« 中国残留孤児国家賠償訴訟 | トップページ | うーん 話題がないなあ »

2005/07/06

2050年のわたしから

4062129167 ご存じ金子勝慶応大教授の新著です。2050年の日本がどうなっているのか、金子さんがシミュレーションします。その方法は、いたって簡単、すべての指標をいまのペースで事態がすすめばどうなるかというもの。国民年金納付率は0%、投票率0%、大卒就職率0%、農家も商店街もゼロというとんでもないシミュレーションです。でも、考えてみれば、いまの若者や子どもの目線で未来を見たとき、それは必ずしもとんでもない姿ではないのかもしれません。そう、実際には、日本という国は、解決すべき多くの問題に立ち向かえずにいます。
 著者は、もう一方で、違う日本の未来像を提示します。もう1つの希望のシナリオは「人々が憲法9条を使いはじめた」世界です。具体的なビジョンは、私と考えの違うものもありますが、大いに討論の素材になる内容です。若者たち子どもたちを前にして、問題を先送りにして、向き合えない大人でいいのか? やはり夢を語り、未来をきりひらく大人でありたい。それが最低限の責任なんだと思います。いまからでもまだ間に合う、そう強く訴えたい思いになる1冊です。

« 中国残留孤児国家賠償訴訟 | トップページ | うーん 話題がないなあ »

読書」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 2050年のわたしから:

» ピュア系。カワイイほうがいいよね? [正しいセフレの作り方]
「出会い系ダサイ」そんな事を言いながら時給800円レベルの自我を守る腰抜けどもの集まるサイト。それがピュア系。 [続きを読む]

» 2050年のわたしから:金子勝 [一日一よい言葉]
金子 勝, ヤマザキ マリ 2050年のわたしから ある大先輩に進められて読んだ本。 まったくどんな事が書いてるのか先入観なしで読んでみた。 まず思ったのが、極端な統計予測で ”2050年ごろにはいろいろなものが0になる。” たとえば・・・ 出生率が0 農家が... [続きを読む]

« 中国残留孤児国家賠償訴訟 | トップページ | うーん 話題がないなあ »

無料ブログはココログ
2019年8月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31