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2005/05/23

自民党と戦後

4061497855 この種の本は、だいたい買って読む。まあ、だんだん物忘れが激しくなるので、知識の整理のためにも必要なので。
 ただ、正直言って、あまり面白くない。著者は、朝日の政治部担当編集委員。読んでいて、自民党の政治に対する批判力の弱まりを感じる。かつて石川真澄さんや国正さんなどを生んだ新聞のものとは思えない。なぜなのだろうか。
 かつて、批判の尺度がはっきりしていて、それは悪く言えば結論が先にあるという面もなくはなかった。しかし、この本の批判の目はせいぜい、金権・腐敗に限られている。たしかに、高度成長にしても、日本社会の発展に寄与した面と、公害をはじめ影の部分があるという見方はできる。でもほしいのは、そういう表に現れた政治的事件の本質にある自民党政治とは何なのかという深部にまで迫った分析だ。そういう本質に迫らない浅さというものを感じるのは私だけだろうか。

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