沖縄米軍 都市型訓練を強行
沖縄は、都市型訓練の強行で緊迫しています
実弾訓練2日目強行/金武町「都市型」
米陸軍トリイ通信施設の第一大隊第一特殊部隊(グリーンベレー)は十三日午前、金武町のキャンプ・ハンセン「レンジ4」の都市型戦闘訓練施設で前日に続き、実弾射撃訓練を実施した。外務省沖縄事務所の照会に対し、在沖米軍は同日午前、「前日(十二日)と同様の訓練を実施している」と回答、屋外射場での小火器による射撃訓練の実施を認めた。訓練実施に反発する町は十三日早朝、キャンプ・ハンセンの第一ゲート前で抗議集会を開き、最大規模の約四百人が参加。県民大会開催を視野に入れた運動拡大をアピールした。 ……
(沖縄タイムズ)
もともと、この施設は、米海兵隊基地キャンプ・ハンセン内の別の場所にあったものを老朽化を理由に、昨年レンジ4に建設着工を強行したもの。多くの反対をおしのけての強行でした。しかも、レンジ4は、同町伊芸区に隣接し、住宅地までの距離はわずか三百メートル。高速道路からは二百メートルです。米軍がグアムで都市型訓練施設を建設しようとした際に、商業施設が近いことから中止したという代物です。このレンジ4の施設もあまりにも危険だということで、別の場所への移設も合意されている。しかし、新しい施設ができるまでの数年間暫定使用するというのです。
くわしい情報は、琉球朝日の映像でどうぞ。
グリーンベレー、都市型訓練、そしてその強行。なんのために米軍が沖縄にいるのか。その性格をも浮き彫りにする事態です。本土ではなかなか詳しく報道されませんが、しっかり見つめたい現実です。
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