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2005年7月

2005/07/31

美奈子さまの世界に

 職場の人から、斎藤美奈子の本を3冊ほど借りた。実は、個人的には、大ファンである。そんなにたくさん読んだことがあるわけではないが、知的な毒舌と、しっかりした社会的視野をもった発言は、十分共感できる。休みの日は、まず、こういう本にもチャレンジしなくては!

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驚いたサンプロ

 久しぶりの休み、午前中、サンプロを見た。安倍晋三氏VS志位共産党委員長。異色の対決といえばそうかもしれないが、中身は当然、靖国の問題が中心になる。志位氏の立場は、95年の村山談話など、政府の公式見解からしても、問題という、きわめてオーソドックスというか、圧倒的な政治世論が共有できるような常識的な立場、これにたいし、安倍氏の立場は、支離滅裂というか、何をきかれてもほとんどまともに発言しているとは思えないようなもの。コメンテーターに中国との関係をどうするのかとつっこまれると、独裁国家が、その独裁の正当性を証明するために反日教育をしていることが問題と言い出す始末。これが政権与党の中心的政治家の言うことなのだろうか……。
 ただ、問題に思うのは、それでも安倍氏は繰り返しマスコミに登場し発言しているという事実。安倍氏だけではなく、この番組では、東條家の人間を登場させてみたり、すこし度が過ぎないのか。安倍氏がどのような考えをもとうが自由だが、そのようは考えは、きわめて限られた人だけに共有されたもの。文字通り日本版ネオナチと言っていいものなのではないの。公共の電波が、繰り返し登場させ、その発言をたれながす必要はあるのだろうか。放送のあり方にも疑問が残るのだが。

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原爆被害と受忍論

 最近、コメントをよくよせてくれる洋さんのブログに、原爆展や被爆体験を聞くとりくみの話がのっています。若い人たちが中心になってとりくむ、こういった行動は非常に大事だと思います。
 昨日の、9条の会の講演会でも、井上ひさしさんが、被爆者の話を紹介されていました。最近、濱谷正晴先生が『原爆体験』という本を出されています。現代文庫で『原爆災害』が再刊されているので、この機に読んでみたいなあとは思っています。被爆の実相と、そのことがもつ意味は問われつづけなければなりません。
 さて、昨日の9条の会では、沖縄戦にかかわって、受忍論について大江健三郎さんが、ふれていました。先日も、大阪の中国残留孤児裁判の判決文を紹介しましたが、「戦中及び戦後において国民のすべては多かれ少なかれその生命、身体、財産上の犠牲を耐え忍ぶことを余儀なくされていたのであるから、戦争損害は国民のひとしく受忍しなければならないもの」というこの立場は、司法だけではなく、行政当局も、戦後、一貫してとりつづけてきた立場です。この立場で、被爆者が切り捨てられ、沖縄戦の被害者が切り捨てられ、そして残留孤児が切り捨てられてきた。
 こんな国が、海外の日本軍の被害者に向き合えるはずがありません。裁判で、そのときよく用いられるのが「国家無答責の法理」というもの。「戦前の日本では、国家の違法な公権力の行使によって生ずる私人への被害に対して、国家は不法行為責任を負わないとする国家無答責の法理が成立していた」という立場です。
 いよいよ8月がやってきます。60年目の8月に、私たちはいっぱいいろんなことを考えたいと思います。法理というものは、つねに正義や道義によって乗り越えられ、発展をとげていくものだと思います。人間の苦しみや困難に向き合えない、戦争の被害(加害)に向き合えない法理は、やはり乗り越え、発展させられなければならないのだと思うのです。

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久しぶりの休みだぞ

 結局、昨日は、途中で寝てしまったつれ合いが、もう一度「パッチギ」を見るのにつきあって、就寝は2時。起床は9時。今日は、久しぶりに1日の休み。7月3日以来? あの日は家で仕事をしていたから、実際に、何も仕事をしない休みは、いつからだろうか。掃除をして、お昼ご飯は炒飯。親子喧嘩をして、それから1時間ほど昼寝をして、読書をして、夕飯の買い物をして、夕食は、マーボーナス。豆板醤をたっぷりつかって、ちょっとからめ、夏らしく汗一杯です。その他、計中華系の4品! のんびりした1日でしたね。

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2005/07/30

パッチギ!

dvdphoto3
 やっと、「パッチギ!」を見ました。もうボコボコによかったです。最後の主人公のイムジン河を歌うシーンは、ボロボロに泣いていました。
 “パッチギ"とは、「突き破る、乗り越える」という意味を持つハングル語で、「頭突き」の意味。なぜ、タイトルがパッチギ!なのかは映画をみればわかります。喧嘩のシーンが多く、目を背けたくなる場面も多くのですが、私の子どものころの大阪の町を思い返すと、そういったことは、なかったわけではありません。そして、その背景にある、かつて日本が朝鮮にしたこと……。その後の、差別。若い心は、その壁をも乗り越える。河があるなら、橋をかけよう――そのとおりですね。
 ものすごーく、ものすごーくいい映画でした。

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散髪したぞ

【29日】
 午前中、仕事の打ち合わせに出かけて、その後会議。昼に原稿を送って、それから、古本をインターネットではじめて注文。その後は、実務を2つぐらい、少し。ニートを深めようと思って、玄田有史さんの本を読む。夜は、学童保育の会議、ちょっと納得できないことが2つぐらい。それから、飲む。Sさんと12時半頃まで、それから、別の人と2時頃まで。
【30日】
 強烈に2日酔い。すっかり弱くなった。午前中の予定をパスして、急遽、散髪。ずいぶん久しぶりのバーバーFである。シャワーを浴びて、有明に向かう。そのまま職場にはよらず。帰宅。夕食は、天狗! 家族での外食は、3カ月ぶりぐらいかもしれない。その後、自宅は、下着の訪問販売に占拠され、なかなか居場所のないいまである。
 

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靖国神社

31566732 合間合間で、読んでいた赤澤先生の『靖国神社』も、最終章にさしかかっています。いままで、こういう角度で問題を考えたことがなかったので、私としては、非常に、面白く、刺激された一冊でした。戦後、新しい憲法と国民意識の変容のなかで、平和的な「慰霊」施設として、みずからの存在を模索した時期。それは国家護持運動のなかで、大きく右旋回をすすめていくことになるのですが、それでも、存在そのものは内部に深い矛盾をはらんでいた歴史でもあります。A級戦犯合祀を契機に、「国家弁護」、かつての戦争を肯定する立場を鮮明にしていくことになります。国家護持運動の前後に焦点をあわせながら、そのあたりの動きを丹念に分析しているのです。

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9条の会 有明講演会

NEC_0024 つれ合いといっしょに9条の会、有明講演会にいってきました。三木睦子、鶴見俊輔、小田実、奥平康弘、大江健三郎、井上ひさし。きっと、これだけの人の話を聞けるのは、最後だろうなと。参加者9500人。席は、上のほうだったので、声が反響して、ちょっと聞きづらかったですが、話は、みんな良かったです。司会は、小森陽一さんと渡辺治さん。いずれもアジテータですけど、1万近い聴衆の前で、うれしそうでしたね(笑い)。
 講演は、前の3人は、お話を聞くのは初めてです。鶴見さんは、これまでなかなか好きになれないというとこはあったのですが、今日の話は、すごくよかったです。小田さんの話は、オーソドックスな孫文の神戸での演説の話。くわしくは明日の「しんぶん赤旗」などで報道されるでしょうが、孫文は、1924年神戸で、「他面アジアの王道文化の本質をも持って居るのであります。今後日本が世界文化の前途に対し、西洋覇道の鷹犬となるか、或は東洋王道の干城となるか、それは日本国民の詳密な考慮と慎重な採択にかかるものであります」という講演をしているのです。
 奥平先生は、いつも、ほんとうにいつも、肝心なところで、時間切れになります。奥平ファンを絶対に納得させてくれない人です。大江さんの話、沖縄の話から、受忍論の話への展開。やはり、いちばん、引きつけられるのは、井上ひさしさん。みなさん、ペンの力で勝負をしている人。一つひとつが、言論の力を考えさせられる講演でした。大いに、栄養をとりこんだ、三時間でしたね。

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2005/07/28

最近のスパム

 最近、職場にしばしばスパムメールがきます。たとえば

具体的にどんな子が好きですか?
写真を見てもらえば解ると思いますけど私ちょっと地味なんです。。これでももし好み
だったら大人な関係望んでいます。
体の付き合いが前提になってしまいますけど、時期も時期なんで花火を見に行ったり
夏らしい事も2人でしてみたいですね(^^)今日ちょっとお話出来ませんか?

 さてまた
早く打ち解けられれば安心です(^^)
いきなり直ぐにとは言いませんけど友達付き合いから少しずつ、
仲良くなれたらいいなと思ってます(^^)
ずっと恋人もいない分、一緒にいる時は、
すごい甘えてしまうかもしれませんが宜しくお願いします。

 うちみたいな、超が3つも4つもつく、かたーい雑誌にですよ。おかしいですよね。
 返信してお金がとれるってでも思っているんでしょうかね。
 

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ミスを次々発見。落ち込む…

 1時10分就寝。7時10分起床。グラビアの刷りだしに立ち会いに行く。そこでミスを発見。その後、職場に行って、原稿を仕上げて、何人かに意見をもらう。
 午後からは会議。若い人には、案外、世界観というか、どんな世界に生きているのかという問いかけを、おしつけ的でなくすることが大事ではないか? そんな、しなかやか雑誌にあるにはどうしたらいいんだろうか?? 夏の研究集会に日程を再度チェックして、出張の許可ももらいつつ、8月の日程を決めはじめる。選挙はあるんだろうか?? 
 その後、つくったばかりの雑誌で、またまたミスを発見。小さいミス一つ、大きいミス一つ。落ち込みます。
 帰りに書店に行って、現代思想の最新号(特集・靖国)と、小熊の対談集と、石田さんの20世紀ドイツ史を買って帰る。帰りの電車で、赤澤本の、第4コーナーに。

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都教委 「つくる会」教科書を採択

 すでに、ご承知だとは思いますが……。東京都教委が、「つくる会」の教科書を採択。

都教委、「つくる会」教科書を採択 中高一貫校向け (朝日新聞
東京都教育委員会は28日、都立の中高一貫校4校と盲・ろう・養護学校47校(分教室含む)が来春から使用する中学校教科書を決めた。「新しい歴史教科書をつくる会」の主導で編集され扶桑社が発行する歴史、公民教科書が、盲学校と知的障害の養護学校を除く計25校で採択された。都立では現在、養護学校2校と中高一貫校1校で同社版が使われている。 ……

 予想されたと言えば、予想されたことですが……。都教委は、良識ある意見を聞く耳をもたなくなっているのでしょうね。圧倒的な市民の良識ある声をつくらなければならないんだろうなあ。

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沈黙のファイル(再)

 やっと読み終えることができたので、追加の感想。
 なぜ、あの戦争を参謀として主導した、服部卓四郎にしろ、辻政信にしろ、この主人公の瀬島龍三にしろ、戦後大きな政治的力を発揮するようになったのだろうか。戦後の社会で、「冷戦」がはじまり、アメリカの実質的単独占領だった日本は、ドイツと違い戦前と強い連続性をもつようになる。しかも、中国にしろ、韓国にしろ、そのもとで発言するような主体的条件がなかった。
 こうやってつくられた戦前との連続性は、ある意味で保守政治が危機に陥ったとき、その力を戦後政治のなかで発揮しているように思います。70年代後半、90年代前半……。それだけに、日本は、ドイツとはちがう困難性をもっているのかもしれません。この歴史認識の課題は、戦後政治の民主化にとって避けることのできない課題なのかもしれません。
 考えてみれば、時期首相候補の安倍晋三の祖父は、中国人強制連行の主務大臣であり、町村の父は、慰安婦の募集に深く関わり、麻生は、強制連行によってなりたっていたセメント会社の御曹司である。

