かわいらしい子です(笑顔)。父親としては、妙に緊張してしまいます。彼女を連れてくる長男、やってくる彼女、なかなかその気持ちは、想像できません。結構、仲良く、楽しそうですが! うーん、おろおろのおじさんなんでしょうか?

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2005/08/27

夏祭り

 昨日は、いまだ経過上かかわっている学童保育の会議のあと、1時過ぎまで飲んでました。今日は、久しぶりに仕事は休みました! ここで働いたら危ない?なんて思いもないわけはありません。実は、今日は、団地の夏まつり、144世帯の団地です。ここにはいろんな人がすんでいます。でも、私みたいな真っ当な?左翼ではなく、一部上場の大企業につとめている方が、ほとんどです。だから結構、おもしろい世界です。まあ、飲みながら、結構政治の話もします。さすがに靖国の話は話題になります。安倍さん流の、あの戦争は正しかった史観には、だいたいの人は、眉をしかめるというのが、主流でしょうね。そのことは強く感じます。だいたい、大企業の人はみなさん中国とのつきあいが強いです。メディアでいっているよりも、対中認識はリアリズムですよね。

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2005/08/25

沖縄タイムスの社説から

 今日の沖縄タイムスの社説は、「[高速道での訓練]米軍はやりたい放題か」と題されていた。その内容は、

 米軍が沖縄自動車道を使って軍事訓練をしていることは県民にあまり知られていない。通行料金を日本政府が肩代わりしていることも、だ。  南風原町新川の自動車道那覇料金所近くで二十三日に起こった米海兵隊の大型トラックと自家用車の事故は、基地提供施設だけでなく民間地域まで、訓練地域として利用されていることを浮き彫りにした。それを外務省が容認していることも明らかになった。  事故車両を含む米軍のトラックは、金武町のキャンプ・ハンセンを出発したのち、那覇―許田間を約三往復している。日によっては要員を交代して五往復することもあるという。  沖縄タイムスの取材に対し複数の米兵は、トラック四台で那覇―許田間を往復する訓練を繰り返していたと答えている。県警の調べに対しても「公務中」と述べている。  米軍車両の通行料金は、日米地位協定に基づき「公務中」に限って日本政府の思いやり予算で支払われている。  日本道路公団沖縄管理事務所によると、二〇〇四年度に沖縄自動車道を通行した米軍車両は約二十三万八千台だ。通行料金は約二億二千万円に上っている。……
 この国のあり方として、ちゃんと見つめなければならない問題ではないのだろうか。

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「改革」とは何だったのか(Ⅰ)

 いっしょに考えたいのは、小泉「改革」の正体です。この4年間とは何だったのでしょうか。
 まず、まっさきに考えてしまうのは、私たちの暮らしです。少し、データを紹介します。この4年間数字の変化です。

                この4年で
 世帯主収入 523万円   -15万円
 自己破産 250983件 +105776件
 自殺     32325人   +1283人
 正規雇用  3333万人   -307万人
 非正規雇用 1591万人   +233万人
 完全失業者はほぼ三百万人、パートや派遣など非正規雇用はついに労働者の32・3%と過去最高(総務省の労働力調査、〇五年一―三月平均)。十五―二十四歳の若い世代では48・2%が非正規社員。もっとあります。国民の負担増です。
【医療制度改悪】
 ●健保サラリーマン本人3割負担の導入=2003年4月実施
 ●お年寄りの患者1割負担の徹底=02年10月実施
【年金制度改悪】
 ●物価スライドで年金額を0.9%削減=03年4月実施
 ●物価スライドで年金額を0.3%削減=04年4月実施
 ●改悪年金法による厚生年金保険料引き上げ=04年10月実施、以後2017年まで毎年9月実施
 ●改悪年金法による国民年金保険料の月額280円引き上げ=05年4月実施、以降2017年まで毎年4月実施
【介護保険制度】
 ●改悪介護保険法による施設入所者の居住費、食費の全額自己負担=05年10月実施予定
【税制、その他】
 ●所得税の老年者控除廃止、公的年金等控除の縮小・廃止=05年1月から実施
 ●消費税免税点を3000万円から1000万円に引き下げ=04年4月実施
 ●雇用保険料引き上げ=02年10月、05年4月実施
 ●雇用保険の失業給付削減=03年5月実施
 ●国立大学授業料値上げ=05年4月実施
 でも一方で、こういう数字もあります。
 大企業は史上空前の大もうけ。2005年3月期決算でトヨタ自動車が一兆円の純利益、大企業の三分の一が過去最高の収益(経常利益)をあげ、余剰資金が04年で16・2兆円もふくらみ、82兆円に積み上がる「金余り」状態…。
 これこそが、「改革」なんですよね。

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働きすぎの時代(Ⅰ)

4004309638 大阪から帰ってくるとき、駅で買った本です。パラパラと読み始めている程度ですが、なかなか驚くほどの内容です。日本の長時間労働の実態のえげつなさは、格差社会が展開するなかで、いっそう深刻になっているとがよくわかります。同時に、驚いたのが、米英などの動向です。グローバル社会の展開のなかで、労働時間の長時間化がはじまっているという指摘。資料を見ると、この問題は、正直、とらえ直していかないといけないと思いました。フリーター資本主義など、新しい造語による分析も参考になります。働きすぎって自分のことだって? 全体を読んだ感想はまた後日。

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台風とTX

 台風ですね。みなさんのところは、大丈夫でしょうか。今日は、さすがに、少し早めに仕事から帰ってきました。今日も、つくばエクスプレスにのりました。今日は、外での仕事なので、新御徒町で大江戸線に乗り換えて…。都心にいくほど便利ですね。ただ、ワンマンカーで、すべてコンピューターで制御されている電車。台風など自然災害でトラブルに巻き込まれたらどうなるのだろうかと、心配になりました。そんな点もよく考えなければなりませんね。

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2005/08/24

小泉支持の高さ

 世論調査を見ていると、小泉首相への支持が再び高まっているのが、特徴です。私は、最初は、マスコミによってつくりだされたからくりだと思っていたのですが、どうもそれだけでは、説明できないようです。

 法政大学の五十嵐先生が、興味深い指摘をしています。

 今回の支持率の上昇には、調査対象の一定の偏り、マスコミによって作り出された虚像、「小泉マジック」による「小泉ブーム」の部分的再現という複合的な要因が考えられます。
 したがって、それに対する対応も一筋縄ではいきません。小泉支持における「虚像」と「実像」とを腑分けした上で、「虚像」を引き剥がすためのマスコミ対策と「実像」を論破するための緻密な政策と論戦が必要になるということです。

 「『決然たる改革者』としての姿に魅せられて回帰したということでしょうか」とも言われています。わかりやすい、スローガンで改革を演出しているのは確かです。それだけに本当の改革とは何なのか、小泉改革とは、何だったのか、それを見る目が必要だと思います。そんなこともいっしょに考えていきたいテーマですね。

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新線開通!

 写真とっておきゃよかったな。今日、つくばエクスプレスが開通し、さっそく通勤で使ってみました。電車に乗ってからは、快適で、都心までもアッと言う間なのですが、わが家から駅までが、大変です。とくに今日は、道が渋滞してしまい、つくばエクスプレスの駅につくまで1時間以上かかってしまいました。でも、そこからは速いんですが。あまり込んでいないし、いいなとは思います。どうしようかなあ、これから。

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2005/08/23

選挙制度と民主主義(続)

 民主党が個別政策に続いて発表したマニフェスト重点項目「日本刷新 8つの約束」の冒頭には、「衆議院定数80の削減」が掲げられています。無駄をなくすというのが民主党の主張です。でも、もともと小選挙区制度は、少数意見を排除する非民主的な制度。多様な民意を正確に反映するということで、比例選挙があるにもかかわらず、その削減をいうのは、議会制民主主義の破壊につながります。
 「税金のむだづかいの一掃」をいうのなら、いまのほんとうのむだずかいをもっときっちり検証すべきです。きょうの朝日新聞に、金沢さんという研究者が、公共事業の無駄は減っていないということを書いておられましたが、こうした点をきっちり主張すべきです。それに、政治家の無駄遣いということを言うのなら毎年三百億円以上の政党助成金をなくすできではないでしょうか。これだけで国会議員400人以上の歳費になります。民主党は、党の運営資金の85%近くを政党助成金に依存するにもかかわらず、ほおかむりです。市民が主人公という看板をかかげる政党なら、なぜ、市民に依拠して政治資金をつくろうとしないのでしょうか。自党の都合で比例代表を削り、民主主義を壊す主張を展開することは、きびしく批判されなければならないと思いますが。

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ひまわり

NEC_0028 ベランダの花壇?のひまわりが、やっと咲きました。ひまわりが好きで、毎年、種をまくのですが、いつも少しまくのが遅く、お盆の帰省にもひっかかって、どうもうまく咲きません。今年は、久しぶりにきれいな花を見せてくれて、とってもうれしいですね。台風なんかに負けないぞ!

