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2005/07/10

テロとイスラム

 テロがおこるたび、イスラムとの関係がとりざたされます。イスラムと平和の共存はありえないのでしょうか。
 イスラム諸国ではこのテロをどう見ているのでしょうか。「しんぶん赤旗」のカイロ特派員の小泉大介さんが、アラブの新聞を紹介していました。

 UEAのアイッティハド紙は「この野蛮な攻撃は、英国民にたいするだけでなく、国際社会と文明に対するものである」「爆発事件の犠牲者はさまざまな宗教や人種からなる民間人であり、テロは法的にも道徳的にも正当性をもたない」
 パレスチナのアルクドスは「テロ攻撃は悪意に満ちたものであり完全に拒絶されなければならない」
 汎アラブ紙のアッシャルク・アルアウサトは、「ロンドンでもテロはすべてのアラブ人に対する攻撃である」「イスラムの名によるこのような攻撃はその名に泥を塗るものである。われわれは自由のため、自由を破壊するこのような行為を完全にやめさせなければならない」
 同じくアルハヤト紙は「この攻撃を計画した愚かな精神は、勇気、名誉、道徳を一切欠いたものであり、イスラムの伝統と信仰とかけ離れていることは疑いない」
 サウジアラビアのアルワタン紙「この攻撃的で計画的な爆発攻撃はイスラムに汚名を着せるものである」
 ヨルダンのヨルダン・タイムズは「(テロの)真の目的は世界を脅かし分断することにある」
 レバノンのデーリー・スター紙は「すべてのイスラム教徒が通勤や通学のために地下鉄やバスに乗る民間人を殺害することがまったくイスラム的でないことに同意している。コーランのどこにも、このような遺憾で計画的な殺害を許すような教えは存在していない」

 自由を破壊する行為であり、殺害の教えはコーランにないというのです。テロを包囲するためにも、イスラムの国々との共同したとりくみこそが大事なのではないでしょうか。

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