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2005/07/27

ヒトラー 最期の12日間

0019340 「第三帝国の崩壊は、ヒトラーの悪魔的意志がもたらしたのか、ナチス・ドイツの社会構造的矛盾に起因するものなのか? ヒトラーはいかなる最期を遂げたのか? ソ連軍によるベルリン侵攻と要塞にこもったナチス幹部たちの抵抗のドラマから、人間ヒトラーを通して国家終焉の意味を探る歴史ドキュメンタリー」 このように書店の紹介にはあります。
 ドイツにとって、ヒトラーとは、第3帝国とはどういうものだったのか。それは、今の日本を知る上でも重要な問題だと思います。そんな関心から、この本を買って読みました。まだ、映画のほうは見ていません。でも、たぶん、この本のほうは、映画より、さらに12日間について、淡々と事実を追いかけようとしているのでしょう。著作そのものは、ヒトラー時代の狂気渦巻く終焉と、そのなかでの抵抗と従属のドラマが、リアルに再現されて興味深いものがあります。狂気とも言えるナチスの時代、しかし、それがドイツ自身がつくりだしたものだからこそ、いまふたたび世界の大国として存在するドイツのあり方をつねに問いかけようとして、ヒトラーについて、ドイツは考えようとするのでしょうか。ひるがえって日本はどうか。ただ「英霊」として、美化することだけが、言論でも映画でも支配的ではないでしょうか。その行為そのものが、日本との到達点の違いを意識せざるをえません。

 ドイツの常任理事国入りには、ベルギーをはじめすべてではないにしろ、近隣のヨーロッパの支持があります。しかし、日本のそれには、アジアの国の支持がほとんどないというのが特徴ですね。くり返される議論ですが、ドイツの「過去の克服」からは、私たちが学ばなければならないと思います。
 

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テーマは、引き続き「靖国」…

 1時40分就寝。7時50分起床。ダラダラと、だるい体を引きずって、起きてご飯。そして、子どもの夕食づくり。今夜は、シーフードのソテー(にんにく風味)。はは。
 今日は、1時間半も遅刻をしていって。あとは、ひたすら自分の原稿中心の生活。午前中、プランをつくって、午後、その新聞の記者さんと相談。そして、それにもとづいた原稿書き。何の原稿かって。やっぱり「靖国神社」が、テーマ。中身としては、靖国神社・遊就館が描く戦争観、歴史観というような感じでしょうか。書き出しは、まずは大燈籠でしょうか。靖国神社の大鳥居を入って、本殿に到る中ごろに、大燈籠があるのですが、その胴体には戦争画のレリーフが施されています。そこに描かれているのは、「軍神・広瀬中佐」(日露戦争の旅順港閉鎖作戦中、行方不明になった部下の杉野兵曹長を探しているうちに死亡)や「爆弾三勇士」(上海事件の際、あらかじめ点火した即席爆薬筒を抱いて鉄条網に突入爆破し自らも爆死をとげた)など、戦前に、子どもたちを戦争にかりたてる軍国美談として教科書の題材とされていたものばかりなんです。これらのレリーフは、戦後の一時期は、コンクリートでぬりかためられていたのです。そういった話からはじめようかと思案中。
 ところで、先週の土曜日の地震の際、遊就館にいたことはすでに書きました。そのとき、考えたこと。ここで、死んだら、靖国に祀られるんだろうか、靖国は本人などの意思に関係なく勝手に祀るから。しかし、今年から個人情報保護法もあって、行政から情報が入らなくなるから、新しい合祀者はいなくなるかもしれない。すると、もしかしたらここで死んだら、靖国最後の「神」になるんだろうか? マジで、それいやだなあ、って。

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2005/07/26

郵政民営化基本方針とアメリカ

 ライブドアのニュースで、共産党の「しんぶん赤旗」の記事が配信されているって知っています?
 ちなみに今日の注目のニュース

米国の勧告で「修正」/郵政民営化の基本方針/米政府が文書/大門議員質問
 郵政民営化法案の骨格となった政府の「基本方針」の内容が米国の要求に従って「修正」されていたことが二十五日、同国政府の文書で分かりました。同日の参院郵政民営化特別委員会で、日本共産党の大門実紀史議員が明らかにしました。
 この文書は今年三月に発表された米国通商代表部(USTR)の「通商交渉・政策年次報告書」。……

 もともと、小泉内閣がすすめる構造「改革」なるもののほとんどが、アメリカ発であることは、実は、アメリカ側の文書で明白なのです。手軽に読むことができるのが、「日米規制改革および競争政策イニシアティブに基づく日本国政府への米国政府要望書」とよばれるもの、毎年10月に出されています。昨年の要望書は、米国大使館のホームページで見ることができます。http://japan.usembassy.gov/j/p/tpj-j20041020-50.html数年間の、要望書を読んでいると、悲しいぐらい、アメリカの要望通りに「改革」がすすんでいることがわかります。拒否できない日本の姿がここにあるのです。

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睡眠時間が……

 1時就寝。起床は……。6時半頃に電話が鳴る。疲れ果てて、限界状態にあるのだから、少しでも、睡眠時間を確保していたいのに。ところが、すでに出勤準備のために起きているつれ合いがなぜか電話に出ない。呼んでも出ないのでしかたがなく、電話に出る。結果、そのあと、もう眠ることはできない。少し、努力をしたが、なかなかうまくいかない。電話の結果、つれ合いは、台風で仕事を休むことにしたそうなんだが、こちらは、疲れた身体を引きずっての出勤だ。幸い、電車は座れたので、爆睡である。なぜか電車の中は眠れる!
 今日も、印刷工場で、文字と格闘の1日だ。5時には無事終了し、台風ということもあり、早めに帰宅することにする。
 帰ってからは、依頼されている原稿に取りかかる。眠いのと、横でつれ合いがテレビを見ているのがうるさい、なかなか集中できない。どんなところでも集中できるのが、編集者だと言って聞かせるが、ダメ。もう1つ内容的に、魅力をつくりだせずに気分も乗らないのだが。
 2男は、新しいゲームの人のようである。

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靖国参拝違憲訴訟

リンク: @nifty:NEWS@nifty:小泉首相靖国参拝、遺族らの控訴棄却…憲法判断せず(読売新聞).
 予想、されたこととはいえ、大阪高裁の判決は、門前払いです。「控訴人らが主張する権利、利益は、概念としてあいまいで、法律上、保護すべき権利や利益とは認められない」、違憲確認の請求は「確認の利益がなく不適法」と。
 地裁判決が、「参拝は総理大臣の資格で行った公的参拝」と認定したのにくらべても後退です(判決としては、政教分離原則の判断には触れず、「戦没者をどのように祭祀するかを決める権利は、法律上、保護された具体的な権利や利益とは認めがたい」として慰謝料請求を棄却した)。
 これでは、法の番人の名が泣きます。なんのための司法なんだろうか。
 昨年4月の福岡地裁では、賠償請求はしりぞけたものの、首相の参拝を「(公用車を使い内閣総理大臣と記帳するなど)行為の外形において、内閣総理大臣の職務の執行と認めうる」と判断、「(その行為が)一般人に与える効果、影響を考慮し、客観的に判断すると、憲法によって禁止されている宗教的活動に当たる」として、憲法の政教分離原則違反と認定した。そして、「靖国神社を四回も参拝したのは、政治的意図に基づいている」と指摘。「裁判所が違憲性の判断を回避すれば、今後も同様の行為が繰り返される可能性が高い。当裁判所は本件の違憲性を判断することを自らの責務と考えた」と、傍論としてではあるが異例の言及をしていた。
 正義が優先されるような社会をどうつくるのか。この社会のもつ課題なんだろうと思う。

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2005/07/25

驚きのNHKの報道

 今朝の、朝日新聞にNHK番組改変問題についての報告が掲載されています。少し、遅すぎる感はありますが、それなり丁寧な取材と、VAWW-NETの訴訟にNHK幹部が出している陳述書を丁寧に読みこなし、真相に迫ろうとしている。
 実は、陳述書で明らかになった、番組改変にいたる経過とNHK幹部の動向については、すでに先日(22日)毎日新聞が、くわしく、解き明かしている。五十嵐仁先生のホームページ22日付が、その報道をまとめているのでそちらでどうぞ。
  
 この2つの記事をどう読んでも、NHK会長までもを巻き込んで、政治家の圧力によって、NHKが番組を改変したことは、明らかだと思う。ときの官房副長官が、放送局のある特定の番組に、「公正性を欠く」と言った。これを政治介入といわず、なになんだろうか。そして、NHKは圧力回避に動いた! なぜ、番組が改変されたのか。どうして、その必要があったのか。NHKの側が説明すべきだし、NHKの側の調査こそ、第三者によっておこなわれるべきではないだろうか。
 朝日の報告では、NHKの言い分や、安倍、中川両議員の言い分を掲載している。驚いたのは、今日の、NHKのニュースである。朝日は、真相を明らかにする材料を何1つしめせなかったと報道し、あとは安倍、中川、そして自民党筆頭副幹事長を登場させ、朝日の批判を報道した。朝日の側の報告の具体的内容については何1つふれず、ひたすら自らの見解と、自民党の主張を垂れ流すだけ。疑惑をもたれている側だけの一方的見解だけを、公共の電波を使って放送する。これこそがNHKの体質なんだろう。もうこの放送局には、自浄能力はないのだろうか。

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疲れたあ!!!

 やっぱり、口も聞きたくないぐらい疲れている。ほんとうにくたくた。自分の仕事の仕方を考えないとまずいとは、まじで思う。疲れが心臓に直撃しないかと。
 何としても、ゆとりを取り戻すためにも、気持ちにゆとりをもてるように。
 さて、昨日は、一時就寝。今朝は七時半起床。今日はひたすら印刷所で、文字を追う一日。現在、帰りの電車の中。これから明日の食事の買い物である。

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2005/07/24

自衛隊は危険水域に

 今日のメディアの海で次のようにエントリーした。

 ミサイル防衛について、昨日「毎日」、今日「読売」が、ミサイル防衛を取り上げる。問題なのは、自衛隊法の「改正」で、自衛官のよる判断が可能になったことだ。「統合幕僚監部」の新設をあわせ、いよいよ自衛隊は軍隊として、危険水域に入ったと言える。  もともと日本の憲法は、武力を放棄している。したがって、軍をコントロールするという文民統制のシステムが体系的にあるわけではない。ただ、自衛隊の誕生の過程で、戦前の反省からつくられた、いくつかの仕組みは存在する。いま、自衛隊のかかわる法「改正」では、この歯止めともいうべき仕組みが、1つひとつ取り払われているのではないのか。  問題は、政治が、外交の手段として強く軍事を意識するようになり、重視するようになっているために、その問題について、無意識あるいは意識的に問題視しないことにある。いよいよ自衛隊は危険水域に入った。

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子ども兵を生んだのは誰か

 NHKスペシャルの「アフリカ・ゼロ年 子ども兵を生んだのは誰か」を半分ぐらいですが見ました。心がはりさけそうになる番組でした。舞台はモザンビーク、アフリカで、20世紀最後に急速に広がった子ども兵に焦点をあてます。内戦がくり返される、アフリカでは、簡単な戦力として、子どもたちを拉致し、銃をもたせて兵隊に仕立て上げることが広範におこなわれていたのです。殺人を強いられた子どもたち……。番組は、その傷跡を負っていきます。
 先日、(19日)のニュース23で、昨年度、自由の森学園の中学3年生が、学習発表という、年度末の学習のまとめで取り組んだ「少年兵問題」が特集で取り上げられていた。元少年兵と日本の子どもたちがビデオレターで、直接交流した、その実践には学ぶべきことも多かった。大人として、この問題にどう向き合うのか。日本という国が、国際社会の一員として、こういった問題にどうかかわっていくのか。まじめに考えなければいけないとも思います。
 ただ、比較をすることはできないのですが、日本の子どもたちもある意味で、戦場にいるのかもしれないとも感じます。
 かつて、豊かな文明を誇っていたことアフリカで、こういった内戦と人間をふみにじるような事態まで何が追い込んだのか! また、同時に、戦争のもとでくり返される、こういった人間をふみにじるような犯罪に私たちはどう向き合うのか。世界はたぶん正念場にさしかかっているようにも思えます。

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たまる新刊本(新書が多い)

 2時就寝、8時40分起床。日曜日だというのに仕事にいく。さすがに、精神的にちょっと参ってくる。もうブルー一色である。危ないと思うのだが(苦笑)。最後まで、原稿のやりとりが続く。いろいろ細かい作業が出てくる。結局、夕方まで、あわただしく時間が過ぎていった。本当は、今日は、自分の依頼されている原稿の作業をやりたかったのだが、あまり構想すら立てられずに、時間だけが過ぎてしまった。
 忙しかったので、読みたい本がたまっている。今月は、新書が多い。『沖縄「戦後」ゼロ年』『子どもがニートになったら』『憲法力』『 「特攻」と日本人 』 『大型店とまちづくり』『戦後史』 『中国激流 13億のゆくえ』『ディアスポラ紀行』 『日露戦争の世紀』 『カラー版 ベトナム 戦争と平和』『八月十五日の神話』など、どんどん机の上にたまっていく。ちょっと落ち込んでしまう。

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2005/07/23

ここで死にたくはない!