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父母の国よ―中国残留孤児たちはいま

4272330438 鈴木賢士さんという、この間、韓国の被爆者や中国人強制連行をテーマにとりくんできた写真家が、この間、とりくんできたのが中国残留孤児問題。日本が植民地支配した「満州」にわたった開拓民は32万。ソ連軍の参戦を前に、日本軍は、これらの人々をまるで楯にでもするかのように見捨て、8万の人が殺され、とり残されたのが残留孤児、残留婦人とよばれる人々です。彼らが3度日本政府に捨てられた。1度は敗戦も際に棄民され、2度目は対中敵視をとる政府が残留孤児の存在を知りながら、死亡宣言をした、そして3度目は帰国した後の、支援策のなさ。
 帰国した残留孤児は2500人。その8割の方が、人間回復をもとめ、いま日本政府を相手に裁判をおこしています。
 鈴木さんは、5年がかりで残留孤児を1軒1軒訪問しました。残留孤児たちが経てきた、人生、その歴史を克明に伝える1冊となっています。自国民の戦争孤児を救えない「大国日本」。戦後60年に、日本の政治がこの面でも問われていることはわすれてはなりません。

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子どもがニートになったなら

4140881526 ご存知、玄田有史、小杉礼子の両氏による著作。ニートについての解説的な記述と、宮本みち子、江川紹子、小島貴子氏らとの対談、支援の現場の人々のインタビューが付されている。若者の育ちという視点と、若者の労働をとりまく問題という視点とのあいだでともすれば、揺れがちなこの問題、とくに若者の育ちという視点が中心だけれど、多面的に論じられていて、思いの外、面白かった。結構、小島さんのような方も、現実の教育の課題についても切り込んでいて、勉強になったし、こういう人の書くものもしっかり読んでおかないといけないと反省させられた次第。コメントをいただいたように、多面的に、たくさんの人の知恵をあつめなければならない課題。固い私の頭には、結構、いろいろな知恵をあたえてはくれました。

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2005/08/22

帰ってきました

 日曜日は、教育フォーラム、「競争で子どもの学力はのびるの?」に参加。教科教育の研究者と、都留文科大の田中孝彦さんらが、シンポジスとだっとですが、内容的には、正直、あまり深まったとは思えないものでした。時間の配分の問題もあるようですが、同時に、この「学力」という問題の議論のむずかしさだけが浮き彫りになってしまいます。学力とは何かという土俵があいまいなうえ、その学力を問い直す、角度がそれぞれバラバラで簡単に議論がかみ合っていかないのです。会場発言も、まったく角度の違うものが、出されるという感じで、かみあってふかまっていきませんでした。この分野も、大きな研究の課題なんだと思いました。
 日曜日の夕方、実家に久しぶりに顔を出して、そして、今朝、帰ってきました。今日は、その後、しっかり仕事、教育の世界から、政治の世界へ頭を切り替えながら、夜は、若者の居場所づくりにとりくみNPOの方に相談にいってきました。
 電車のなかは、新潮から今度出た『私の戦後60年 日本共産党議長の証言』を読み始めています。結構分厚い本です。

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2005/08/21

教育改革の非論理

 教研集会の共同研究者に、私の尊敬する先輩などもいます。今年は、そういう研究者の発言が胸に落ちないということがありました。それはなぜか?
 教研で知り合いになったある大手の記者と話をしていて、彼は文部官僚が、最近は、政治家の思いつきにふりまわされ、それに従わざるを得なくなっていて、消耗しているといっていました。もう、今進んでいる教育改革には論理などなくなっているんですね。
 つまり、教育をめぐって研究者が論理的に議論できないことが、増えているんでしょうね。そんなことを感じました。

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思春期

 土曜日は、思春期、青年期の進路と教育という分科会に参加しました。若者の労働の実態、ニートの問題、非行の問題など切実な課題がリアルに出され、人格の形成の課題として進路の問題をとらえていこうという北海道などの実践も勉強になりました。
 夜は、地域で教育研究活動をされているかたのお話をききました。

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大阪教研

 金曜日、朝一仕事をして、向った先は、大阪です。全国教研に参加してきました。金曜日は、教育課程・教科書の分科会に参加しましたが、子どもが行きたくなる学校づくりをめざした兵庫の実践は圧巻でした。夜は知り合いの研究者や院生との交流です。天王寺で二次会まで、宿でまた飲んでました。

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選挙制度

 三日間、書き込みをさぼりました。実は以下の文章は、金曜につくっていたものですが。
 選挙が近くなると、考えてしまうのが選挙制度。だって選挙に立候補の供託金が三百万ってすごすぎません? だれでも立候補できるなんて嘘なんです。
 ただでさえややこしい選挙制度。同じ比例といっても、参院のそれとは、だいぶ違います。衆院は政党名ですよ。
 この政党にもいろいろな決まりがあるようです。たとえばムネオさんは重複立候補はできません。
 こう考えてみると、本当に民主国家なのか心配になってきます。そういえば自民党の新憲法第一次案には、政党を規定する項目があります。ちょっときな臭い匂いがしませんか?

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2005/08/18

明日から大阪

 1時20分就寝。9時起床。朝、用事があったのでゆっくりめの出勤。少し、ゆっくり眠れた。
 仕事は、今日も、憲法が中心といったところ。国際的な視野から、どう論じるか少し、意見の違いもある。ニートやフリーターについての資料も集める。今日は、早めの帰宅。帰りは国際法の人。少しはのってきたか。まだまだという感じ。
 明日からは、大阪出張が3日間。しばらく、また携帯からの投稿となる。

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希望の光はどこに

 外国に目を向ければ、気になるのは、パレスチナのガザの情勢です。
 イスラエルは、入植者約8500人に、14日までに自発的に入植地から撤退するよう要請。16日までに撤去しない場合、17日に実施される強制排除の対象となるとしていた。17日から強制排除がはじまり、深夜までに21の入植地のうち11カ所で住民の退去が完了したという報道です。18日からは、宗教右派勢力が立てこもっている入植地の強制排除もはじまるといいます。
 「NewsでNonfixな日々」というブログで、NHK・BS1で放映されたアメリカのABCニュース「ナイトライン」のインタビューでのハナン・アシュラウィ・パレスチナ自治評議会議員の言葉が紹介されています。

 ガザ地区が完全に自由になり、パレスチナ人が主権を持ち、世界へのアクセスやヨルダン川西岸地区への連絡路が回復されたということではないのです。
 ガザ地区の入植地からの退去が一回限りのものでないとすれば、そしてガザ地区で揺り戻しが起きなければ、確かにそれは前進でしょう。
 今も分離壁の建設は続いていますし、占領行為は強化されています。ガザ地区から7,000人の入植者を立ち退かせる一方で、西岸地区に3万5,000人を送り込んでいます。
 そして、もちろんエルサレム市内とその周辺における新たな入植の問題もあります。
 みんながガザ地区に目を向け、「素晴らしい」と言っている間に、こうしたことが行われているのです。

 今回の事態は、希望の出発点になるのでしょうか。私は、古居みずえさんという写真家の『パレスチナの女性たち』という写真に感銘をうけたことがあります。彼女のとってきた、ガザの映像に、胸がつぶれるような思いにさせられたこともありました。直接、パレスチナにかかわってきた人の話を聞くたび、この問いかけをとても悲観的に、自問せざるを得ないです。
 いま「アウシュビッツ」をテレビでみていますが、見事なねじれが積み重なった、パレスチナの事態。その歴史からみれば、希望の日がさしたとは、とても言えません。その条件や可能性もなかなか見いだせないのですが、でも、ただ希望は捨てないで見守りたいものです。

