闇の中の模索
今日は、朝からグラビアの印刷立ち会いです。これが終わると一冊の雑誌づくりは完了です。次号は、かなり進行中です。8月発売ですから、私はひたすら歴史認識にかかわる企画を担当します。
さて、その次、そしてその次の号の企画を考えなければなりません。今日の午後からは、そのための準備の仕事をします。大きなテーマでのいえば、国連の文書を読みます。日本の外交と国連を論じた論文を1本目をとおして、あと憲法で切れのいい論文を書く人がいないかどうか論文集をさぐります。教育問題で中教審の資料をプリントアウトする作業をして、ぱらぱらと眺め始めます。元新進党(自由党)参議院議員の平野貞夫氏が書いた、創価学会批判の本を読み始めます。そして、帰りの電車で『文民統制』という本を読みます。途中、メールや電話で協力してくれる研究者などなどに連絡したり。少し、ひっかかりのある問題意識、これはなぜだろう、これはこうすべきではないのかなどの問題意識を手がかりに、いろいろ眺めて、まるで闇の中を手探りで歩くように、一歩一歩、企画に近づいていこうというわけです。でも、たいてい、これは使えないで終わることのほうが多いのですが。
こうした作業は、実は、あまり健康的ではありません。ぼーっとして眠くなりし、もやもやもやもやして、どんどん暗くなってしまいます。結果、今日は、あまりことはすすまなかったという一日でした。
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