 1時50分就寝、7時50分起床。あわてて、飛び起き、職場に急ぐ。途中、ある筆者から電話。5時に待ち合わせすることに。午前中は、会議をぬけて、昨日、もらった原稿の処理、言葉を直したり、整えたり、ワープロミスをチェックしたり。これで一通り原稿は手に入る。昼ご飯をあわただしく食べて、靖国ツアーに出かける。
 4時半に大きな地震。ちょうど遊就館いたとき。正直、ここでは死にたくないと思った。
 電車が、完全にとまったため、5時の待ち合わせは、タクシーで移動。それから職場に戻ろうとするが、どの交通機関のストップ状態。バスはどうかと思ってうろうろしているうちに、都営地下鉄が動きだし、やっと職場まで移動。職場に戻ったのが7時。帰宅は11時半である。読書は、12日間に戻どる。

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靖国・遊就館フィールドワーク

 とある大学の学生・院生たちが、とりくんだ靖国・遊就館フィールドワークに同伴させてもらってきました。某大学の現代史の先生を講師に、1時間半の講義と、2時間近い靖国・遊就館の見学です。大灯篭の戦争画のレリーフからはじまって、いろいろ見てきました。パール判事の碑ができていたのは驚きでした。
 遊就館は約1年ぶり。私自身としては、3度目の見学になります。1階には零戦とともに、多くの捕虜や現地「労務者」の犠牲者をだした泰緬鉄道を走っていた機関車が展示されています。幕末からはじまる展示の1つひとつ、とくに日清戦争、日露戦争、そして中国への進出から、アジア・太平洋戦争の展開の過程の展示を見ていると、この遊就館の展示が、戦前の主張そのまま、つまりかつての大本営発表そのままを展示していることがよくわかります。だから、朝鮮や中国、そしてアジアの人々の犠牲や抵抗はまったくふれられていません。この神社と、この博物館の性格をよくあらわしていると妙に感心させられます。
 この遊就館のクライマックスは、なんといっても特攻の展示です。桜花、回天、震洋などの展示とともに、伏竜という、潜水服でもぐって棒の先についた爆弾を、海のそこから船に突き上げるというきわめて原始的なもの。飛行機などが調達できないために、こういう特攻がとりくまれたそうです。あの戦争が、日本の軍隊がいかに、非人間的であったかを示している展示です。
 問題は、この特攻をどう解釈するのか、です。名誉の戦死という名で、戦争そのものに意味と意義をもっていたという解釈をこの展示は無理やりつくりだします。つまり、戦争そのものが、日本にとって必要な戦争だったという論理です。ここからも、戦争による加害の視点はすっぽりと消えていまいます。
 おそらく、靖国という空間を包む、この異様な、狭い、戦争認識は、多くの国民が共有できるものではないと思います。問題は、そこに日本の首相が参拝をするということなのです。

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2005/07/22

イアンフとよばれた戦場の少女

4874983421 仕事で、川田文子さんの『イアンフとよばれた戦場の少女』を読んでいる。早くから、ジャーナリストとして、この問題にとりくんできた著者の、思いと自負と責任感とにあふれた好著である。
 この本を読んでつよく思うのは、戦争被害者の被害は具体的であり、その被害者一人ひとりに顔があり、人生があるということ。その人生に思いをよせない限り、あの戦争に向き合うということになるのかということである。
 中山文科大臣、そして安倍晋三幹事長代理らのくり返される発言。そこには、こうした問題と真摯に向き合おうとしない、政治的不誠実さとともに、人間的な不潔さを正直感じてしまう。
 出版社のホームページは、次のように、この本を紹介している。ぜひ、この夏に読んでほしいと思った。

 第二次大戦中、旧日本軍の慰安所で性的奉仕を強要された「慰安婦」と呼ばれる人たち、戦場に拉致され繰り返し性的暴行を受けた人たち、その中には13~16歳の少女も多く含まれていた。まだ幼く若いその少女らの運命を一変させた戦場の暴力。国際社会はそれを「日本軍が侵した戦争犯罪」だと断定した。
日本政府に誠意ある謝罪と補償を求める被害者たち。だが今年、日本の中学歴史教科書から一斉に「慰安婦」の記述が消えた……。
28年間の取材から豊富な写真と文で、性暴力被害者たちの人間像に迫った本

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パソコンのトラブル(他人の)

 12時40分就寝。7時40分起床。7時間は寝ているのだから、まずまずなんだろう。夏休みで、二男は今日は起きてこない。つれ合いも、今日は休みで起きてこない。朝から、携帯に仕事の電話。
 昨日から今日にかけて、執筆者のパソコンにかかわるトラブルで、手は取られる。やれ、メールが使えなくなったというので、データをもらいにいき。最近パソコンをはじめた人からは、フロッピィに保存できないと。自宅まで行って、データをもらう。午前中、九段の関係の仕事も1つは、なんとか目途をつけ、雑誌の関係はかなり最後の追い込みに入ってきた感じ。午後、いちばんで目次を完成させる。たくさんのゲラを同時に処理するのも混乱。ファックスするとき、上書きを間違えたり。何やかんやで、9時をすぎても職場で仕事。今夜も一人である。仕事を、明日に残しながら職場を出て、帰宅は、11時をまわる。結局最後まで、地域にはかかわれない。そして、二男はすでに寝ていた。今日は一度も顔を見なかった。ちなみにわが家は、今日が三者面談だったが。

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2005/07/21

あまりにもだらしない新聞

 都市型訓練施設の問題は、以前書きました。
 あまりにも新聞の社説がだらしないので、今日のメディアの海のコメントは

 やっと朝日新聞が、沖縄の金武町の都市型訓練施設の問題を社説に書いた。1万人の県民集会が開かれ、やっとである。住民の居住区からたった300メートル。この訓練施設、本国(グアム)では、居住区から近いところは危険と言って、中止になったものである。それを沖縄ではこの話である。これほど、植民地感覚の蛮行はない。

 なぜ、他の新聞はこれほどの問題を社説にふれないのか。中国の脅威を主張するもの、それはそれで自由だ。国境問題でヒステリックになるのも、いいだろう。が、なぜ、これほど主権が踏みにじられ、屈辱的状況が放置されていることを新聞は強く主張しないのか。ここに今の新聞の立場が端的に現れているのではないのか。


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「暴力の連鎖」を前にもつ言葉

 ロンドンで、ふたたびテロという報道が流れている。まだ、真相そのものはよくわからないようではあるが、私たちはいま、「暴力の連鎖」を前にしていることは否定できない事実なんだと思う。「暴力の連鎖」を断ち切るためにはどんな術があるのだろうか。私たちには、どんな言葉があるだろうか。
 折しも、一九日、イギリスを中心に活動する「イラク・ボディカウント」が、イラク戦争がはじまってからのイラク市民の犠牲が二万五〇〇〇人を超えたと発表した。
 うち40%強は、アメリカなど連合軍がかかわっての犠牲、テロなどの犠牲が37%に上るという。
 もう一度「暴力の連鎖」を前に考えたい。私たちには憲法九条があったのではないのか。九条のもつ国がはたすべき役割があったのではないのか。
 それでも、政治は軍事を頼りにするというのであろうか。

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オタクが世界を救うのだから

 1時40分就寝、8時20分起床。寝過ごしてしまった。やはり疲れているのだろうか。二男が夏休みということもあって、朝の緊張感が半減したせいか? ところで二男は、ここ数日は、ガンプラの世界である。受験生というのに、朝から晩まで、ひたすらガンプラである。先日、松戸のバンダイミュージアムまで行って買ってきたガンプラである。本人は、オタクといわれるのを激しく拒否をしている。が、しかしこれをオタクというのではないのか。しかし、心配することはない。オタクが世界を救うのであるから。
 さて、寝たおしても、飯はつくらなければならない。とりあえず、二男のヒルは、やきそば。夜用に、じゃがいもの煮物とサーモンのクリーム煮など。毎日、メニューを考えるもの大変である。
 大幅におくれて職場につく。九段の仕事をつづけつつ、表紙の原稿をつくったり、目次の原稿をつくりはじめたり。最後の追い込みに入りつつある。が、まだ二本決着はついていないが、今日は進展はあまりない。合間の時間で『靖国神社』を読み続ける。
 夜は、地域の仕事。それから、俗にいうフロッピー残業(フロッピーなんてもう死語?)である。
 

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2005/07/20

ドラフトと「改革」の正体

 ドラフト制度が「改革」される。たとえば朝日新聞は、次のように報じる

 プロ野球のドラフト、高校生を分離 自由枠は1減
 プロ野球の球団代表らによる実行委員会(小池唯夫議長=パ・リーグ会長)が19日午前、東京都内であり、ドラフト(新人選手選択)制度改革について、高校生選手を指名する会議を大学・社会人選手と分け、今年は10月初めに先行開催することで合意した。高校生の1巡目は入札・抽選方式で実施する。大学生・社会人を対象にした自由獲得選手は現行の2枠から1枠に減らす。…

 だれが、どう考えても、戦力均衡をめざそうという本来の改革にはほどとおい内容になっている。読売の賛成のえられないものは、実現しないと言うのだ。そして、力のあるべきものが勝つべきだという論理だけが押し通されていく。
 しかし、これは、どこかの世界と似てはいないか。結局、この社会全体のおしすすめられていた「改革」というものの正体と似たり寄ったりではないのか。
 プロ野球は、見放すことができる。きっとこのままでは、実際に見放されていくだろう。そのことをナベツネは最後まで理解しないかもしれないが。この社会では、社会を見放すわけには行かない。この社会を動かす政治を変えなければならないのだ。

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米軍無人機と自衛隊

 朝日新聞を読んでいると、「米軍無人機 次世代へ」「退屈・危険・汚いの3D任務を代替」「対テロ戦争で効果」という見出しは入ってくる。イラクやアフガニスタンで試験的に導入され、情報収集能力などで圧倒的な効果をしめした米軍無人機のグレードアップがすすんでいるという記事だ。その記事によると、自衛隊でも導入することが検討されているというのだ。周辺海域の警戒や不審船の追跡に活用するというのだが、そんなあいまいな対象や具体的な対象を無人機にまかすのだろうか? ちょっと違う気がする。やはり、外国に出ていったさいの情報収集が本音としか考えられない。
 そんなことを考えて外をあたっていると、北海道新聞に次のような記事が

 無人偵察2機試作 防衛庁 220億円かけ国産計画
 長時間飛行による継続的な情報収集、監視活動が可能で、米国製の輸入を軸に導入の検討が進められている滞空型無人偵察機について、防衛庁技術研究本部が総額約二百二十億円をかけ、二○一二年度までに試作機二機を製作する国産化に向けた研究を計画していることが十九日、分かった。
 技術研究本部は「無人機システムの独自技術は、将来の無人戦闘機などの基盤技術になる」などと国産化の意義を強調、初年度分予算として○六年度概算要求に約一億八千万円を盛り込むよう求めている。…
 国産という形で、すでに莫大な予算をつけようとされているようなのだ。
 この兵器が、ほんとうに自衛ということと直接むすびつくものだろうか。そんなこともお構いなしにつっぱしろうとしているのか。軍事にどんどん傾斜するこの国の姿が見えまいか。

