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2005/04/26

過去の克服

021797540000 韓国では、いま日本はドイツに学ぶべきだということが盛んにいわれています。新聞でも、たとえば中央日報が3回にわけて、「過去の歴史の反省、ドイツは進行形」という特集をおこなっています。これにたいし、町村外相をはじめ、日本の保守政治家たちのなかからは、ドイツと日本とは比較できないという声が聞かれます。ほんとうにそうでしょうか。
 保守政治家たちの言い分は、民族の虐殺をやったナチと比較するのはいかがなものかというものがあります。しかし、ドイツでは、ユダヤ人の虐殺だけではなく、周辺国民の野蛮な虐殺や強制連行なども問われ、その反省や補償もおこなわれているのです。
 もう1つは、ドイツはナチに責任をおしつけることで、国民の戦後意識が形成されたというものです。日本も、不十分であっても戦争責任についての国際的なとりきめや東京裁判の受け入れがおこなわれています。それが国民意識の形成にふさわしい規模や質で十分に追及されきらなかったことにこそ問題があるわけで、それこそ日本の政治における歴史認識の不十分さをあらわすものではないのでしょうか。だからこそ、いま、私たちは歴史を直視しなければならないのです。そんなことを考えながら、この石田さんの著書を読んでみようと思います。

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» ブラジル大統領に出来て、小泉純一郎に出来ぬ事。 [ザ・のじじズム]
中国での反日デモを非難する論調ばかりが目に付きますが、誰かちゃんと言ってやれよ!って思います。「原因は歴代の自民党政権であり小泉じゃねぇか!」ってね。全ての根元は先の大戦を総括せず、責任の所在をうやむやにし、靖国参拝などを繰り返す自民党政権にあります。 ... [続きを読む]

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