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2005/07/26

靖国参拝違憲訴訟

リンク: @nifty:NEWS@nifty:小泉首相靖国参拝、遺族らの控訴棄却…憲法判断せず(読売新聞).
 予想、されたこととはいえ、大阪高裁の判決は、門前払いです。「控訴人らが主張する権利、利益は、概念としてあいまいで、法律上、保護すべき権利や利益とは認められない」、違憲確認の請求は「確認の利益がなく不適法」と。
 地裁判決が、「参拝は総理大臣の資格で行った公的参拝」と認定したのにくらべても後退です(判決としては、政教分離原則の判断には触れず、「戦没者をどのように祭祀するかを決める権利は、法律上、保護された具体的な権利や利益とは認めがたい」として慰謝料請求を棄却した)。
 これでは、法の番人の名が泣きます。なんのための司法なんだろうか。
 昨年4月の福岡地裁では、賠償請求はしりぞけたものの、首相の参拝を「(公用車を使い内閣総理大臣と記帳するなど)行為の外形において、内閣総理大臣の職務の執行と認めうる」と判断、「(その行為が)一般人に与える効果、影響を考慮し、客観的に判断すると、憲法によって禁止されている宗教的活動に当たる」として、憲法の政教分離原則違反と認定した。そして、「靖国神社を四回も参拝したのは、政治的意図に基づいている」と指摘。「裁判所が違憲性の判断を回避すれば、今後も同様の行為が繰り返される可能性が高い。当裁判所は本件の違憲性を判断することを自らの責務と考えた」と、傍論としてではあるが異例の言及をしていた。
 正義が優先されるような社会をどうつくるのか。この社会のもつ課題なんだろうと思う。

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