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新著『靖国神社』を買う

 12時40分就寝。7時起床だが、途中、2男が6時頃に突然、「メシー」といってやってくる。どうやら1時間、まちがえていたようだ。もう、疲れているのに。
 今日も、仕事は、九段関連だが、なかなかクリアできずにいる。途中、原稿がきたりもする。米軍基地関係で、ある人に、相談にいくと、顔色悪いねえと、注意される。やはり働き過ぎだろうか。どこかで休まねばならないのだが。夕方、赤澤史朗さんの『靖国神社』を買いに行く。さっそく、むさぼり読む。感想は後日書くとして、さすがに面白い。あとがきに以下のようにある。「靖国神社問題は、これまで、専ら政教分離の観点で扱われる場合が多かった。本書は執筆に当たって、政教分離問題も重要な視点と考えながら、平和問題に力点を置いて、戦後の戦没者の『慰霊』追悼をめぐる全体的な対抗の中に、靖国神社を位置づけようと意図したものであった」。なるほど、その問題提起は斬新でもある。帰りの電車でも熱中して読んだ。
 夜、少し、他人の話も聞く。帰りには明日の食事の買い物。昼ご飯もつくらなければならないのだということを、今朝、発見(ちなみに今日は、炒飯)。

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2005/07/19

文科官僚のやっていること

 もう1つ、びっくりしたのが今日の毎日新聞の記事

子どもの将来を買えますか エリート養成校、文科省がキャリア派遣
 「エリート養成」を掲げる中高一貫校「海陽中等教育学校」(海陽学園)が来春開校するが、学園に出資するJR東海に文部科学省が現職キャリア官僚を「社員教育制度の現状把握と指導」という名目で1年間派遣し、実際には学園の開校準備の実務に当たらせていたことが分かった。人事院は「官民人事交流法に触れる疑いがある」と指摘している。文科省はこの時期、ゆとり教育を完全実施したが、水面下ではそれに批判的な有力企業の私立学校開設に協力していた。……

 この学校、世界のトヨタがつくった学校として、注目をあびているところ。どうも、この国のエリートたちは、少数者で、この社会を動かしているという錯覚に陥っているように思えてなりません。そこには日本の住む人々みんなのことなど視野には入ってこないでしょうね。

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「つくる会」の教科書(続報)

 今朝の産経新聞には、次のような記事が

扶桑社教科書 独自予算で使用検討 地区協、再否決なら 茨城・大洗町
 茨城県大洗町教委が、来春から使用する中学歴史教科書として「新しい歴史教科書をつくる会」のメンバーらが執筆した扶桑社の教科書を全員一致で選んでいたことが十八日分かった。しかし、同町など十四市町村で構成する共同採択地区は別の教科書の採択を決定。大洗町教委は承認せず、異例の再協議が行われる。再協議でも扶桑社に決まらなかった場合、大洗町は、国による無償配布ではなく独自財源で扶桑社教科書を使用する方向で検討している。……

 採択、制度そのものについては、いろいろな議論は成り立つことと思いますが、右派政治家が誘導しての事態を伺わせます。現地の人から聞くと、まだ流動的な面はあるようですが、町長はその気だと言います。

 一方で注目される東京では、豊島区が今日採択を行い、「つくる会」教科書は不採択でした。品川区も、今日社会科などの仮決定を行い、「つくる会」教科書は不採択でした。目黒区教育委員会は本日、候補となる教科書各教科2種類を決めました。歴史と公民の候補には「つくる会」教科書は入っていないそうです。
 緊迫した状況ですが、市民の良識をしめすときだと思います。

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夕ご飯って食べたっけ??

 12時半就寝、7時20分起床。毎日、疲れた、だるいと言い続けている気がする。ちょっと反省して気分を変えたいとは思っているのだが……。まあ、職場に向かう。電車では、また先輩記者といっしょに。沖縄と北海道の話でもりあがる。
 朝から原稿がいっぱいとどく。その処理や、グラビアの作業をすすめる。定例の会議もあり。大きな山はすぎたかと思ったが、やっかいな仕事が舞い込んでくるもの、2つぐらい、九段の人となって、解決しかねればならなくなる。ただ、夕方ぐらいになると、疲れからかほとんど集中できなくなる。8時前に職場を出るが、夕食をすませたのかどうかはっきりしなくなる??? 帰りの電車は、ドイツの人になる。10時前、家に帰ると、めずらしく私の分の夕食もあったので、遅い夕食にありつく。つ・か・れ・・た・・・。

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2005/07/18

なかなか順調なんだろうか

 1時45分就寝、9時起床。ゆっくり寝ておればいいところ、なかなかそうはならないのです。だるい体を引きずって、朝食を駆け込んで、職場に向かう。
 休みの電車は、少し空いている。朝日新聞を読みつつ、意識はとぎれとぎれで、都心に到着。暑いので、デパートのなかを歩く。職場のフロアでは一人っきり。まあのんびり仕事に向かう。まずは、「九段の人」。途中、発送作業をやったり、実務もこなす。もくもくと仕事の人である。映画の原稿や3国教材の原稿もそろう。なかなか順調なんだろうか。
 夕方、連れ合いから電話。飲み会が入ったため、夕食よろしくとのこと。6時に職場を出ることに。帰りの電車では、今日も12日間の人に。買い物をしようと思って途中下車、1つスーパーが閉店していた。今夜は、ドイツ風オムレツに、ポテトサラダ、そして魚の揚げ物。

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日高六郎のインタビュー

 16日の朝日新聞の夕刊に、社会学者の日高六郎さんのインタビューが掲載されていました。パリに暮らす氏は、現在帰国中だそうです。

 満州事変直前も、中国の教科書が「反日的」になっていました。……中国民衆は、日本の侵略に対して、日本製品の排除や「反日」教育で対抗する。日本は15年戦争で敗北し、侵略戦争は審判されます。ところが日本には自己反省の能力がない。戦後、文部省は、教科書に15年戦争を侵略戦争と書くことを認めないこともありました。中国の民衆や「反日的」になる原因は、日本のこの非現実的な歴史認識でした。……。
 またこうも言います。
 ヨーロッパ、アフリカや中南米、中東では、イラク戦争反対の声が強い。日本はアメリカについて自衛隊がイラクに入りました。あれだけの金を使うなら、本当の人道支援ができたといわれている。国連の常任理事国になることは絶望的になったと思います。
 まして憲法改定など、ヨーロッパでは不信感が強い。だれも「強い」日本など見たくない。9条を改めたら、アジアの国の民衆の怒りと不信は、10倍にも強くなる。9条改定は、国内問題ではなく、国際問題なのです。それを知らない日本の2大政党は、井の中の蛙でしょうね。日本には「開国」が必要だと感じます。

 私の日高先生に対するイメージは、はっきり言ってややこしい人。ややこしい人は変わりないのでしょうが、このインタビューは説得力があります。近著である『戦争のなかで考えたこと』を、読んでみたくなりました。

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連合の憲法見解

 14日に、共同通信が、「連合(笹森清会長、約670万人)が14日までに、憲法や安全保障問題について、国民的合意を前提に、憲法9条改正も選択肢にすることなどを盛り込んだ見解をまとめたという。今後、加盟する産業別労組で議論し、10月の定期大会で承認を得て正式な見解とする方針」との、報道を流しました。詳しいことを知りたいと思っていろいろ調べたのですが、情報がなかなか入りません。
 やっと「河北新報」の次のような報道を見つけました。

連合の見解要旨 憲法問題など
 連合がまとめた憲法問題などに関する見解の要旨は次の通り。
 一、日米安保体制が他国の侵略を防止し戦後の経済発展を支えた。ただ沖縄に偏る基地提供、日米地位協定や日米同盟の範囲が極東を地理的、概念的に超えつつあること、米国の単独行動主義などに重大な懸念を持つ。
 一、日本の領土、領空、領海で攻撃があり、市民の安全が脅かされる場合、日本は自衛権を発動し、日米安保条約に基づき米軍とともに行動する。日本の領域外においては、同盟関係を理由に共同した武力行使は行わない。東アジア地域の安全保障構築に努力する。
 一、日本は国連平和維持活動、国連平和維持軍に参加することを基本的な考え方とする。それ以外の国連の集団安全保障活動への参画は、国民的合意が存在するとは言えないため現段階では認めることはできない。国際社会との協調と世界平和の構築のため、自衛隊の改編による国際協力部隊の新設も検討されるべきだ。
 一、憲法9条は必ずしも「改正すべき」が多数派になっているとは言えない。防衛、安全保障、国際協力の在り方についてまず国民的合意を得ることが肝要だ。その上で憲法をはじめとする法体系の整合性を確保するために(1)9条を改正し、さらに詳細を規定する安全保障基本法(仮称)のような法律を制定(2)9条は改正しないが、安全保障基本法を制定--などの方策がありうる。

 国連の名による武力行使の容認という点、民主党案に近いとも言えるでしょうが、いずれにしろ、9条改憲の呼び水をねらったものにはちがいないでしょう。一方で、明文改憲のない安全保障基本法の提案などもしているところが新しいところ。海外での武力行使の抑制的表現だとか、いろいろなオブラートが準備されていて、さまざまな、平和運動との接点も意識されています。9条の改憲という争点をずらす、ずるいやり方には注意しなければならないと思うのですが……。

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2005/07/17

がんばれ大友愛

 キューバ戦を少し見た。接戦をひっくりがえされた悔しい試合である。肝心なポイントで大友のミス。そのとおりである。が、あとから試合をトータルにふりかえると、完全な力負けともいえる。日本のレフトでは、うち勝てないのだ。高橋さんはあの圧倒的センスでがんばるのだが、吉沢が前にきたときに集中的に攻められるのである(吉沢は好きな選手なんだけど)。大友には、芯の強い頼れる選手になってほしい。同時に、レフトの問題は、今後、ぜったいに解決しなければならない課題である。高橋のような選手を二人望むのには無理がある。一回り成長したメグを見たいのは、私だけではないだろう。

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被爆60周年

 今朝の朝日新聞に、原爆60年調査と結果がのっていた。被爆者の心の傷が伝わる、大事な調査結果だと思う。被爆の実相は、二度とくりかえしてはならない重大な被害だと思う。同時に、私たちが考えなければない、もう1つの問題は、被爆者に対する補償というものが、いまなお十分な措置が講じられていないことだ。
 日本政府の責任は重い。政府の考えの根本になるのは受忍論という考え方だ。「戦中及び戦後において国民のすべては多かれ少なかれその生命、身体、財産上の犠牲を耐え忍ぶことを余儀なくされていたのであるから、戦争損害は国民のひとしく受忍しなければならないもの」として、補償を制限する。ちなみにこの文面は、中国残留孤児訴訟の判決の文面である。戦争で、圧倒的な被害と、その後の苦難を被らざるをえなかった人々に、きわ1めて冷たい態度をとりつづける国家。それはいまの国の根本的な姿勢というものを示していないだろうか。私たちが正面から向き合わねばならない課題がここにもあると思う。

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ひたすら仕事です

 1時就寝、8時半起床。起きられない……。そうとう疲れています。
 んなわけで、朝は、地域の仕事を少し、そして残念ながら職場へ。お友だちのブログは、やれ映画やコンサートと、楽しいことが多そう。でも私はひたすら仕事です。この時間、二男は、午前中模試、午後数検というウルトラ移動(笑い)。あまり受験なるものに、関心をしめさない二男にしては、めずらしく志願の二重受験ですが、さすがに時間的に無理がある(遅刻二〇分)と集中力がもたず、できはもう三つだったようですが。
 さてさて、私は、ひたすら「九段の人」。ただ、ねむくって、だるくって、絶不調です。途中、ときの問題の原稿がきたて、読み込みながら、とりあえず六時過ぎまで頑張る。帰りの電車者は、12日間の人に。買い物をして、遅めの夕食は、サーモンとしめじのバター焼き、ステーキ、ほうれんそう炒め、生野菜、みそ汁をあわただしく、クッキング。

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2005/07/16

紅秀峰に幸せを感じる

 1時就寝、7時45分起床。さすがに土曜日は疲れている。二男は、なぜか土曜日は早い。学校がないと、精神も身体も自由なのか! 朝からなぜか、ガンプラをつくっている。変なやつだ。そんな二男を横目に、朝食も食べずに、家を出る。出勤途中、職場の週刊紙の文芸関係の先輩記者といっしょに。芥川賞、直木賞を話題にもりあがる。
 今日はとにかく、眠い一日。こんなに疲れているのかというほど。朝からひたすら「九段」の人であるのだが、なかなかすすまない。途中、放送関係の原稿が届いて、それを読んだり、するのだが眠い。おやつに、山形の知人より、「紅秀峰」が届き試食。ちょっとした幸福(紅秀峰は、佐藤錦より季節が遅く、甘い。酸味がないが、私はどちらかというと佐藤錦がいい)。佐藤錦と、紅秀峰、どちらがおいしいかは意見が分かれた。
 結局、仕事は終わらず、連休も出勤ということに…。ほんらいなら、この時期、地域の人にならなければならないのであるが、もういうわけにもいかない事態。とりあえず、八時前には職場を出る。帰りの電車は創価学会の人。帰りに、地域の仕事もして、ブック・オフで、小林よしのりの本を二冊。こういう価値のない本は、ブック・オフに限る。

