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2005/05/19

国連とアメリカ

4004309379 最上敏樹先生の新著です。「イラク戦争をはじめ、アメリカはなぜ国連に敵対的な姿勢をとり続けるのか。国連がアメリカを一員とする世界秩序の中心となるには、何が必要なのか。国際連盟と国際連合の創設時にまでさかのぼりながら、国際機構に対するアメリカの姿勢の変化をたどり、『帝国』と『多国間主義』の相克という現代世界の問題に迫る」というのが、本の紹介。タイトルどおり、アメリカにとっての国連(システム)、国連にとってのアメリカを論じます。国連の歴史も学べて勉強になるし、アメリカと国連の相克を歴史をたんねんにふりかえりながら、その根本に何があるのかをしめしてくれます。とわいえ、氏の視点は、いつものようにやや悲観的。国連憲章の精神は、アメリカの外側では、力強く位置づいているのも事実でしょう。アメリカ問題の根深さは事実ですか、その変化の可能性――「理念としての国連」を受け入れる「もう一つの米国」の可能性はそこにあるような気がします。

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