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新党? 刺客? 急ピッチですね

 自民党の郵政反対派の議員の一部が、国民新党を結成。鈴木宗男が新党大地。自民党のほうは、有名人がつぎつぎ候補者の名前にあがっていますね。まあ、国民の関心を選挙に集めるという点では、悪いことではありませんし、問題は、これから、選挙にむけ、国民的な規模でどんな議論がなされていくかということなんだろうと思います。
 鈴木宗男には、例によって松山千春が応援です。彼は記者会見で、次のように言っています。
 

「国民だけがだらだらと血を流す。大衆が恩恵を受けないのは、本来の改革ではない」
 「(刺客について)どこま で国民を馬鹿にするのか。成功し、よい思いをした人間にさらに肩書をつけようとしている」

 さすがにメディアの世界の人なのでうまく言うなあなどと感心してしまいます。でもなぜ鈴木宗男なんでしょうか。松山さんのいう大衆とは、利権派だとか族議員とか土建屋という意味でしょうか?
 国民新党は、議員の公募の際の小論のテーマが「『刺客』と教育」。小泉さんのやり方も、ほんとうに強権的な政治をめざし、どうかと思いますが、こちらの方も、ほとんど意味不明です。
 ともあれ、私たちは、私たちで、政治の本質に目を向けたいものです。
 

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2005/08/17

近ごろの日本映画の話題は

 1時就寝。7時半起床。慢性的な疲れも、もうあまり感じなくなっている。いつのまにか、夏も後半にさしかかっている気配。あんま遊んでないのになあと、少し寂しくはなるが。気分が晴れぬまま、職場へ。今日は、朝から、資料を読んだり、グラビアの作業をしたり、次次号の仕込みのメールをおくったり。今年6月に発表された、内閣府の「若者の包括的な自立支援方策に関する検討会」の報告書を読んでみたが、これがなかなか面白く、学ぶべきところが多い。もちろん、個人への支援は、上層の競争につながらないのかという指摘もあるが。
 その外、資料を集めたり。
 夕方、ある映画関係者と、懇談。そこでも話題になるのが、最近の特攻などをテーマとした映画。石原慎太郎が書いたという「俺は、君のためにこそ死ににいく」などはどんな映画として仕上がるのか? 特攻が中心テーマとまでいかないにしても、「男たちの大和」などは、その宣伝文句に「彼らは、愛するもののためにたたかった」などとあるのが、気になる。監督の佐藤純弥さんなどは良識的な人だとは思うんだが。などなどをしべりあう。
 8時過ぎまで仕事をして、帰路に。帰りの電車の中は、国連の人。なかなか、スムーズに読むことができず。少し、イライラ。家で11時から、アウシュヴィッツの2回目。改めて、ナチスの犯罪を隣国が鋭く追求する番組をつくっている意味を考える。アジアで、日本がおこなったことをこのように追求することにならなかった経過というのは、日本の戦後にとっても大きな弱点をつくることになったのだろう。

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福井晴敏の発言

 朝日新聞のオピニオンの欄で、作家の福井晴敏さんのインタビューが掲載されていました。福井さんといえば「亡国のイージス」や「ローレライ」の原作者。自衛隊を登場させたスペクタクル映画の原作者ですから、どんなことを言うのだろうと読んでみると……。
 自衛隊の問題で、人間は組織の歯車の1つにはなるが、「その組織の行為が社会的には『悪』だとみなされるような場合、『自分は加担するのはイヤだ』と歯をくいしばって踏みとどまることができるか」と問題提起し、個人としてのアイデンティティーの大切さを強調する。そのうえで今の日本のあり方をめぐって、「ふつうの国」を主張する最近の「右」の台頭、憲法改正の動きにたいし、国家が感情で動いてはいけない、腰が据わっていないのに火がついたら最悪だと警戒する。
 氏の言うところはこうだ。日本はGHQのマッカーサーから、12歳の少年といわれた。「自分は、今の日本人の精神年齢は14歳ぐらいにはなっているのではないかと思う」「アイデンティティーの形成過程では14歳から18歳ぐらいまでが大切だ」「そうした意味で、中学生段階の憲法改正や『自衛軍』創設は時期尚早だと思う」として

 「親の世代の腹芸にいら立ったニーリーダーたちが物事を動かすようになってきたころから『○か×か』で物事を判断したがるようになってきた。しかし、そうした風潮に流されるのは危険だ。我々の歴史的立場からして米国的な思考から距離を置くほうが正しいだろう」「『撃たれる前に撃つ』は無間地獄への第一歩なのだから」

 主張のすべてに共感するわけではなけれど、少なくとも、いまのままでの改憲には反対という主張は大事にしたいと思う。

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マニフェスト

 昨日、民主党と公明党がマニフェストを発表した。今日の、大手新聞の社説では、このマニフェストを扱ったものがならぶ。昨日のブログにも紹介したが、まず、民主党のマニフェストをざっと読んでみた。が、これが、ものすごくわかりにくい。社説子が評価を分けるのもうなずける(が、その本質の指摘はない)。
 民主党のマニフェストのわかりにくさは、この党の政治路線のわかりにくさそのものなのだろう。もう1つ、まとまりがないわけだ。それが、いいかえれば日本の二大政党制の最大の弱点だとも言える。自民党と民主党のちがいがいつまでたってもはっきりしない。もちろん外国の2代政党制にはっきりした性格を有するものがあるのかは疑問だが。まあ、民主党は、幹部の出自が自民党の田中派であることを考えれば、この弱点は本質的なものかもしれない。自民党の内紛にマスコミの目が行ってしまうのも、この2大政党制の限界なり、問題なりのある種の反映かもしれないなあとも感じる。今日の新聞を読みながら、そんなことを考えた。(メディアの海より)

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2005/08/16

今日は職場

 1時就寝。7時半起床。おみやげのます寿司を1つだけ、食べて、職場へ。ひたすら、自民党新憲法第一次案とにらめっこ? そのほか、弁護士さんや、研究者に電話したりなどなど。会議をはさんで、2本、原稿をまず手放す。目の前にある雑誌と、その次の雑誌の同時並行の日々が数日つづくことになる、
 夜は、職場で1人で仕事。それでもそうそうに切り上げ、帰路につく。かえりの電車のなかは、真澄の人になる。

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アウシュビッツ

 NHKで、5回シリーズで「アウシュビッツ」がはじまりました。今日は、その第一回。いわばアウシュビッツの前史です。障害者などの毒殺、ソ連兵や共産主義者の虐殺。そのあいだに、ドイツでは、ユダヤ人の絶滅をめざす「最終解決」が決定されます。ことし、BBCの手でつくられたこの番組。最新の学説と技術によってつくられ、どんどん引き込まれます。正直言って、知らなかったこともたくさんあり、おどろきでした。ナチスの問題は、日本のかつての理解するうえでも欠くことのできないものです。この夏に、たくさんのことを学んでみたいと思います。

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改憲問題と民主党のマニフェスト

 選挙が近づいてくると、良識的な人からも、「あの宣伝カーの音が」だとか、「大量のビラが」などの声が聞かれます。たしかに、むずかしい問題です。そういう人の気分はわかります。
 ただ、選挙で、ほんとうに議論すべきことが議論されていくのかというと、正直、確信がもてないのも事実です。たとえば、この間の私の仕事の課題の憲法が、それです。自民党の改憲案の危険性は、先日、少し紹介しました。今日発表された民主党のマニフェストの1番目に改憲をかかげています。民主党は、この間、2回、改憲案を発表していますが、いずれも9条の改憲を掲げています。今回のマニフェストは、やや読み解きにくいのですが、ようするに国連のなのもとでの自衛隊の海外での武力行使の容認という点では変わりはないのです。こういったことが、はたして選挙の争点になっていくのかということなのです。
 私たちの手で、争点をつくりあげていくための方法とは何なのか。そんなこともみんなで考えなければならないことだと思います。

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2005/08/15

渋滞のなかを

 渋滞のなかを帰ってきました。もっと早くにつきたかったのですが、結局、1日がかりです。へとへと。家につくなり、遅れている仕事に向かっているというのが、実態です。気分転換になったのかどうかはよくわかりませんが、おいしいものを久しぶりに食べたのは事実。食べ慣れないものだったので、胃がびっくりしているような感じもします(苦笑)。
 明日からは、現実社会のなかで、格闘しなくてはいけませんね。

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2005/08/14

ボウリング

 ずいぶん久しぶりのボウリングです。二男がそこそこきざんできますから。家族でどんぐりの背くらべ。年齢を感じますが、とりあえず百四十点ぐらいは。合間を使って、コツコツ仕事。昼から映画。また、コツコツ仕事? うまいものくってます。あす、東京に戻ります。

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エピソード3

 実は、スターウォーズってすごく好きなんです。恥ずかしいけど。
 でも、とても切なくて。まあ、アナキンをもう少し深く描いてほしいとか、ありますけど。でも、最初の三部作のテーマはこんなに重かったのかと。もう一度シリーズ全部みたいです。これって単純?