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アメリカの下院決議

 いつものように職場で、日本の新聞、中国の新聞、韓国の新聞とWABでチェックしていると、次のような記事が……。いえいえ、チャン・ドンゴンとジウ姫の話ではありません。
日本軍国主義が太平洋戦争主犯」…米下院が決議案採択
 記事によると、「米下院が60年ぶりに初めて太平洋戦争勝利記念決議案を採択した。 決議案は、太平洋戦争を起こした日本を「ファシズム軍国主義」と強力に非難し、日本戦犯に対して有罪評決を下した極東軍事裁判の結果が有効であることを確認した」というのです。
 ここで、思い起こされるは、靖国神社の主張です。遊就館の展示には、次のような一節が

 「大不況下のアメリカ大統領に就任したルーズベルトは、昭和十五(一九四〇)年十一月三選されても復興しないアメリカ経済に苦慮していた。早くから大戦の勃発を予期していたルーズベルトは、昭和十四年には、米英連合の対独参戦を決断していたが、米国民の反戦意志に行き詰まっていた。米国の戦争準備『勝利の計画』と英国・中国への軍事援助を粛々と推進していたルーズベルトに残された道は、資源に乏しい日本を、禁輸で追い詰めて開戦を強要することであった。そして、参戦によってアメリカ経済は完全に復興した」

 靖国神社の戦争観は、アメリカのせいで戦争になったというものです。米下院の決議は、首相の靖国参拝問題と無関係だとは思えません。しかも出席議員全員の一致での決議です。上院でも同じ内容の決議がされると言います。この話、日本のメディアでは報道されてはいないようなのです。

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「つくる会」の教科書について

 「つくる会」の教科書をテーマにエントリーすると、TBがたくさんつきますね。それほど、この世界での関心事ということなのでしょうか。1つひとつ反論するわけにもいきませんので、ここで私の考えを短くですが、書いておきたいと思います。
 前提の1つとして、私個人の意見としては、いっぱんの出版物としては、あらゆるものが保障されるべきだと思います。千葉の図書館の問題をまつまでもなく、たとえ「つくる会」のものであっても、その表現の自由は保障されるべきだと思います。ただ、ドイツなどでは、この点でも違った選択をしているということは知っておくべき問題だと思います。
 前提の2つとして、あらゆる教科書が自由であるべきか否かの問題です。たしかに、教科書の検定制そのものがこの表現の自由との関係で問題があることは事実だと思います。ただ、すべての教科書が自由であるべきかどうかとなると、現実の教科書をとりまく、出版や採択、そしてその教科書の活用などあらゆる面で、現在の社会で、自由が保障されているわけではありません。こうした実態の中では、教育がその公共性を担保するうえで、検定制度の存在は、有用な面もあることは否定できません。
 その前提のうえでの「つくる会」の教科書です。私は、この検定制のもとで、「つくる会」の教科書を合格させたことそのものが間違いだと思います。したがって、教育現場にこの教科書をもちこむことは反対です。なぜなら、この教科書は、日本のかつての侵略戦争を正当化する立場に明確にたっています。このこと1つをとっても、国連憲章や日本国憲法の土台となっている戦後の国際社会と日本の戦後政治の原点そのものとあいいれないからです。一般の書物でなく、一定の教育内容の基準というものにもとづいた教科書であるならば、この点は重要なことだと思います。
 ただ、こうした点をふまえたうえでも、教育はあらゆる価値観から自由であるべきだという意見はありうるとは思います。しかし、そうであるからこそ、この採択、そして学校へのもちこみという地点で、社会は、高い良識というものを発揮するべきだと思います。

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2005/07/15

知床世界遺産登録

 知床が世界自然遺産に登録されました。わが家では、二男が、連れ合いに、なぜ知床が世界遺産になったのか、質問し、連れ合いによる熱い説明がくりひろげられたそうです。知床には、10代のころ、一度だけいったことがあります。海と半島も圧倒的な自然、そして厳しい自然のなかに生きる羅臼の町と姿に強烈な感動をして、高校のときに、作文に書いた記憶があります。
 世界遺産にかかわっては、いろいろな議論がなされます。今日の報道でも、知床の漁業と自然保護と調和は、きわめて深刻で切実な問題です。これまで世界遺産に登録されたところでも問題が真剣に解決されないのが気になります。奈良の高速道路問題、熊野の林業……。人間が人間らしく生きるうえで欠くことができないものを、どう考えるのか。注目されることには意義がありますが、向き合わなければならない課題を自覚しつつ、政治の責任も考えたいものですね。

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今夜はワイン!(とくに意味なし)

 1時就寝、7時20分起床。頭が痛い。が、リビングのほうがガサガサうるさい。結果、ごそごそと起きることに。朝食は、パン。はっきりいって、パンは嫌い。朝から、もう1つ力がでない。朝食のあと、二男の夕食づくり、とりあえず、アジフライと、ナスとピーマンのみそ炒め。急ぎ、職場に。午前中は、会議を横目に、欧州方面の原稿にかかりきり、夕方までに仕上げて、本人にメール、電話で連絡。
 午前中、逆に某わかもの系新聞から原稿依頼も。テーマは「靖国」、まあこういうこともあります。忙しいなかで、同時間をつくるか頭はいたいのですが、実は、私のかつての職場でもあるので断れません(笑い)。
 今日、一本原稿をあげたことで、少しは山を越えた感じかな。今週は月曜から、お酒を飲んでいなかったので、今日は、連れ合いと、ワインです。まあ、明日も朝から仕事ですが、気分を変えて頑張ります。

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ナチスの国の過去と現在

4406030484 望田先生の『ナチスの国の過去と現在』を読み終えました。専門書じゃなく、読み物としてつくられているのが、私には、かえってちょっと読みにくく思えました。しかし、「ワイマルからなぜナチスが生まれたのか」「ナチスとホロコースト」「戦後ドイツの実相」という3つのテーマを、現在の日本の課題に引き寄せながら、縦横無尽に語る内容は、深み、知的刺激もあり、十分、読了後の満足感もあります。ドイツ現代史は、勉強したことがありそうで、ない分野。それをカバーし、現在起こっている問題についてのたしかな視点を提供してくれました。ちょっと賢くなったような気がします。

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2005/07/14

障害者自立支援法案採決に怒る

 障害者自立支援法案が、13日衆院厚生労働委員会で強行採決されました。
時事通信7.13 障害者支援法衆議院で可決
○共同通信7.13 障害者の費用負担1割に
○TBS 7.13 障害者自立支援法案、衆院委で可決(動画)
○フジ 7.13 一部修正のうえ与党の賛成多数で可決 傍聴席からは怒号飛び交う(動画)

○毎日新聞 7.14 障害者支援法案 衆院厚労委で可決 原則1割負担に変更
○中国新聞社説 7.14 障害者支援法案 就労の拡大こそが先だ

 重大な問題をはらむだけに、マスコミの関心もここにきて高まっている。
 今回の改正の目的を毎日は、次のように報道する。

 現行の支援費制度は03年度にスタート。自治体がサービス内容を決めていた「措置制度」を改め、身体、知的障害者が自ら選択できるようにしたが、使い勝手がよくなり、利用者が急増した。このため04年度は国の補助分だけで274億円不足。今後も利用量の増加が予想され、財政的に破たんする恐れが出ていた。
 今回の法案は、国、都道府県の市町村への補助を、「できる範囲で負担する」裁量的経費から「必ず負担する」義務的経費に変えた。一方、障害者に対しては所得に応じて負担する「応能負担」を定率負担に改正。所得が少ないため、ほとんどの障害者が無料でサービスを受けている現状を、原則1割負担に変更する。

 最初に「財政」ありきの法律なのだ。障害者にとって、人間らしく生きる保障であったサービスを、「応能負担」の名で1割負担とする。しかし、たとえば重度の障害者にとっては、そのことにとって、収入より支出が上回ることになり、生きる基盤そのものが奪われることになる。これでは、応能負担の名による、人間として生きる権利の蹂躙ではなのか。
 戦後、多くの人たちの運動で、25条をはじめ憲法を実体化させた、その到達を「改革」は奪っていく。これにたいし、障害者団体は7月5日、日比谷で1万1000人の集会を開いた。これはものすごい数である。 舞台は、参院に郵政と同じく移る。自分たちの問題として、このたたかいに連帯しなければいけないと思う。

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ユン・ボンギルと靖国神社

 昨年、知り合った舞台俳優のemuさんこと、榊原典子さん(近ごろ、劇団を退団してフリーになったそうです。飛躍を期待します!)が、この秋、 「熱り(ほとぼり)」という劇に出演します(シアターΧ、11月30日)。この劇は、ユン・ボンギル(尹奉吉)を主人公にしたもの。ユン・ボンギルは、1932年4月29日、日本による韓国の植民地支配に講義し、上海での天皇誕生日の式典に爆弾を投じた韓国にとっての「義士」。中国や韓国では「上海義挙」と呼ばれています。最近、出版された日中韓共通教材『未来をひらく歴史』に、彼の2人の息子にあてた遺書が紹介されていました。

おまえたちにも血が流れ、骨があるのなら
きっと朝鮮のために勇敢な闘士となれ
太極の旗を高く掲げ
私のなきがらのない墓を訪ね
一杯の酒を注いでおくれ
お前たちは父がいないことを嘆くなかれ
愛する母がいるのだから

 『未来…』では、この「義挙」後、中国の民衆と国民党政府は感嘆し、朝鮮の独立運動を積極的に支持するようになったと書いています。
 ところで、実は、靖国神社の遊就館に、このとき死亡した白川義則上海派遣軍司令官の「血染めのワイシャツ」が展示されているのです。図録には、「朝鮮独立党に属する者が投じた爆弾により負傷。…死亡」とあるだけで、ユン・ボンギルの名や、彼がなぜそのような行動にでたのかなどについての記述はまったいありません。さて、この劇は、ソウルと、そしてユン・ボンギルが銃殺された金沢でも公演するそうです。日韓のかけはしに。ぜひ成功を期待したいし、今度は見に行きたいと思っているのですが。
   

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ひきつった笑顔?

