戦時と平時と境界
今日の朝日新聞に、ICタブの話が出ていました。商品の管理をすすめるため、ICタグをつける、その施策をどこかのお役所がすすめるというのです。このICタグなる代物をすすめているのは、アメリカのウォール・マートです。そう西友さんの親会社ですね。なぜ、ウォール・マートがこれの開発をすすめたのか。実は、ウォール・マートは、アメリカ最大の兵站企業であり、その活動のためにすすめたと言われています。
たしかに、軍事の技術が、生活の発展にむすびつくことはすくなくありません。このインターネットだってそうです。しかし、日常の流通が、戦場につらならない保障がどこにあるのでしょうか。有事法制の時代、戦時と平時の境界はどんどんあいまいになってるのかもしれません。おりしもイラクでは、「戦闘地域でない」サマワの自衛隊の車両が攻撃をうけました。いま、よく見つめなければならないことがあるように思います。
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