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2005/08/13

富山

 とりあえず、短期間の富山である。久しぶりの富山。
 昨日は、結局、四時就寝。八時半起床。心臓直撃の睡眠不足。今日は移動の一日。車のなかで、玄田有史、小杉礼子の『子どもがニートになったら』を半分。
 六時すぎ、ついて。とりあえず、呑んでます。

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デルと偽装派遣

 デルの日本法人に強制捜査が入り、書類送検になったことが、ちょっとした話題になっています。容疑は職業安定法違反。事件は、デルの日本法人の社員にスカウトされ、本社で面接を受け、採用されたが、実際には、派遣会社の社員としての採用だったことがあとでわかったというもの。本人が告発し、すでに、人件費を削減するため、社会保険料を負担しないためということが、明らかになっている。いわゆる偽装派遣といわれる手口。若者の置かれている実態を象徴している。
 そんななかで、青年ユニオンの若者たちが元気なんだが、こういう発言をしていた。
 青年ユニオンはどういうところが、新しい運動かと質問をされ、「今の若者の労働実態は、十九世紀の無権利状態に戻ったと言われている。私たちの運動も昔に戻っただけ」と。なるほど、と思った。

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帰宅は3時

 やっと帰ってきました。11時過ぎの時点で、復旧は1時が目標という放送が入ったのですが、きっと3時だろうなあと思っていたら、予想通り、帰宅は3時でした。ほとほと疲れました。ここからはもう愚痴です。
 ただでさえ、睡眠不足で、あぶない日々を送っているというのに! 今夜もあまり寝れそうにはありません。まあ、明日は、1日かけての富山への移動で、つれ合いの実家に行くつもりなんですけど。でも、山のように期日の決まった仕事をしっかりかかえて、重い気分での移動です。月曜には戻ってこなければならないし。
 少しは気分は変わるでしょうか? そんなわけで、明日からは(も)、携帯での投稿です。今日、いただいたTBのお返事は、月曜日ということで。では。

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2005/08/12

再び停電

 まだ、とまっています。時間がかかるようです。何時になるのやら、トホホです。

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この社会の歪みについて

4877585001 電車はまだ、とまっています。暑い。
 さて、今日は野田正彰さんの『この社会の歪みについて』という本を衝動買いして、停電になるまで読んでいた。野田さんは、まあ、いろいろいわくもあるんですが、私は、戦争のこと、教育における管理のこと、たくさんのことをこれまで学んできた。この本は、氏の日本社会論である。日本の新自由主義が、ただアメリカにつき従うことで利益を確保しよういう特殊なものであることの指摘など、うならせる。現代の奴隷労働の指摘など。一方で、若者や子どもへの厳しい指摘もある。ある側面を言い当てているのだと思います。
 若ものとの対話をとおして、若ものといっしょに、つながりと文化をつくりあげていく。そこにこそ、この社会の未来をひらく道があるのだろうなと思います。

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停電

 乗った電車が、停電にあって、もう一時間ぐらいとまっています。停電だから、冷房がとまって、暑い! 暗いから本もよめない。最悪ですね。さすが一時間もたつと、イライラしてくるし。トイレも行きたくなるし。本当に、まいっちゃうなあ。

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2005/08/11

ポケモンラリーとNくんのこと

 思い出話をもう1つ。
 この夏、東京でJRの電車に乗っていると、親子づれが、リーフレットを片手にたくさん電車にのっている。ポケモンラリーという催しだ。その姿をみると思い出すことがある。やっぱり8年前の夏。悲しい知らせを受けたことがあった。夏休みのある日、二男の保育園時代の友だちのNくんが、ポケモンラリーに参加中に、急に、頭痛を訴え、その日のうちに亡くなるということがあった。
 その後、Nくんのお宅には、節目の年に、保育園時代の仲間が集まっている、最近、集まったのは七回忌だったろうか。お母さんからは、毎年、心のこもった絵手紙の年賀状が二男あてにとどく。
 親は親で、いろんな思いを積み重ねながら子育てをしている。そのことは、それはそれで大事にしたいと思っている。

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戦争体験は無力なのか

00023653 いま、電車のなかでは、石川真澄さんの、『戦争体験は無力なのか』という本を読んでいる。いま一章を読み終えたところ。昨年、亡くなった石川さんには、生前、何度かお会いしたり、電話でお話を聞いたことがある。いちばんじっくりお話をお聞きしたのは、今から8年前、氏が朝日新聞を退職し、新潟の大学で教鞭をとられていたころ、新潟までいってお話をうかがった。ちょうど、その日が二男の小学校の入学式の日で、二男には申し訳なく思いながら、新潟に向かった記憶があり、よく覚えている。
 いまから8年前といえば97年、政治改革が破綻し、橋本内閣のもとで、「改革」なるものがすすみはじまた時期だったろうか。政治の現状にたいする危機感を全面的に表明する方で、朝日のOBというのは悲観的な見方をする人が多いのかなあなんて感想を、生意気にももったのだが。
 一章のタイトルは「昔の影がのびてくる」というもの。読んでいて、いまにして思えば、石川さんの危機感の表明は、残念ながらそのとおりに政治が動いているとしか言いようのない事態になっていることには、息がつまる。そのもとで、戦争の体験というものが、継承されているのかという問題の提起は、ハッとした。
 先日、被爆体験を聞く会に参加した。僕らは、どれだけ、かつての戦争のことを直接、聞いてきたのか。文献ではなく、生きた経験として継承してきたのかということは考えさせられた。加害の、被害の痛みをどれだけ、理解しているのだろうか。そして、どれだけ、それを若ものや子どもたちにつなぐことができているのか。
 いまどきの若もの、いまどきの子どもという前に、考えなければならないことがある。思索というのは、知識や経験の継承があってこそ生まれる。いまの政治のなかで、考えなければいけないと思う。
 さて、総選挙に向かう政治の混迷。石川さんが、生きておられたら、どんなことを考えただろうか。二章は「いまの政治は腐っている」。その答えは、読み進めたうえで後日。

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2005/08/10

久々のつれ合い?

 1時10分就寝。7時30分起床。子どもはダラダラしているなあ。朝食をつくって、洗濯をして、職場に向かう。メールの返事がなかなかこない。今日は、仕事は憲法とのつきあいである。ひたすらキーボードとたたかう。途中、教育問題の簡単な取材。うーん、だるくて、眠い時間がつづく。そうそう、はじめて、ジンギスカン・キャラメルを食べる。はっきり言う。「まずい!」
 なんやかんやと8時までは仕事。帰宅は10時。久しぶりにつれ合いが帰宅している。が、ソファーで、気持ちよく寝ている。組合の研究集会のあと、まえの職場の子どもたちとのキャンプのボランティアの3日間なのだと思う。疲れているだろうけど、会話は成立しない(笑い)。まだ、夏の計画がない。
 10時には二男も寝ていた。どういう生活なんだろう(苦笑)。結局、1人である。
 

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私たちの側から争点を

 今日も、テレビは、選挙一色というより、自民党一色である。各紙で世論調査が出たが、おしなべて、小泉支持強まるというもの。しかし、よく読んでみると、小泉さんに風が吹いているという感じではなく、とりあえず、保守層の危機感が、自民党の結集に動いているという感じ? 問題は、これに対し、自民党の側が、大義をたてられるのかということだろう。小泉首相は、郵政民営化の旗を掲げようとする。大手メディアはこれに追随している。が、これは国民にはぜったいに伝わらないもの。
 北海道新聞の高田昌幸さんがブログで次のように書いている。
 

