« 人とつきあうつらさ | トップページ | ただアジアで孤立する日本が見える »

2005/04/10

なぜ中韓と対立するのか

 今日、若者相手に話した中身の1つに安保条約の話があります。安保条約には、その出発、旧安保の段階から、極東条項があります。でも冷静に考えると、これはおかしな条項でもあるんです。アメリカと日本の条約なのに、なぜ、極東における国際の平和と安全」なのでしょうか。他の国から見れば大きなお世話でしょう。そうです、安保条約の出発から、日本はアメリカの側に立って、ある意味ではアジアと対立することが義務づけられていたのです。
 今日、日本は韓国や中国のあいだで、大きな問題をかかえています。政府や新聞は、冷静な議論をとよびかけます。でも、考えてみれば、日本の特殊な歴史認識=侵略戦争に対する総括というのは、アメリカの庇護のもとで、形成されたものであり、そのアメリカとの関係で、アジアとの対立する外交をつくりあげてきたのです。冷静な議論も必要でしょうが、まず問われているのは、そういう日本外交のありようについての総括なのです。

|

« 人とつきあうつらさ | トップページ | ただアジアで孤立する日本が見える »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/59689/3645414

この記事へのトラックバック一覧です: なぜ中韓と対立するのか:

« 人とつきあうつらさ | トップページ | ただアジアで孤立する日本が見える »