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2005/03/09

北朝鮮の行く手

 先日トラックバックをいただいたko-bar-berさんは、ブログで、7日の朝日の主張を批判されています。私も、必ずしも、朝日の主張に同調するわけではありません。現状を考えたとき、経済政策の検討もふくめ、厳しい態度をとることはある程度必要だと思います。国際的に検討されているかの国の人権の問題もより光があてられるべき問題なのかもしれません。
 私は、私たちが北朝鮮の問題を考える勘どころはもっと、大いに議論する必要があると感じています。北朝鮮問題にかかわって、大きく意見が分かれるのは、あの国がどういう国かという評価ではないと思います。あの国についての認識は、いろいろな立場の人であっても、ほぼ一致しているように思えてなりません。問題は、核や拉致の問題を解決する道筋をどうつけるべきなのかということなのではないでしょうか。実際、アメリカ自身、この点では大きな苦悩があるように見られるのではないでしょうか。アメリカの武力を持ってすれば、北朝鮮を力で押さえることはそんなにむずかしいこととは思えません。しかし、イラクと比較しても、もし武力衝突になれば、アメリカ自身の被害、そして周辺国にあたえる影響(武力による被害や難民もふくめ)が大きいからこそ、クリントンもブッシュも、その解決の方向を模索しているように思えるのです。だからこそ、多国間交渉の力をもった発揮すべきなんでしょうね。日本もより自立した役割が求められていると言えばいいのでしょうか。

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コメント

北朝鮮問題はイラクと違って、周辺国に与える影響が大きいですね。
休戦協定を結んでいるとはいえ、韓国とはまだ戦争中です。いざ戦闘になったら、韓国にも飛び火します。
また中朝国境付近には朝鮮民族が多く住んでいますから、中国への大量難民流出を防ぐために中国の派兵も有り得ます。
だからこそ多国間で知恵を出し合い、慎重にならざるを得ないと思います。

投稿: ko-bar-ber | 2005/03/09 06:23

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