小泉首相の掲げた旗は「郵政」だ。しかし、当人がどの程度意識しているかは別にして、結局のところ、首相は、経済においては、「徹底した規制緩和路線を歩んで米国型社会を目指すか、それとも政府にによる富の再分配機能を重視していくのか」を問い、外交・軍事面では「米国との一体化をますます強めるのか、それともアジア重視の姿勢を強めるのか」を問うているように感じる。

 そのとおりだと思う。いずれ、この争点は、有権者にも見えてくると思う。では、すでに及び腰になっている造反組はどういう旗を掲げるのか。民主党はどうか。いずれも、有効な答えがあるようには思えない。
 私たちの側から、争点を突きつけていきたいものだと思う。

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増税は必要か

 大樹さんから、「増税は悪だとは思いません。…」というコメントをいただきました。おそらく、かなり考え方の違う方だとは思いますが、せっかくですから、この機に、増税についての考え方を整理して、エントリーしておきたいと思います。
 たしかに、一般論として、「増税は悪」というのは正しくはないと思います。「増税した方が将来の国民の負担が減るから、必要な増税はした方がいい」というのも、増税すれば、ほんとうに将来の国民の負担が減るのなら、十分、検討しなければならない問題だと思います。たしかに、現在、国と地方の借金は、すでに1000兆円を超えたと言われています。
 問題は、いまのような増税のあり方は、借金の問題を解決しないという点です。
 1――財政のむだ遣いは解決されたのか?です。公共事業のムダも、若干は削減されたとはいえ、根本にメスが入っていないの道路を見れば一目瞭然です。
 2――この間、景気対策の名ですすめられた、大企業への減税やお金持ちの減税がそのまま、温存されていることです。小泉内閣になってからも大企業への減税は4兆円にも登ります。企業が、国際競争力を持つために必要という主張がありますが、考えても見たら、日本の企業は、この間、相変わらず、世界でもまれな貿易による黒字を記録しつづけているのです。
 3――そして、増税の対象が、庶民にのみ集中しているということです。政府税調がしめした「個人所得税に関する論点整理」にもられた給与所得控除の縮小や、配偶者控除の廃止などの内容もそうですし、消費税増税も同様です。
 日本経済の現局面の、景気を支えているのは、明らかに中国やアメリカなどへの輸出です。つまり、リストラや社会保障の切り捨てなどで国民にツケをまわしながら、輸出によって勝ち組とよばれる企業だけが、儲けをのばしてきた。その、経済の構造をいっそうすすめようというのが、現在の増税路線なのです。この経済のあり方は、到底、持続可能な仕組みだとは思えません。国民生活を安定させる、経済の王道に帰ってこそ未来があるのではないでしょうか。そうしてこそ、長期的な税収の増加や、将来的な財政問題の解決も切り開けるのではないでしょうか。

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琢磨と憲法9条

 『法と民主主義』という民主法律家協会という団体の出す雑誌に、F1ドライバーの佐藤琢磨さんと、その父君の佐藤和利さんの対談が掲載されていました。佐藤和利さんは、しっかりした考えをお持ちの弁護士さん。この対談のなかで、琢磨さんは、F1の中心地であるヨーロッパの不戦の同盟に努力にもふれながら、「平和憲法は誇り」「軍隊をもつようになっているのは残念」など、9条への熱い思いを語っています。大きな力に屈せず、プロドライバーとしてたたかい彼が、しっかりした社会観に支えられてがんばっているだと、とてもうれしくなる内容の対談でした。必見です。

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2005/08/09

わが家の進路指導の行方??

 昨日は、1時20分まで本を読んでいて、それから就寝。起床は、7時40分。考えてみたら、毎年、この時期は8時間近く睡眠をとっているような気がするが、今年は、よくもっている。ちょっと危ないなあ。朝、ご飯、その他、家事、いろいろもたついて、少し、遅刻。午前中は、会議。昼にざるそばを食べて、それから、教科研大会へ。
 そう言えば、昨日の朝早く出かけた、つれ合いから、昨日、今日と、まったく連絡がない。何を考えているんだろうか? 教科研大会を7時前に終え、途中、夕食の買い物をして、帰宅は8時40分。それから、夕食。ハンバーグに、サーモンと野菜のクリームのせ。
 二男は、今日も、一日、ダラダラと、ゲームに漫画の一日なんだろうか? たまらず、お小言を言ってしまう。目標を見いだせないし、もう一つ、主体的にやる気になれないような感じ。でも、お小言は言われたくないだろうなあ、とは思うけど、でもつい、言わずにはいられない。ニートや進路指導の取材もいいのだけど、わが家の、進路指導の行方は見えないのだが。
 そうこうしていたらつれ合いから、圏外になりやすいとのメール(笑い)。

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教科研全国大会

 昼過ぎから、大東文化大で行われている教科研の全国大会に行ってみる。大分科会で、青年の自立をテーマにしたところをのぞこうと思って。会場で、ニートなど青年の就労支援にとりくんでいるNPOの人にあって、少し、話し込む。そこに、大手新聞社の記者さんもやってきて、政府の支援策の動向や、そのもとで、支援活動にとりくんでいるNPOの状況などいろいろ聞くことができ勉強になり、収穫も大。
 分科会では、メインはここでも、青年ユニオン。ここんところ彼女の話を聞くことが多い。ただ、他の参加者も発言していたが、ほんとうに引き込まれる発言をする。少しでも実態が知られることは重要だ。私のもっとも尊敬するH先生が、教育基本法ではなく、この分科会に参加していたのも注目!
 討論では、流動化という青年の雇用の実態のひろがりのなかで、進路指導のあり方は、そして求められる学力はという感じで進んでいく。大人の生き方の問題、社会のあり方もかかわって、なかなか興味深い話の展開に。時間切れでしたが。中学の現場で苦闘しながら、模索している先生の報告も、久しぶりに聞けて、よかったです。

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選挙の意味を考えたい

 驚くべき事態だ。解散から、この方、テレビ番組を自民党がほぼ独占している……。せいぜい、少し、民主党がでる程度。いわば、自民党による、電波ジャックだ。テレビはほんとうに、今度の選挙を、小泉対造反の選挙にするつもりだろうか。自民党が朝日に対して強烈な圧力をかけたことは、記憶に新しいけど、マスコミはおしなべて自民党にびびっているのではと勘ぐりたくなる。
 もっと、おどろくのは、新聞である。全国紙の社説をみてみると、【朝日】郵政否決、総選挙 この解散をどう生かす【読売】[郵政解散]「懸案処理政権を樹立できるか」【毎日】解散・総選挙 政治のねじれ解消の好機だ【日経】郵政解散、国民の声聞いて政治は出直せ【産経】郵政解散 「国のあり方」問いたい 構造改革の貫徹が不可欠、というもの。読んでみると、どこにも、小泉政治に対して、まともな批判がないのだ。構造改革が、今度の政局でもたついているというものばかり。でも、なんでもたついたのか。それは、構造改革が、結局、庶民の生活を切り捨て、庶民に負担をおしつけることが少しずつではあるけれど、国民に見え始めてきたからではないのか? 介護保険では、利用者の負担増がはじまった。政府税調は大増税を予定している……。
 もう一度、選挙の意味を考えたい。

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2005/08/08

対話の回路

025744450000 ここ数日、電車のなかで楽しく読んでいたのが、この『対話の回路』。小熊英二の対談集。彼が鶴見俊輔にインタビュー?した『戦争が遺したもの』でも、感じたけど、よく準備され、対談相手の本を十分に読みこなしたうえでの対談だけに、ものすごく読み応えがある。問題意識は、民族や、ナショナリズムであったりするわけだけど、規制の解釈にとらわれず、それでいて、小生意気なぐらいずけずけどつっこんでくる。出色は、網野善彦との対談。村上龍との対談は、村上像がこれだけ描かれているのはめずらしい。逆に、島田雅彦との対談は、小熊氏の洞察の深さにうならされる。戦後民俗学そのものを問う、谷川健一や赤坂憲雄との対談は、私のように、ほとんどこの分野に興味をもたなかった人間にも知的刺激を与えてくれる。十分堪能できる1冊である。