 1時就寝、7時起床。いつもと同じ。連れ合いがいないので、そそくさと、朝ご飯をつくり、洗濯をして、そして夕ご飯をつくる。ハンバーグは少し(大?)失敗。サラダは普通。時間をずらして、腰が痛いので座れる電車をねらうが、こういうときに限って、座ったあと、小さな子どもを抱っこしたお母さんと、そのおじいちゃん、おばあちゃんが乗ってきて、私の前に……。まわりで誰もゆずらないので、しかたがないので、席を立つ。そのときの笑顔はきっとひきつっていたのだろうなあ。
 今日は、仕事は、ひたすら欧州方面の課題。だいたい半分ぐらいまですすんだというところだろうか。途中、何人かの人と討論をしにぶらぶら? 夜9時前までがんばって、帰宅は10時30分すぎ。帰りは今日も、ドイツの人。

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2005/07/13

沖縄米軍 都市型訓練を強行

 沖縄は、都市型訓練の強行で緊迫しています

実弾訓練2日目強行/金武町「都市型」
 米陸軍トリイ通信施設の第一大隊第一特殊部隊(グリーンベレー)は十三日午前、金武町のキャンプ・ハンセン「レンジ4」の都市型戦闘訓練施設で前日に続き、実弾射撃訓練を実施した。外務省沖縄事務所の照会に対し、在沖米軍は同日午前、「前日(十二日)と同様の訓練を実施している」と回答、屋外射場での小火器による射撃訓練の実施を認めた。訓練実施に反発する町は十三日早朝、キャンプ・ハンセンの第一ゲート前で抗議集会を開き、最大規模の約四百人が参加。県民大会開催を視野に入れた運動拡大をアピールした。 ……
(沖縄タイムズ)

 もともと、この施設は、米海兵隊基地キャンプ・ハンセン内の別の場所にあったものを老朽化を理由に、昨年レンジ4に建設着工を強行したもの。多くの反対をおしのけての強行でした。しかも、レンジ4は、同町伊芸区に隣接し、住宅地までの距離はわずか三百メートル。高速道路からは二百メートルです。米軍がグアムで都市型訓練施設を建設しようとした際に、商業施設が近いことから中止したという代物です。このレンジ4の施設もあまりにも危険だということで、別の場所への移設も合意されている。しかし、新しい施設ができるまでの数年間暫定使用するというのです。
 くわしい情報は、琉球朝日の映像でどうぞ。
 グリーンベレー、都市型訓練、そしてその強行。なんのために米軍が沖縄にいるのか。その性格をも浮き彫りにする事態です。本土ではなかなか詳しく報道されませんが、しっかり見つめたい現実です。
 

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健康のための努力をしようかな

 1時に就寝、7時に起床。あまりお酒を飲まなくなったというのに、寝起きの胃の調子は、なかなかよくなってくれない。そそくさと、少量の朝食をたべ、出かける準備。早々に、国立に向かう。午前中は、取材。この国立という学園都市の光景は結構、落ち着く。駅から、一橋の校舎までの道も悪くない。そして、大学構内も、静かな雰囲気。京大と比べて違うのは、車が少ない、自転車が少ない。そう京大は、無法駐車場・駐輪場化していた。
 この研究者さんとは取材のあと、健康について話題に。高血圧について。彼は、その対策のため、毎日30分走っているという。テレビをみながら30分ルームランナーでという。こういう時間も必要なのだろう。わが家にも連れ合いの健康器具があるのだから、少し挑戦してみようか? 取材のあと、駅前の本屋に。ほしい本を見つけたが、5000円を超える値段。買う決断はできなかった。
 昼に職場に。午後からは、1本提稿して、欧州方面にかかる。いろいろ調べものもして、だいたいまとめる構想を夜までにつくりあげる。仕上げの目標は金曜日というところか。わりあいと方向はすっきりした。今日は、連れ合いが、夜勤。家事もあるので、10時前には自宅につくように職場を出て、帰路、食事の買い物など。電車のなかは、今日もドイツの人ということで。

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「つくる会」教科書、栃木・大田原市が採択(読売新聞)

リンク: @nifty:NEWS@nifty:「つくる会」教科書、栃木・大田原市が採択(読売新聞).

 すでに、ご承知のように、栃木県大田原市の教育委員会が、来春から市立中学校7校で使う教科書について、歴史と公民について、「新しい歴史教科書をつくる会」のメンバーが執筆した扶桑社の教科書を採択しました。市区町村単位では初めてです。今年10月に同市に編入合併される黒羽町と湯津上村の計5校でも同じ教科書が使われるそうです。
 読売新聞の報道によれば記者会見した小沼隆・市教育長は、つくる会の歴史教科書を選んだ理由について、「バランス良く構成されていて、日本史全体の流れと各時代の特色が分かりやすい。文化史を重視し、日本文化に対し、誇りと愛情をはぐくめるような内容となっており、国際関係の理解にも適切であると考えている」と述べたと言います。
 もちろん、個人がどのような考えをもとうが自由です。しかし、公的な、教育行政をつかさどる機関が、このような発言をし、このような理由で、このような決定をするのは重大です。私たちが住む社会が、アジアのなかでどのような方向にすすんでいくのか。この決定に抗議の意思表示と、そしてこうした決定が広がらないような議論と学習を広げたいと思います。

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2005/07/12

つくる会をめぐって緊迫

 つくる会の教科書の採択をめぐって、緊迫した事態が生まれています。
以下 俵義文さんからの報告です。

 「栃木県大田原市の採択協議会は16時30分頃に終わりました。会場前には30~40人の市民が集まって要請行動をしました。すべて非公開で会議参加者は硬い表情で出てきて、一切口を開かない、 という状況だと複数の報告が来ています。
 大田原市の教育委員会は明日(13日)9時から委員会を開催して、採択を決め、その後に発表するとしています。 ところが、読売新聞が……、「つくる会」の歴史・公民教科書を採択したと報じています。他のメディアからわからないという反応でしたので、読売と通じている委員がいて情報をリークしているのではないかと思います。
 教育委員の1名がボスニアに旅行中で26日まで帰国しないことが判明、地元市民組織などは、5名がそろうまで、教育委員会の開催を延期せよ、ということと、採択するなという要請活動を展開しています。
 明日の教育委員会に向けて、大田原市教育委員会に対して、「つくる会」教科書を採択するなという、抗議・要請のFAX,メールを全国から届けるように呼びかけます。残された時間はわずかですが、全力で取り組まれるよう要請します。
 要請先 大田原市教育委員会
〒324-8641 栃木県大田原市本町1-4-1
学務課 gakumu@city.ohtawara.tochigi.jp TEL 0287-23-4706
学校教育課 TEL 0287-22-4149 FAX 0287-22-4485 又は 0287-24-0468」

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昼のおしゃべり。話題はつきないが

 12時半に就寝、7時半起床。よく寝たのに、今日もつらい。そういえば、昨日深夜に長男から電話。「自衛権って、集団的自衛権ともう1つ何?」。まったく意味不明の電話。なんだこれ。
 さて神経を使う仕事がつづいているので、かなり身体の中心から疲れてるという感じ。朝、電車に乗って、座れないのが心の底から恨めしかったりする。職場に向かう電車では、朝日新聞。職場では、まず3国教材の人。断続的にとりかかり、夕方までに仕上げて、メールを送る。途中、広告づくりなど、実務的な仕事をこなす。お昼を前後して、職場の女性たちと少しおしゃべり。子育てのことなど、相談、愚痴、などなど。子どもの不登校から受験や学費の問題、親自身の自立の問題など話題はつきない。午後には、1時間ほどの会議もあり。中国経済が話題に。要研究というところか。
 夜には、欧州方面の人に。8時半まで、とりあえずがんばって、帰りの電車ではドイツの人。10時半前に家にたどりつく。本当は、インタビューものというのは、月2本がせいぜい。3本やるとへとへとになる。それが今月は4本。もちろんその外の原稿も少なくはない。たぶん、月末には口も聞きたくないような状況になっているんだろうと思う。地域の仕事も本来ならやらなければならなんだけど。
 

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2005/07/11

感謝の言葉もなく(笑い)

 12時15分に就寝。7時20分に起床。疲れていて、身体が重い。昨日のワインのせいか頭も痛い……。少し、横になっていることにする。しばらくして、ベットから這い出して、二男の夕食をつくる。サバのみりん干しを焼き、煮物つくる。
 銀行にいって長男にお金を送る。が、奨学金がおりたのか、感謝の電話もない。そんなことがあったせいでもないが、自分の実家に電話をかけてみる。かなりくたびれている様子だ。今年はいつ帰省しようか。まだ、考える余裕すらない。
 仕事は、今日は、基本は3国共通教材の人。だいたい半分から3分の2の完成まですすんだ。明日中にはなんとかしたいところ。先日送った1本のインタビュー原稿はとどいたので、明日これがおわれば欧州関連にかかることになる。
 夜も、仕事にかかっていると、フロアにはいつもの青年だけ。9時前には引き上げることにして、途中、本屋で、『憲法力』など数冊の本を買う。帰りの電車は、『沈黙のファイル』の人となる。

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沈黙のファイル

4101224218 「瀬島龍三」とは何だったのかという副題がつくている。共同通信社会部著になっているが、その中心にいたのが『渡邊恒雄 メディアと権力』や『特捜検察』などを書いたあの魚住昭氏。氏の筆になるものだけに、とても面白く、読みごたえがある。
 著作自体は、いまから9年前に出版されたものだ。6年前に文庫になり、昨年、そのうち読もうと思って買っていたもの。最近の仕事との関係でも、何となく気になっていたので、ここのところパラパラと読み始めて、半分強まできている。
 瀬島龍三氏は、80年代中曽根内閣の相談役を務め、その後も政治に大きな影響力を発揮した人物である。そして、周知のように戦前は、陸軍参謀本部で、太平洋戦争の作戦を直接つくった人物でもある。この本では、戦後、復興ビジネスで成功をおさめる瀬島氏の姿からスタートする。そして次の叙述される戦前の参謀本部には、服部卓四郎、辻政信など、戦後にも連なる名前が出てくる。この参謀本部の動き、主張、そしておしすすめた戦争もていねいに追っている。
 太平洋での戦争の実相、そして中国での731部隊。こんな残虐な戦争をいとも簡単におしすすめた、日本の軍隊、そして日本の政治とは何だったのか。読んでいくと、たとえば東條の責任は重いが、もっと責任のある人間はいるのではないかと思えくる。そして、その全体が裁かれなかった、責任の追求がされなかったために、東條に対する免罪、ひいては日本が戦争でおこなったことにたいする免罪が生じるのではないか。
 戦後、ひきずった課題はあまりにも多い。そのことに正面から向き合わなければならない。

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2005/07/10

テロとイスラム

 テロがおこるたび、イスラムとの関係がとりざたされます。イスラムと平和の共存はありえないのでしょうか。
 イスラム諸国ではこのテロをどう見ているのでしょうか。「しんぶん赤旗」のカイロ特派員の小泉大介さんが、アラブの新聞を紹介していました。

 UEAのアイッティハド紙は「この野蛮な攻撃は、英国民にたいするだけでなく、国際社会と文明に対するものである」「爆発事件の犠牲者はさまざまな宗教や人種からなる民間人であり、テロは法的にも道徳的にも正当性をもたない」
 パレスチナのアルクドスは「テロ攻撃は悪意に満ちたものであり完全に拒絶されなければならない」
 汎アラブ紙のアッシャルク・アルアウサトは、「ロンドンでもテロはすべてのアラブ人に対する攻撃である」「イスラムの名によるこのような攻撃はその名に泥を塗るものである。われわれは自由のため、自由を破壊するこのような行為を完全にやめさせなければならない」
 同じくアルハヤト紙は「この攻撃を計画した愚かな精神は、勇気、名誉、道徳を一切欠いたものであり、イスラムの伝統と信仰とかけ離れていることは疑いない」
 サウジアラビアのアルワタン紙「この攻撃的で計画的な爆発攻撃はイスラムに汚名を着せるものである」
 ヨルダンのヨルダン・タイムズは「(テロの)真の目的は世界を脅かし分断することにある」
 レバノンのデーリー・スター紙は「すべてのイスラム教徒が通勤や通学のために地下鉄やバスに乗る民間人を殺害することがまったくイスラム的でないことに同意している。コーランのどこにも、このような遺憾で計画的な殺害を許すような教えは存在していない」

 自由を破壊する行為であり、殺害の教えはコーランにないというのです。テロを包囲するためにも、イスラムの国々との共同したとりくみこそが大事なのではないでしょうか。

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文民統制

00024629 こういう議論は、もしかしたらいまこの人しかできないかもしれない。著者は纐纈厚さん。軍事史の専門家である。
 防衛大綱の改定に前後して、3自衛隊の統合化が散々議論され、制服組から防衛参事官制度の廃止が提案され話題になった。戦後日本においては、9条にあいはんする自衛隊については、その縛りから、いわば自衛隊のあり方について本格的に議論することはタブー視されたという面は否めない。軍事によらない世界のあり方、政治の在り方を追求することの意義を、著者は積極的に指示しながら、実際に存在する自衛隊とどうつきあうのかという問題を提起する。アメリカの要請で、自衛隊は海外での展開をすすめる。共同演習が重なり、共同行動がめざされれば、いま自衛隊に存在する、文官による制服の統制というものはじゃまになる。政治の軍事化をめざす政治家はそれを支持する。そのなかでうまれているのが先の動きである。
 軍と民主主義は本来あいいれない。だからこそ、どの国も、その民主主義のもとにどう軍を位置づけ、統制するかについて、苦労している。しかし、日本社会で、9条のもと、この点でも国民意識、政治の在り方は成熟していない。どころか、今の政治は、明らかに、その空洞化をすすめようとしている。だからこそ、軍事力によらない政治をめざしつつ、この問題に正面から向き合うことも、もはやさけられないのは事実である。活発に議論がなされるべき、刺激的な書物である。

