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2005/06/24

いまなお裁かれるナチスの犯罪

 毎日新聞(15日)や朝日新聞(24日)に、「イタリア:ナチスによる虐殺へ61年後の判決言い渡しへ」「ナチ親衛隊の住民虐殺、61年後に終身刑判決」という記事が掲載されていました。 朝日新聞の記事では

 第2次世界大戦末期の1944年8月、イタリア中部トスカーナ州サンタンナ・ディスタッツェーマ村で住民約560人がナチ親衛隊に虐殺された事件で、イタリアの軍事裁判所は22日、計画的殺人罪に問われた元ドイツ兵の被告10人全員に対して終身刑を言い渡した。事件から61年を経て戦争犯罪の責任の所在が明らかになった。

 被告は、もちろん高齢で、実際に刑に服することはないようですが。「数少ない生存者や被害者の遺族らは『正義が勝った』と拍手し、泣いて抱き合った」そうです。
 この60年の地点に立って、私たちはもう一度戦争犯罪と言うことを真摯に考える必要があるように思えます。日本の場合、たくさんの犯罪が裁かれなかったことは否定のしようなありません。同時に、裁かれた犯罪の内容にも実際にどう向き合ってきたのか。考えさせられるできごとです。

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