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自民改憲案を見る

 つれ合いは今日から、日光です。またまた二男と2人です。今日の夕食は、海鮮うま煮などをつくって行きましたが。今日は、もともと、自民党の新憲法案をどう読むかについての、取材予定。しかし、解散・総選挙で、その自民党がどうなるのか。2時の予定を、夜に仕切直しして、知恵も出し合う。為政者にとっては、戦略的課題ではあるが、この局面で、改憲はどうあつかわれていくのか?
 それは、そうと、自民党の新憲法案は、読んでみると、いろいろ面白い。自民党自身がつくった、日本国憲法との対照表を見ると、いったい何にねらいがあるのかがきわめて明確なのだ。9条、そして96条。それだけではない、たとえば、国民の権利、政教分離の緩和。議決用件の緩和。大きな問題に政党規定、大臣の国会への出席の緩和、軍事裁判所、財政の健全性の確保。そして地方自治の規定。
 1月の日本経団連の改憲案や、民主党のそれと比較すると面白い。

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ついに解散です

 郵政法案が、参院で大差で否決され、小泉首相は、なりふり構わず、解散総選挙に打って出ました。
 少し前には、まったく予想をしていなかった出来事です。正直、衆院で僅差可決の際には、参院は継続審議かなと予測していたのです。途中で、考えをかえたのですが、思うのは、小泉首相は、私たちが想像する以上に、現在の自民党政治についての危機意識は強かったと言うことだと思います。このままでは、どうにもならないという意識は強いものがあるのでしょう。
 でも、問題は、この危機意識のなかみなのです。弱者にしわ寄せを強めることで危機を乗り越える危機意識では困るのです。靖国に参拝することで、外交的な強さを見せようと言う危機意識では困るのです。イラク・サマワで、反自衛隊の世論が強まっているもとでも、アメリカに追随しようという危機意識では困るのです。何が、日本政治の危機を打開するのか、そんなことを考える選挙にしたいものです。

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2005/08/07

ジンギスカンキャラメル

NEC_0027 いま、話題といえば、ジンギスカン・キャラメル。いまいちばん売れているそうですね。マズイ!という宣伝文句。 「嫌なことはたいてい忘れることができる」などいろいろ言われていますね。職場で、北海道みやげに買ってきた人がいるのですが、なぜか、減りません。つれ合いに、試しにもってかえろうかなあなんて思っていたのですが、もし、黙って食わせたら、しばらく、口を利いてもらえないかもしれないとやめにしたのですが、今日、つれ合いが、高知から帰ってきたおみやげに、なぜかジンギスカン・キャラメルが。北海道から来た人からもらったそうですが。二男は普通といってたべていましたが……。

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どこが読めなかったのか

 12時半就寝。8時起床。午前中、あれこれの雑務。それから取材、職場という一日。朝、ブックオフで小学館の網野の『蒙古来襲』と永原『戦国の動乱』を見つける。それぞれ105円。名著と呼ばれるこの2冊。
 職場で、解散総選挙に向かう、政局の動きなどに関しての資料の整理。この展開は、十分、予測できませんでした。自民党のゆきづまりについてあれやこれや思いめぐらしながら、何冊の本をパラパラ。いろいろ仕事して、帰宅は8時半。
 そうそう、今日は、昼は焼きそば、夕食はブリの塩焼きと大根の煮物。指のけがで、家事も大変です。

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2005/08/06

笑の大学

 やはり、のんびり過ごすのは、DVDでしょう。ご存じ、三谷幸喜さんの「笑の大学」を見ました。

 舞台は昭和15年。日本は戦争への道を歩み始めていた。国民の娯楽である演劇は規制され、台本も上演前に検閲を受けていた。そんな時代に、警視庁の取調室で出会った2人の男。1人は笑ったことがない男、情け容赦ない検閲官・向坂睦男(さきさかむつお)(役所広司)。1人は笑いに命をかける男、劇団・笑の大学・座付作家・椿一(つばきはじめ)(稲垣吾郎)
 向坂は、このご時世に喜劇など上演する意味がないと考えている。“笑の大学“を上演中止に持ち込むため、椿の台本に対して「笑」を排除するような無理難題を課していく。一方椿は、上演許可を貰うため、向坂の要求を飲みながらも「笑い」を増やす抜け道を必死に考えていく。
 しかし、執拗な向坂の要求は、皮肉にも台本をどんどん面白くする方向に向かってしまっていた。いつしか2人は夢中で喜劇台本を創り始める。やがて、2人が創り上げる傑作喜劇とは。完成の瞬間、2人に訪れる宿命とは。

 ぜったいにありえないような設定。そのまったくリアリティのなさのなかで、おかしく、しかも、こんなことがあったらいいのに、と思わせながら、ラストはシビアに問題をみつめていく。十分、面白かったし、よかった作品です。
 笑いって大切ですね。泣いたり、笑ったり、豊かに感情を表現できる、そんあ人間であってこそ自由の意味を伝えることができるのかもしれません。そんな反省もさせられました。

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被爆体験を聞く会

 60年目の8・6。二男といっしょに「被爆体験を聞く会」に行ってきました。地元に住む、被爆者の方に、その大変を語っていただくとりくむですが、私ははじめて参加しました。広島で14歳で被爆された方と、長崎で8歳で被爆された方のお話でした。一瞬にして、姿を変えた広島の惨劇。戦後の苦しみ。長崎で、父親の屍を焼いた話。あらためて、耐え難い苦しみをあたえる核兵器という兵器の意味を考えさせられました。
 二男は、話を聞くのははじめてだったと思います。あえて、どんな感想をもったかは聞いてはいませんが、わりあい真剣に話は聞いていたようです。どんなことを感じてくれたでしょうか。
 さて、秋葉市長の広島平和宣言は、今年も、重要なものでしたね。

 …その主旋律は、「こんな思いを、他(ほか)の誰(だれ)にもさせてはならない」という被爆者の声であり、宗教や法律が揃(そろ)って説く「汝(なんじ)殺すなかれ」です。未来世代への責務として、私たちはこの真理を、なかんずく「子どもを殺すなかれ」を、国家や宗教を超える人類最優先の公理として確立する必要があります。9年前の国際司法裁判所の勧告的意見はそのための大切な一歩です。また主権国家の意思として、この真理を永久に採用した日本国憲法は、21世紀の世界を導く道標(みちしるべ)です。
 …核保有国並びに核保有願望国が、世界の大多数の市民や国の声を無視し、人類を滅亡に導く危機に陥れているという事実です。
 これらの国々は「力は正義」を前提に、核兵器の保有を入会証とする「核クラブ」を結成し、マスコミを通して「核兵器が貴方(あなた)を守る」という偽りの呪(まじな)いを繰り返してきました。その結果、反論する手段を持たない多くの世界市民は「自分には何もできない」と信じさせられています。また、国連では、自らの我儘(わがまま)を通せる拒否権に恃(たの)んで、世界の大多数の声を封じ込めています。…
 まず私たちは、国連に多数意見を届けるため、10月に開かれる国連総会の第一委員会が、核兵器のない世界の実現と維持とを検討する特別委員会を設置するよう提案します。それは、ジュネーブでの軍縮会議、ニューヨークにおける核不拡散条約再検討会議のどちらも不毛に終わった理由が、どの国も拒否権を行使できる「全員一致方式」だったからです。
 さらに国連総会がこの特別委員会の勧告に従い、2020年までに核兵器の廃絶を実現するための具体的ステップを2010年までに策定するよう、期待します。
 …「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」(以上、抜粋)

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ついてないなあ!

