渋谷敦志さんのこと
先日紹介した、視点展のことしの視点賞受賞者は、渋谷敦志さん。まだ20代の写真家です。受賞作は、アンゴラの内戦を追ったもの。この作品もよかったですが、最近では、アチェの震災の子どもたちをおった写真が印象的です。ぜひ、ホームページでどうぞ。
ホームページでの本人の自己紹介は、「1975年大阪生まれ。高校3年生のとき一ノ瀬泰造の本と出会いカメラマンになる決意。写真を知るため人間と人間、人間と社会の関係性を学ぶべく立命館大学産業社会学部に入学。休学しブラジル・サンパウロの二宮正人法律事務所にて1年間留学研修。ブラジルから帰国後、在日外国人やホームレス・失業者たちの現状を取材撮影し論文を執筆。大学卒業後、大阪・西成区の失業者の現状をルポした作品で第3回MSFフォトジャーナリスト賞受賞(国境なき医師団日本主催)。2001年ロータリー財団より奨学金を得て英国・ロンドンのLondon College of Printing(LCP) Photojournalismコースに留学。LCP卒業後も英国に滞在し、アフリカ諸国、ブラジル、中国、東南アジア、パレスチナなどで撮影。2004年英国より帰国、東京を拠点にフリーカメラマンとして仕事を開始」。
先日、少し話をしました。写真に見られるように、被写体にどんどんせまっていく姿勢は、強い意思を感じます。知人の写真家の森住さんが彼を評して、「若いから、悔しいけど勢いがあるんだよな」と言っていました。綿井さんと話したときも感じましたが、着実に、新しい世代が出現しています。注目したいと思います。
« 遺族と戦後 | トップページ | 沖縄の基地はどうなるのか »
「文化・芸術」カテゴリの記事
- 「シモーヌ フランスに最も愛された政治家」(2023.08.05)
- 「教育に穴があく(教職員未配置)」実態調査結果(5月)について(2023.07.24)
- あの少女の隣に(2023.07.15)
- 「フェンス」(2023.03.20)
- 石垣に陸自駐屯地開設 「緊張高める」懸念強く 南西防衛 大きな節目(2023.03.16)
コメント