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わかものとの会話

 1時45分ごろに就寝、7時半には起床。しかし、4時半頃から断続的に目が覚める。眠りが浅く、疲れが残る朝。昨夜は、雨が激しかったので、夜の間にしておきたかった、外での仕事を朝のうちにすませる。そして、午前中は、青年相手の学習会で講義。仕事が忙しかったので、正直準備は不十分、ただ、あまり準備をしすぎるより、案外、話はのったりする。このあたりはむずかしい。とりあえず、つかみだけは考えていったのでそれはそれで成功したんでしょうか。
 学習会には、ずいぶん久しぶりに会う顔も。お産をして、お母さんになった人と、ほんとうに1年ぶりぐらいだろうか。私の住む地域のわかものと、学習会のあと、いろいろ30分ぐらいおしゃべり。ちがう世代、とくに若い世代の意見、感性は素直に学ばなければならないと思う。
 午後は、職場に行って、3国共通教材の人に。
 夕方、Tシャツ、そして夕ご飯の材料を買い物をして、帰宅。帰りの電車のなかは、「文民統制」の人に。今夜は、スパークリングワイン。長男から、カネ送れコールあり。

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2005/07/09

ワルモノ風日記

 日記的なものを増やすため、私も敬愛するワルモノ先生の日記風に書いてみようかと思います。
 今日は1時半就寝、8時前に起床。だが、途中、つれあいが2時過ぎに、寝室に戻ってきて、安眠を中断させられる。だから、朝は眠い。午前中は、雨は降らず、新宿に向かう電車のなかでは、朝日新聞の人となる。
 午前中は、3国共通教材の人として過ごし、午後からは代々木で、9条の会の学習会。渡辺治先生の話は刺激的。講演終了後、治先生とは少しだけダベリング。職場に戻って、HPの原稿を完成させ、明日の学習会の準備をはじめる。材料がないので早々に、帰路に。、夜は団地の管理組合の会議。やっかいな規約の問題。
 9時半に家に帰る。バレーボールの真っ最中。思わずいろいろ解説をしたくなる。アメリカになんと快勝!! 私は個人的には大友愛の大ファンである!
 明日の学習会の準備をしつつ、連れ合いとワインを飲む。まあまなの味か。連れ合いは、イ・ビョンホンを見ながら、半分は夢の中である。

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ふたたび過ちをくり返さないために

 ロンドンでおこされたテロは決して、許されることではありません。では、どうテロと向き合うべきなのか、あらためて9・11のことを考えざるを得ません。はたして、あのときのブッシュの対テロ戦争は世界になにをもたらしたのか。
 現在のアフガニスタンの状況、そしてイラクの現状から見えるのは、暴力の連鎖の痛ましい姿にすぎません。80年代、そして90年代と、世界はパレスチナの問題をふくめ、テロと直面せざるをえませんでした。その教訓はなんだったのでしょうか。
 やはり、国際的な世論でテロを孤立させるしないないのではないでしょうか。そのためには、あくまでもテロは法によって裁くというのがことの確信だと思えてなりません。ロンドンの例をみても、どんなに警備をしてもテロは仕掛けられてくるでしょう。だからこそ市民社会そのものがテロを拒否するようになっていくこと以外にテロとはたたかえません。はたして、世界はそのように向かうのか。対テロ戦争という過ちをくり返すことは許されません。

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9条の会の学習会

NEC_0023 今日は、午後からは、9条の会の事務局主催の学習会「自民党改憲要綱の検討」に行って来ました。講師は、ご存じ、渡辺治さん(一橋大学教授)。はっきりいってものすごく面白かったです!
 この1年弱のあいだになぜ、自民党は4つの改憲案を出さざるをえなかったのか。そして、この4つの改憲案に共通していること、大きく揺れていること、そこから今の改憲勢力の動きの方向、そのねらいを見事に解き明かします。きわめて網羅的だった11月の改憲草案大綱、大きくカーブした4月の要綱、そして今回の素案は、9条改憲、それも集団的自衛権を曖昧にしながら、自衛軍の明記と国際貢献ということに踏み出そうとしています。党内の合意、そして公、民との協議を展望したきわめて実践的な改憲案。結論は、矛盾を大きくもちながらも改憲に動いている! いよいよ私たちも正念場なのでしょうね。

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2005/07/08

メディアの海は超不調

 最近、ソネット・ブログが絶不調。すぐにアクセスできなくなるのです。したがって、メディアの海の更新の時間がきわめて、不安定。ちゃんと準備はしているですが、困ったものです。

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戦争をする国のリアル

 昨日、自民党の新憲法起草委員会の要綱・第一次素案が発表されました。各紙に全文が掲載されています。ごく短いものになっていますが、そこには、いま自民党が改憲にかかわって、どんなことを考えているかがある程度うきぼりになっているように思います。自由と人権を軽視し、義務を強調するのは昨年7月の論点整理以来、一貫した姿勢です。全体を読んだ感想として感じることは、やはり9条にかかわる問題でしょう。「自衛軍を保持」「自衛軍は、国際の平和と安定に寄与する」とし、「軍事裁判所の設置」も明記しています。
 この素案について、起草委事務局次長の桝添要一氏が読売新聞で次のように言っています。

 「最大の目玉は、9条を改正し軍隊を持つことを打ち出したことだ。……(国会での改正発議要件の3分の2以上の賛成を得るために)民主党も公明党も支持してくれる内容を考えた場合、自民党の色が薄まるのは仕方がない……(こんどの案では)国会の改正発議要件を緩和するよう96条の改正も打ちだした。9条と96条の改正が実現すれば、風穴を開けることが出来る……」

 これは、まさに日本経団連が今年1月に主張したことなのです。財界手動で議論を収斂させていこうという意図がありありと見えてきます。
 もう1つ気になるのが、集団的自衛権について、「自衛権は個別的と集団的とに分けられない。憲法レベルで書くかどうかを議論するレベルではない。個別的か集団的かという不毛な議論は自民党ではもうしない」と言って明記しなかったことです。憲法調査会報告でも自民党は同じ態度でした。ここには、明文改憲と同時に、解釈改憲の圧力をかけるという意図も見えてきます。明文改憲に成功しようがしまいが、日本の政治を揺さぶるような、日本によりいっそうの軍事分担を求める事件がおこれば、一気に集団的自衛権の行使に本格的に乗り出そうというのでしょうか。戦争をする国になることをリアルに感じさせる内容でもあるのです。
 いずれにしろ、11月には、これにもとづいた草案が発表されます。改憲に向けた議論は急ピッチで展開するかもしれません。

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2005/07/07

ロンドンで同時爆破テロ

リンク: @nifty:NEWS@nifty:ロンドンで同時爆破テロ(共同通信).

【ロンドン共同】ロンドンで通勤時間帯の7日朝(日本時間同日夕)、金融街シティーに近い地下鉄オルドゲート駅など複数の駅や、バスを狙った同時爆破テロが発生、少なくとも2人の死亡を確認。ロイター通信は、185人が負傷と伝えた。米CNNテレビによると、英当局者は、キングクロス駅で2けたに上る死者が取り残されていると語った。サミットを標的としたテロの可能性がある。

 本当は、今日は、自民党の憲法改正要綱素案なるものについてエントリーしたいと思っていましたが……。
 卑劣なテロに対して、国際的な原則として、どう向き合うべきなのか。すでに日本も無関係な問題でありませんしね。アルカイダが犯行声明を出しているようですが、サミット開催中の事態だけに、国際社会としてどう対応していくのかは、重要な問題であり、注視する必要があります。

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今日の夕ご飯(笑い)

 では、夕ご飯ネタ。今日は、子どもの夕食のため、朝に、焼き魚(ホイル焼き)と、じゃがいもの煮物、あとナスを焼きました。帰ってくると、このおかずは、ちゃんと平らげてくれていましたが……。ご飯を食べていない。聞くと、食べようとしたが、しゃもじがなかったから、冷凍スパゲティをチンして、それとおかずを食べたと言うのです。しゃもじは流し台。洗えと思うのですが…。少なくとも、スプーンでの何でも使えばいい。何を考えているんでしょうね、いまどきの子どもは!! プンプン。

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「生活苦しい」ぞ!

 厚生労働省が国民生活基礎調査の概況を発表しました。それによると、「生活が苦しい」と訴えている世帯が、昨年7月の時点で55・8%と前年に比べて1・9ポイント増加しているそうです。私の家は特別じゃなかったんだ!と思いました。正直。とくに、18歳未満の子どものいる世帯では63・1%と過去最悪だそうです(高齢者も)。
 ちょっと、注目したのは、18歳未満の子をもつ母親のうち、仕事を持つ人は56・7%にのぼりながら、正社員は16・9%にとどまり。一方で就業時間は1日あたり8~10時間が33・5%と、不安定で低賃金という状況で雇用され、フルに働かされている実態が垣間見える調査になっています。

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駒場界隈からドイツについて考える

 今日は、午後から東大の駒場に。何やかんや言いながら、個々は大学とよばれるところのなかで、いちばん訪れる回数が多いと思う。今年は3回目かな。18階建ての新校舎にも初めて入りました。東大の校舎は、とくに駒場は雑然として、落ち着きはないですよね。そこがいいのかもしれませんが、そう考えると寮がなくなったのは、やはいり寂しいです。ここの中寮にはそれなりの思い出もあります。
 さて、大学を訪れると、やはりまわりにある古本屋にふらりと訪れたくなります。今日は、古本屋でカーショーの『ヒトラー 権力の本質』を買いました。先日、早稲田に行ったときには、その近くの古本屋で『ビヒモス』を買いました。いずれも、ドイツ第三帝国というか、ヒトラーに関わる本です。日本で歴史認識が問題になるとき、つねにドイツとの比較がおこなわれます。ドイツの戦後については、このブログでも紹介したことがありますが、でもその第三帝国とは何だったのか、ヒトラーとは何だったのか。あまり私自身勉強したことがありません。そこで、この夏には何冊かの本を読んでみたいなと。定価の半分ぐらいの値段だったので、重要な成果でしょう。
 映画の世界でも、「ヒトラー最後の一二日間」だとか「マイ ファザー」なども話題です。ドイツのこの問題は、現在でも真正面から問いかけられるのに、それに比して、日本の問題は必ずしもそうではありません。そのことをドイツの側からももう少し知りたいと思うのです。

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2005/07/06

うーん 話題がないなあ

 日々の日記ネタのほうがコメントしやすいとの意見をいただいているので、何か今日の出来事を書いてみようかなと思うのですが、案外、ネタがないものですね。みんなよく続くなあなんて、妙に感心したりします。今日は、午前中は、会議。そのあとはずっと職場で、パソコンとにらめっこで原稿をつくる作業です。変わったこと? うーんampmの夜のお弁当半額セールは助かるとか(笑い)。困ったこと、洗濯物が乾かないなあ! 一日を振り返って。朝、乗り換えで始発電車にのって30分、爆睡。夕方30分の昼寝? なぜこんなに眠いのかなあ。
 一日を振り返っての話題って本当にないものですね。

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2050年のわたしから

4062129167 ご存じ金子勝慶応大教授の新著です。2050年の日本がどうなっているのか、金子さんがシミュレーションします。その方法は、いたって簡単、すべての指標をいまのペースで事態がすすめばどうなるかというもの。国民年金納付率は0%、投票率0%、大卒就職率0%、農家も商店街もゼロというとんでもないシミュレーションです。でも、考えてみれば、いまの若者や子どもの目線で未来を見たとき、それは必ずしもとんでもない姿ではないのかもしれません。そう、実際には、日本という国は、解決すべき多くの問題に立ち向かえずにいます。
 著者は、もう一方で、違う日本の未来像を提示します。もう1つの希望のシナリオは「人々が憲法9条を使いはじめた」世界です。具体的なビジョンは、私と考えの違うものもありますが、大いに討論の素材になる内容です。若者たち子どもたちを前にして、問題を先送りにして、向き合えない大人でいいのか? やはり夢を語り、未来をきりひらく大人でありたい。それが最低限の責任なんだと思います。いまからでもまだ間に合う、そう強く訴えたい思いになる1冊です。

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中国残留孤児国家賠償訴訟

 中国残留孤児の国家賠償訴訟判決の第一団が大阪地裁でありました。判決は原告の請求を全面的に棄却する不当なもの。朝日新聞の報道では、

 敗戦後に中国東北部に取り残された日本人孤児が、速やかな帰国措置や永住後の自立支援義務を怠ったなどとして、国に1人あたり3300万円の国家賠償を求めて全国で起こした集団訴訟の初めての判決が6日、大阪地裁であった。大鷹一郎裁判長(平林慶一裁判長が代読)は「長期の中国残留や帰国後の言葉の不便による精神的苦痛は認められる」としたものの、「当時の厚生省が孤児らの訪日調査の実施を遅らせたとはいえず、その時代時代の事情に合わせて帰国後の孤児の自立支援策を立案・実行していた」として請求を全面的に棄却した。孤児側は控訴する方針。……

 戦争と侵略という政治による行為によって翻弄され、日本(政府)によって60年間も放置された孤児たち。国の責任を認めながら、支援措置は政治の裁量とした。なぜ、3権分立という仕組みがあるのか、なぜ政府の誤りを正面から裁けないのか。
 少なくとも、判決は、「残留孤児は日本語が十分に使えないことで社会生活上の不利益を受け、多くが生活保護による生計維持を余儀なくされている」ことは看過できないとしている。政治の責任で支援策の充実をはかることが求められている。

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2005/07/05

気分一新

 デザインを変えました。芸術的なものから、一転かわいいラスカルです。これ有料だから少しこのままで行きます。ちょっと似合わない?