 1時40分就寝。今日は休みをとっていたので、とにかく寝ようと! 思っていたのだけど、早い時間から目が覚めて、なかなか思うようにならない。それでも、7時頃からは、クーラーをつけることで、なんとか、眠る。9時40分ごろまでは。午前中は、とにかくボーとおしたり、買い物にいったり。昼から二男と少し、お出かけ。あとは、のんびり。夕食は、エビチリ、かに玉ならぬシーチキン玉。エビチリは味付けはまあまあ、だったけど、エビが少し固い。シーチキン玉は辛すぎた。夜、後かたづけの途中にコップが割れて、指を切って、わりかし大量に出血。ついてない。しかも、なかなか血がとまらない。誰も家にいなかったので、近所の友だちの看護師さんに止血をしてむらう。もつべきは友だち。けがの場所は、右人差し指。キーボードを打つのも大変です。

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死んだ女の子

 news23での元ちとせの「死んだ女の子」はとってもよかったですよ。番組そのものの真面目につくられていますし。ただ、印象としてちがったのは、この曲は、かつては、原爆で死んだ女の子が署名を集めるという内容で歌われていたものですよね。それが、平和な社会を求めるというように変わっています。
 これは、映画の「父と暮せば」を見たときも感じたのですが、原作のほうでは、原爆直後の占領下で、原爆被害を外に訴えることができない時代がよくでていますが、映画の方はそれはあまりありません。この曲の署名というのも、原爆の実相を伝えることが占領によって禁止されていた、その時代から脱したときの運動や気分が反映していたようにも思います。
 もちろん、テーマに大きな変化があるわけではないし、訴える力は十分です。むしろ、そのほうがわかりやすいのかもしれません。ただ、そんな時代の移り変わりなどもちょっと感じたりしました。

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2005/08/05

ニート、フリーター……

 全進研シンポで二時間。パネラーは、青年ユニオン、育て上げネット、ワーカーズ・コーポ…それぞれの発言からは実態の大変さはあらためで、おどろくほど伝わってくる。そのなかで、自立と誇りある人生への格闘。若ものが自分の足で自分の人生をおくるために、何が必要なのか。重いテーマだなあ。そもそも、雇用の流動化、フリーター現象、驚くほど劣悪な若ものの職場の実態がある。その一方で、立ちすくむ? ニートの群れ。そこにまた、かぶってくる引きこもりなどの実態。最近、やっと光があてられはじめたとは言え、社会的無理解というか、大人の無理解が実際には広範に存在する。一口に支援といっても、若ものを追い込むことにならないか。一筋縄ではいかない、この問題にどう向き合うか! シンポに答えがまったく見えなかったように、なかなか大変な課題であるのだが。

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いよいよ解散か!

 つれ合い殿は、今日から高知。長男は、夏休みといっても帰ってこないので、二男と二人です。寂しい! 1時半に寝て、つれ合いの出発が早かったので、あまりしっかり寝れない。朝のうちに、二男の昼食、スパゲティーと、夕食、魚のフライとサラダをつくって、出勤。今日は、直接、成蹊大での全進研の若ものの職場の実態のシンポに。午後、職場に戻る。政治の世界はどうやらもう解散一色なようだ! なんだかワクワクする? 俄然、思考のギアが政治ネタモードに入っていくのが自分でもわかる。いろいろ考えはじめようではないか(笑い)。テレビで国会中継を見ながら、あれやこれや。帰りに、紀伊國屋で、いろいろ本を眺める。政治ネタモードにはいりつつ、国連、ニートは着実に、勉強しないと。でも帰りの電車は、小熊本、網野善彦との対談、これがまた面白い!

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祝 1万カウント!!!

 すごい! 超うれしい! 1万なんてブログ開設をしてときには、全然想像もしてなかったんですから。しかも、いろいろ新しい出会いもありますしねえ。6月6日の時点で、5000カウントです。それからちょうど60日。1日83カウント。5000までが1日47カウントですから、着実に広がっています。もっと、しっかり、魅力ある、説得力の十分ある、ブログとなるよう努力したいと思います。応援よろしく!

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2005/08/04

ブログの可能性はあるのか?

 「のんだくれてすまん。」さんから、自民党の改憲案についてTBをもらいました。のんだくれさんは、自民党の改憲案に賛成のようです。私は、以前、のんだくれさんのブログをのぞいたことがあるのですが、6者協議では、被爆国として、非核化の問題で発言すべきなど、しっかりした意見をのべられていたのが印象的でした。
 こんどの、のんだくれさんのエントリーには、批判のコメントがたくさんよせられているようです。
 私は、ここで、ブログの可能性の問題と、改憲の阻止のためになすべきことを考え込んでしまいます。つまり、のんだくれさんは、自衛のための軍隊は必要、――「俺も戦争は大反対だけど、侵略を受けてもなにもできず、呆然と立ちすくむしかない国の国民でいるのはもっと嫌です。だいたい、今の日本で「他国の領土を軍事力でもぎ取るべき」とか「国際問題は軍事力で解決すべき」なんて思っている人間が政権を取れると思いますか?」という意見の持ち主です。こういう人にこそ、自民の改憲案に反対してもらえないと、改憲を阻止することはできないからです。
 自民党案の1の3には「日本国民は、第一項の理念に基づき、国際社会の平和及び安全の確保のために国際的に協調して行われる活動に主体的かつ積極的に寄与するよう努めるものとする」とあります。これは誰が判断するのか。ときの政府が判断できるのですから、イラク戦争のような戦争にも参加できることになります。そして、2で「侵略から我が国を防衛し、国家の平和及び独立並びに国民の安全を確保するため、自衛軍を保持する。
2 自衛軍は、自衛のために必要な限度での活動のほか、法律の定めるところにより、国際社会の平和及び安全の確保のために国際的に協調して行われる活動並びに我が国の基本的な公共の秩序の維持のための活動を行うことができる」とあるわけですから、現在の自衛隊のように「戦闘地域には行かない」だとか、「戦闘行動には参加しない」という制限はなくなります。つまり、いまのイラク戦争を例にとれば、ファルージャで先頭きって、武力行使に参加できるということを意味するのです。
 だからこそ、自衛のための軍隊が必要と考えている人にも、今度の案についてはよく考えてほしいというのが願いです。こうした議論をブログで積み上げることは、はたして可能なのでしょうか?

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解散はあるのかなあ

 郵政法案の採決日程が決まったわけです。いよいよ解散でしょうか。
 もともと、根深い、保守政治のゆきづまりのなかで幕明けたともいえる21世紀。小泉流のやりかたで、政治のひとときの安定があったのかもしれないですけど、ゆきずまりは回避されたわけでなく、ふたたびにっちもさっちもいかなくなっているというのが、実感です。ならば、新党や政界再編もふくめ、ふたたび大きな政治の変化は不可避なのかもしれません。
 だからこそ、政治の根本から問い直すことからはじめたいですね。本当にアメリカの戦争に参加する改憲をすすめようという政治でいいのか? ほんとうに国民の生活を無視し、大増税で国民にだけ負担を迫る政治でいいのか? かつての戦争を美化・肯定する歴史観によってアジアでの孤立を深める政治でいいのか? 2大政党による、政権交代という視点だけでなく、こうした根本から政治を見つめ直したいと思います。
 でも、解散になったら仕事は、一気に、忙しくなるのかなあ。あわただしく企画を変更して……。つらい?

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暑ーい!!!

 今日は、本当に、暑かったですねえ。クーラーのある部屋に入ると、外に出たくなくなります。半分、頭も沸騰して、ぼーっとした一日だったような??? いっぱい仕事はしたような???
 

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2005/08/03

アフリカ「ゼロ」年とホワイトバンド

NEC_0026 ☆のまほうさんや洋さんのブログで紹介されている。ホワイトバンド。実は、私ももっています。「***」のマークを見ながら、3秒間に1人アフリカでは子どもが死んでいるとつぶやいたりしてしまいます。
 いま、NHKでアフリカ「ゼロ」年という番組を日曜日にしています。以前、少年兵の番組の感想はブログで紹介しました。先週は、エイズがテーマでした。爆発的にすすんだ南アフリカでのエイズ、当初は、薬が高価で手に入らなかった。それが、コピー薬を使うことが認められた後も、南アフリカ政府が、その薬を使うことをしなかった。その背景に、経済のグローバル化のなかで、アフリカ経済が生き残るため、先進国の知的所有権にかんするルールを尊重するという政府の政策的な選択があったことが告発されていました。「ゼロ」年は、まだスタートにたっていないということを意味しています。
 さて、ホワイトバンドの活動の主旨も、十分に説得的です。

1)援助の方法をちゃんと貧しい国の貧しい人達が、自分達の力で食べていけるような長い目で見た支援の方法に変えていきたいのです。
2).悪循環に完全にはまってしまっている国の借金を帳消しにしたいのです。それは、借金をさせた先進国側にも責任があると考えるからです。
3)今の貿易の仕組みを変えたいのです。富める国にはどんどんお金が集まる。貧しい国からはどんどんお金が出て行ってしまう。このような仕組みの現在の貿易の仕組みを根本から変えていきたいのです。

