江藤文夫さん死去
夕刊の死亡欄に評論家の江藤文夫さんの名前が。直接、お会いしたことはありませんし、仕事でかかわったこともありません。ただ、何か印象に残っていました。よくよく考えてみて、思い出したのが『チャップリンの仕事』という本です。ずっと以前、映画通で知られる経済学者の平野喜一郎さんが、何かの随筆で紹介していた、読んだことがあります。チャップリンの評伝代表作でもあり、当時、夢中で読んだことを思い出しました。本棚を探しましたが、すぐ見つかりそうにはありません。チャップリンの映画も久しぶりに見たくなりました。合掌。
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江藤文夫の娘です。
偶然、訪問させていただきました。
父は、最期まで憲法9条のことに心砕いておりました。
平和の問題、チャップリンのこと、小津安二郎のこと、すべてが自身の"戦後”の問題に繫がっておりました。
7月9日13時より、プレスセンター(日本記者クラブ)で、偲ぶ会を開きます。
ブロクの肌理の細かさ、内容に共感し、感心いたしました。
お礼とともに、ご案内をさせていただきます。
投稿: 浦山みる | 2005/06/14 21:54
ていねいなコメントありがとうございます。恐縮してしまいます。
やはりこういう時代。先達たちの仕事というものをもう少しきっちり学ばなければと、最近、とみに思っています。ほんとうに多くに人の力で、9条を守り、憲法を生かす社会をつくりあげる、その小さな力に自分もなれれれば。そのためにも言葉の豊かさを自分の持てるようになりたい、そう願うのですが……。むずかしいです。
投稿: YOU | 2005/06/16 22:03