佐世保事件1年
あの衝撃的な佐世保の事件から今日で1年でした。子どもをもつ親としても、ものすごくいろんなことを考えた事件でした。子どもの気持ちはいったいどうなっているのか? ネット社会や子どもをとりまく文化のこと、学校や子ども社会のこと、自分なりに子どもたちと向き合おうという課題はもっています(自分の子どもだけではなく)。そこで、考えるべきことを社会的に発信しなければとも思います。
子どもをめぐる事件では、子どもへの虐待がこれだけ、大きくクローズアップされた1年もなかったことも大きな特徴だと思います。なぜ、こうも子どもへの暴力がくり返されるのか。
子どもへの接近、問題へのコンセンサスづくり、この1年なにができたかと言えば、不安ばかりかき立てられる風潮に、力強く対抗できることは何一つできませんでした。正直無力感のほうが大きいのです。同時に、忙しさ、社会的な大きな事件を理由に、後回しにしている後ろめたさも感じるのです。
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