 つけるのはちょっと恥ずかしいですけど、たまに電車のなかで着けている人を見るとえらいなあなんて思ってしまいます。

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朝顔と夏ばて

NEC_0025 わが家のベランダの朝顔も、やっと花をさかせはじめています。ベランダのガーデニングは、最近は私の担当? いまは、朝顔、ミニ・ひまわりなどですが、いつも花を咲かすとろまで行きません。今回の、朝顔は元気に育って、いくつもの花をつけてくれそうな感じです。水まきも欠かさずに、と。
 さて、花より最悪なのは、私のほう。完全に夏ばてモードです。もともと、夏はまったく苦手で、暑がり、汗かきなので、夜は恐怖です。朝、もうぐったりです。
 昨夜は1時20分就寝、7時20分起床。ぐったりしながら出勤。自分の原稿を書き書きしながら、昼からは取材で、全進研集会へ。お目当ては中西新太郎さんの講演です。なかなか勉強になり面白かったです。感想は、後日。職場に戻って、原稿をさらに書き書き。帰りの電車のなかは、小熊の世界です。

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2005/08/02

Little Birds-イラク 戦火の家族たち

 綿井健陽さんのドキュメント映画「Little Birds-イラク 戦火の家族たち」をみてきました。あわせて、綿井さんの報告と、高遠菜穂子さん、広河隆一さんとのトークもありました。
 この映画は、ことしのJCJ賞の受賞作。3人の子どもを失ったサクバンさんなどバグダッド現地の住民の視線からのイラク戦争の報道は、迫力もあり、辛くもあり、この戦争が現地の人にとってなんだったのか、私たちにとってなんだったのかを強く問いかけるものになっています。
 ちょうど、今日、綿井さんがイラクから帰国したばかりということで(HPのブログにいろいろ載っています)、その報告にも関心があったのですが、治安が悪化するイラク(取材にいけたのはサマワだけで、サマワもかなり危険だが、バグダッドなどはほぼ困難だそうだ)の生の様子もよくわかりました。なにしろ、日本のマスコミもほとんどが2次情報、それでいて、あれこれイラク再建の段階が報道されているので、生の話はほんとうに参考になりました。
 3人のトークも、ジャーナリズムのあり方を問いかけ、そして、イラクの現状と日本のかかわりについて考えさせられました。背筋がピンとなります。

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Nuclear Blue 核に蝕まれる地球

 お昼に、森住さんの写真展に行って来ました。「Nuclear Blue 核に蝕まれる地球」と題された写真展で、アメリカのネバダやマーシャル、セミパラチンスク、チェルノブイリ、チェリャビンスク、コソボ、イラクなどなど、戦後の核被害に関して、彼が11年間、取材しつづけてきたものを網羅した内容です。私たちは、ヒロシマ・ナガサキの被害を継承するとともに、こうした世界の核被害との連帯をすすめ、核のない世界をめざしたいものと、あらためて強く思いました。こういう仕事には頭が下がります。

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自民党の新憲法第一次案なるもの

 自民党の新憲法第一次案なるものが1日発表されました。各紙で論評がされていますが、どうも中身まで踏み込んで、批判する姿勢が弱いのが気になります。しかし、今回の改憲案は、民主党との協議を前提に、もっとも改憲で重視をすべきものの考え方を強く意識した、とても危険なものだと思います。ときに9条改憲には、そのねらいが、はっきりと出ています。

第九条 日本国民は、諸国民の公正と信義に対する信頼に基づき恒久の国際平和を実現するという平和主義の理念を崇高なものと認め、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求する平和国家としての実績に係る国際的な信頼にこたえるため、この理念を将来にわたり堅持する。
2 前項の理念を踏まえ、国際紛争を解決する手段としては、戦争その他の武力の行使又は武力による威嚇を永久に行わないこととする。
3 日本国民は、第一項の理念に基づき、国際社会の平和及び安全の確保のために国際的に協調して行われる活動に主体的かつ積極的に寄与するよう努めるものとする。
 (自衛軍)
第九条の二 侵略から我が国を防衛し、国家の平和及び独立並びに国民の安全を確保するため、自衛軍を保持する。
2 自衛軍は、自衛のために必要な限度での活動のほか、法律の定めるところにより、国際社会の平和及び安全の確保のために国際的に協調して行われる活動並びに我が国の基本的な公共の秩序の維持のための活動を行うことができる。
3 自衛軍による活動は、我が国の法令並びに国際法規及び国際慣例を遵守して行わなければならない。
4 自衛軍の組織及び運営に関する事項は、法律で定める。
 (自衛軍の統制)
第九条の三 自衛軍は、内閣総理大臣の指揮監督に服する。
2 前条第二項に定める自衛軍の活動については、事前に、時宜によっては事後に、法律の定めるところにより、国会の承認を受けなければならない。
3 前二項に定めるもののほか、自衛軍の統制に関し必要な事項は、法律で定める。

 9条を1から3にわけ、これまで1項で明記されていた、戦争の放棄を、「国際社会の平和及び安全の確保のために国際的に協調して行われる活動」の名で空文化します。2項の、戦力の不保持と国家の交戦権の否定は完全にすてさられ、軍の保持が明記され、それがたんに自衛のためだけでなく、国際的に積極的に活動する宣言がなされます。くせ者の第3項は、自衛軍にたいする文民統制を宣言するようにも読めますが、実際に自衛隊で現在すすんでいる、戦後の文民統制のあり方を変容させる動きを考えると(参事官制度の廃止や統合運用による統幕議長の権限の拡大)、むしろ軍幹部の権限を拡大する方向にぶれるように思えます。
 総じて、アメリカの戦争に無制限に協力する、戦争国家づくりへの道へ大きく踏み出すものになっているのです。

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2005/08/01

疲れで体調不良ですけど

 12時半には寝たけど、起床は、8時半。今朝は、通院である。まあ、成人病ですけどね。身体も気持ちも若くありたいですけど、なかなかそうもいきません。ガタきているなあ。
 さすがに、この間の疲れで、ちょっと体調はよくありません。疲れが胃にきて、このままいくと、まったくの夏バテに突入しかねません。ここいらでなんとかしなければいけません。そんなわけで、ちょっとコメントに感情的な反論をしてしまいましたが、素直に反省します。
 ということで、今日は、静かに、すごしましたけど。
 電車のなかで、小熊さんの対談集。彼は読書家だから、彼の対談はなかなかおもしろいです。この前の鶴見俊輔さんとの鼎談も読みごたえはありましたが、この対談集、村上龍さんとの対談もなかなか、つっこんでます。けっこう、私の村上龍理解は、深まりました。物事をきめつけないで、いろいろ探ろうとする彼の姿勢は、あらかじめあるものさしで、物事を解釈しようとする、自分の姿勢を、十分に反省させてくれます。ただ、だからどうなのかと言われれば、もしかしたらそれだけの本かもしれませんが。本格的な感想は後日。もちろん、気分転換して、美奈子さんの世界にもいってますけど。

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元ちとせの「死んだ女の子」

 奄美の島唄と言えば元ちとせ? 私は彼女の唄が大好きで、何枚かのCDももっています。結婚して、出産して、しばらく、姿を見せなかった彼女ですが、今月5日のTBS系「NEWS23」に出演するそうです。

 彼女のホームページによると、元ちとせが歌唱するのは「死んだ女の子」。「死んだ女の子」は、トルコの社会派詩人=ナジム・ヒクメットの詩を、ロシア文学者=中本信幸氏が日本語に訳し、その訳詩を読んだ日本を代表する作曲家=外山雄三氏が作曲した名曲。原爆の悲惨と戦争に反対する切なる気持ちを、原爆の火に焼かれてしまった女の子に成り代わって歌った重いテーマの作品。坂本龍一氏がアレンジ・プロデュース。NYでのレコーディングを経て、TBS系NEWS23内において広島原爆ドーム前でのパフォーマンスへも参加することとなったそうです。

 私の知っている「死んだ女の子」は、木下航二の曲のもの。原爆許すまじの作者です。外山先生の手による、この作品もぜひ、聞いてみたいですね。いずれにしろ、いまから待ち遠しい番組です。

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