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内蒙古に旧日本軍の毒ガス実験場 世界最大級

 新華社通信の配信記事が、中国大使館のホームページに掲載されていました。それによると「黒竜江省ハルビン市社会科学院の専門家が、長年の調査研究のすえ、内蒙古自治区ホロンバイル市で、現在知られているものとしては世界最大という、第二次大戦中の日本軍の毒ガス実験場が発見されていることを確認した」そうです。

 バインハンと名付けられたこの毒ガス実験場は、ホロンバイル市エベンキ族自治旗バイントハイ鎮内の草原にある。実地測量の結果、実験場は東西の幅約9キロ、南北の長さ約13キロで、総面積は110平方キロ余りある。いまでもこの草原では、大小さまざまな、形の異なる多くの土坑がみられる。
 ハルビン市社会科学院特別招請研究員、ホロンバイル市侵華日軍細菌毒ガス戦研究者の徐占江氏によると、これらの土坑は軍事掩体(遮蔽物)で、当時日本軍はさまざまの掩体内に隠した人間や動物に向けて各種の独ガス弾を発射し、殺傷力のテストをしていた。……

 毒ガスは、当時の国際法でも禁止されていた兵器です。にもかかわらず、これにたいする処罰は、戦後ほとんどなされていません。この毒ガスの処理と被害への補償は、現在も日本がとりくまなければならない重要な課題でもあります。その処理については日本側の責任でおくなうことをすでに政府は中国に約束してます。この点でも真摯なとりくみが求められています。

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沖国大の壁の撤去はじまる

 昨年8月の米軍ヘリ墜落事件からまもなく1年がたとうとしています。基地の島沖縄の危険をまざまざと示したこの事件、私もこの壁を1月に出張にいったとき直に見ましたが、思わず息をのみました。当日は雨だったので写真をとってこれなかったので、壁の写真は森住さんのページでどうぞ
 この壁が、取り壊されることになり、その撤去作業がはじまりました。沖国大の学生たちは、保存をもとめて運動に取り組んだのですが。現場近くの公園でモニュメント等で活用されるそうですが。証言者としての壁の撤去は残念ですが、この事故を風化させずに、普天間基地の撤去をかちとりたいと思います。

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今月はフル回転?

 昨日は、午前中早稲田大学のキャンパスへ。今日は、会議です。夜は、執筆者との相談です。今月は受け持ちが多く、ちょっと大変です。しばらく休めまそうにもありませんね。今週も、インタビュー原稿2本と取材が1つあります。できるだけ、わくわくした気持ちで、しっかりした仕事をしたいと願っています。まあ、今月は、たくさんの人としゃべったり、討論したり、それはそれで刺激ですが。忙しさから雑にならないように心して頑張ります!

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2005/07/04

いつまで続く米兵被害

 沖縄で、昨日、酒に酔った米兵が小学生の女児の胸を無理やりさわって逮捕されるという事件がおこった。
 琉球新報の報道では、

女児わいせつ米兵逮捕 酒に酔い、体触る 本島中部

 県警は3日、本島中部に住む小学生女児にTシャツをまくり上げるよう要求し、無理やり胸を触ったとして、強制わいせつの容疑で米軍嘉手納基地所属の空軍二等軍曹アルマンド・バルデス容疑者(27)を逮捕した。女児は「殺されるかと思った」と事件の様子を警察に話しており、同容疑者の携帯電話には、女児の顔が写った画像が残されていたという。同容疑者は「Tシャツをまくり上げさせて写真を撮ったが、胸は触っていない」と供述し、容疑を否認しているという。事件を受け外務省が同日、駐日米大使館に「遺憾の意」を示すなど波紋が広がっている。
……

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わが家の夕ご飯

 これまでも、あまり家族そろって夕ご飯ということはなく、父と子、母と子という感じですれ違いが多かったのですが、はっきり言って最近はバラバラの夕食になってきています。連れ合いの勤務地が変わったこともあり、また二男が塾で家を出る時間には間に合わない。もちろん私はとても間に合いません。だから、二男は”孤食”です。最近は、週に何度か、朝私がつくっていきます。やはり、ちょっと手を入れてものでないと、冷凍食品のチンではかわいそうだしなんて……。今日は? アジのフライとスパゲティサラダを朝、チャチャッと。お味のほうは、二男は、「えっ? 母さんがつくったんじゃないの。おれ、味音痴だし」と言うことでした。

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2005/07/03

メディアの海は

 私のもう1つのブログ、「メディアの海」。よっぱらてつけたならしく、まったくもってセンスがないですね。ただ、4月からコツコツ、大手5紙の社説のチェックをおこなっています。ものすごくめんどくさいですし、正直言って面白くない日も多いですが、まあつづければいろいろわかってくることも少なくありません。むこうも4000カウントを超えました。まだ、あまり見ていない人もいるかもしれませんのでたまにのぞいてあげてください。

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東アジアの友好の可能性

 今朝の日経の社説は、「東アジア経済連携の加速を」。別に家で日経をとっているわけではなく、ネットで各紙の社説を眺める。内容はどうってことはないんだけれど、ふと東アジアの友好について考えた。このゆきづまった東アジアの関係を打開する可能性や条件はあるのだろうかと。
 たしかに、保守政治の外交はゆきづまっている。それが、自民党の中の親中派とよばれる人々や民主党に担い手が変わっても、劇的に変化する可能性は大きくはない。なぜなら、靖国の問題が解決をしたとしても、バックに中国に不信をもつアメリカが控えている外交をする限り必ず壁が生じるからだ。
 では可能性と条件は。やはり、東アジアのあいだでの経済交流がより活発化することこそその条件だろう。もっともっとお互いの国民がむすびつき、理解し合えば、歴史認識の溝を埋めることは可能だろうし、アジアに軸足をもった外交の可能性も広がる。結局、決めるのは国民。たしかに、保守化する世論もあるが、この可能性と条件を信じたい。

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松元ヒロ ソロライブ

 松元ヒロ ソロライブに行って来ました。思いっきり笑った90分間でした。思いっきりの政治風刺、現在の保守政治の国民との乖離ぶりをどんどん突いてきます。こんなことまで言っていいのという風刺をどんどん。観客にもいろんな人がいるんだからとこちらがハラハラしてしまいます。そんなステージを見ながら、自分のほうがある意味で、自主規制と言うか、言いたいことを言えないように萎縮しちゃっているのかななんて感じてしまいます。
 社会全体が言いたいことが言えないような風潮があります。その怖さと、自分がそのなかで萎縮していることの怖さ、その両面をしっかり意識してしまいました。

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2005/07/02

報道の自由をめぐって

 今日の朝日新聞の「時時刻刻」の欄に興味深い記事が掲載されていました。アメリカで問題になっている情報源秘匿問題についての記事です。この問題は。イラクのウラン購入疑惑にかかわって元駐ガボン大使夫人がCIAの情報員だとする記事に関してのものです。タイム誌のクーパー記者は記事を書き、ニューヨークタイムズ紙のミラー記者は取材したが記事を書かなかったのですが。2人とも法廷侮辱罪で収監に直面しています。そして取材についての情報の開示がもとめられているのです。権力から、このように取材に圧力がかかり、情報源の開示を求められるのは、何もはじめてのことではありません。今問題になっているのは、タイム誌が、その情報の開示に応じるという決定をしたことです。
 権力の犯罪を監視するのは、メディアの役割です。そのメディアには、そのための報道の自由が保障されています。それは国民の知る権利を保障するためです。が、そのメディアへの信頼もいまや日本ではガタガタに揺らいでいます。同時に、国民の生活には不安がひろがっています。とくに安全への不安は充満しています。そのときに、権力による治安を求めるのも一つの流れではあります。情報公開という世論と、安全を求める世論、そしてメディアへの不信というなかで、アメリカの今回の事態はおこっているのでしょうか。これままったく日本でおきている事態とかわりありません。すぐにNHKへの政治介入問題を思いだします。権力への監視より、安倍晋三の主張をもてはやすメディアの流れを重ねて見てしまいます。日本社会の危険な領域とダブルアメリカの事態です。

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ふたたび『ヒカルの碁』の世界に

4088727177 今日は、午前中、近所のクリニックに通院です。いわゆる成人病です。診察を待っている時間、つい漫画に手がいっています。ここには『ヒカルの碁』があります。以前にも書きましたが、自分でももっていて何度も読んでるんですけどね。今日は、ヒカルが中学のクラブの大会に参加し、塔矢アキラにこてんぱんに負けるところから、塔矢のプロ入り、ヒカルの院生入りそして、若獅子戦というあたりです。ヒカルが碁の世界にのめり込み、佐為相手に練習を重ね、急速に強くなっていくところです。思わず夢中で読んでしまいました。約30分? 楽しい時間でした。

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2005/07/01

わが家の15歳は

 わが家の15歳もむずかしいお年ごろです。もともと、むずかしい年ごろだから、それは自然で安心すべきことなんでしょうけど。
 こと勉強には、相変わらず、マイペースです。学校への提出物を出さないのはほとほと困り果てます。散々、母親に言われて、今回はそれでも少しは出したのでしょうか。
 期末は、ほとんど勝負をしませんでしたねえ(苦笑)。だいたい、教科書をもって帰ってこないんだもの。うーん、高校はどうするんだろう?
 それでも、時たま、勉強で目の色を変えるときがあります(とくに数学ですけど)。この間、模試やテストで、数回、得意としていた数学でつまずいたのがよほど悔しいのか、いまは自発的に数学の問題集をやっています(画期的!!!)。
 子どもの力だとか、子どもの意欲だとか、15歳の事件にかかわって、いろんなことを考えます。弱くなった未来を見通す力――たぶんこのことは確実に言えることだと思います。そのことをつくっている社会の問題、学校や家庭の問題。同時に、その力をつくるうえで学力だとか、考える力だとか、子どもの成長というのがいまの時代、どういう形でかちとられていくのか。そんな立体的な構造に少しでもふれたいなあなんて、数学の問題を解く子どもを見ながら、少し問題意識をもったりするのですが。こんな親も変かな。

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金沢八景へ

 と言っても、何も遊びにいったわけではありません。金沢八景にある大学の研究者に会いに行くためです。貴重な、2時間弱の時間でした。
 ところで、私は、関東に超してきてもう21年になります。が、ほんとうにこの横浜というところには土地勘がありません。だいたい、中華街すら行ったことがない。だから、この金沢八景といっても何があるのか、横浜のどの位置にあたるのかまったくわからないのです。
 考えてみれば、東京というところも、ごく限られた、渋谷のまわりとか、新宿周辺とか、お茶の水とか、水道橋とか、だいたい山手線内総武線沿線といった、そういうところしかしらないですよね。埼玉は、所沢、越谷、浦和、わが街……。千葉なんてぜんぜんわかりません。
 若いころ、関西にすんでいたころは、もう少し自分の住んでいたところのことは知っていたような気がします。まわりをぶらつく余裕もないのか、でも東京は広いから仕方がないのか、何とも言えない気持ち悪さを少し感じました。
 ところで、それはそうと、その大学のある校舎に入って、入り口の傘立てに傘を置いて、2時間弱。帰るとき傘はしっかり消えていました。こら! 近頃の学生は?!

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