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2005/07/22

イアンフとよばれた戦場の少女

4874983421 仕事で、川田文子さんの『イアンフとよばれた戦場の少女』を読んでいる。早くから、ジャーナリストとして、この問題にとりくんできた著者の、思いと自負と責任感とにあふれた好著である。
 この本を読んでつよく思うのは、戦争被害者の被害は具体的であり、その被害者一人ひとりに顔があり、人生があるということ。その人生に思いをよせない限り、あの戦争に向き合うということになるのかということである。
 中山文科大臣、そして安倍晋三幹事長代理らのくり返される発言。そこには、こうした問題と真摯に向き合おうとしない、政治的不誠実さとともに、人間的な不潔さを正直感じてしまう。
 出版社のホームページは、次のように、この本を紹介している。ぜひ、この夏に読んでほしいと思った。

 第二次大戦中、旧日本軍の慰安所で性的奉仕を強要された「慰安婦」と呼ばれる人たち、戦場に拉致され繰り返し性的暴行を受けた人たち、その中には13~16歳の少女も多く含まれていた。まだ幼く若いその少女らの運命を一変させた戦場の暴力。国際社会はそれを「日本軍が侵した戦争犯罪」だと断定した。
日本政府に誠意ある謝罪と補償を求める被害者たち。だが今年、日本の中学歴史教科書から一斉に「慰安婦」の記述が消えた……。
28年間の取材から豊富な写真と文で、性暴力被害者たちの人間像に迫った本

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