自衛隊は危険水域に
今日のメディアの海で次のようにエントリーした。
ミサイル防衛について、昨日「毎日」、今日「読売」が、ミサイル防衛を取り上げる。問題なのは、自衛隊法の「改正」で、自衛官のよる判断が可能になったことだ。「統合幕僚監部」の新設をあわせ、いよいよ自衛隊は軍隊として、危険水域に入ったと言える。 もともと日本の憲法は、武力を放棄している。したがって、軍をコントロールするという文民統制のシステムが体系的にあるわけではない。ただ、自衛隊の誕生の過程で、戦前の反省からつくられた、いくつかの仕組みは存在する。いま、自衛隊のかかわる法「改正」では、この歯止めともいうべき仕組みが、1つひとつ取り払われているのではないのか。 問題は、政治が、外交の手段として強く軍事を意識するようになり、重視するようになっているために、その問題について、無意識あるいは意識的に問題視しないことにある。いよいよ自衛隊は危険水域に入った。
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