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2005/03/10

NHK問題を主題とした集会

 日本ビジュアルジャーナリスト協会の「ジャーナリズムは政治権力とどう向き合うべきか」という集会に行ってきました。もともと案内があったときから顔を出すつもりでしたけど、昨日だめ押しの電話もありましたし。集会は、元NHK社会部の大治浩之輔さん、元NHK政治部の川崎泰資さん、そして立教大の服部孝章先生の発言を軸にすすめられました。大治さん、川崎さんの田中角栄の光と影という番組をめぐっての政治の介入の経験を、今回のNHKへの政治介入事件とダブらせて、NHKがもつ、政治との癒着や問題をふかめるもので、ご当人の口からの発言として、非常に勉強になりました。とくに川崎さんの話は、とても明確で説得力もありました。そうです、放送前日に明らかに偏った歴史観を主張していることが知られている権力をもった政治家が、「公平・中立に」という発言をNHKにたいしてしたことそもののが政治介入に他ならないのです。また、この政治家にはマイルドでリベラルという謝った印象をマスコミがつくってしまったこともよく考えなければなりません。
 途中で、イラク・ファルージャの生々しい映像も紹介され、NHKのイラク報道を問いかけたり、パレスチナの占領地から報道するイスラエル人ジャーナリストの証言の映像があったり、それらを受け手の広河隆一さんの、自らのジャーナリストとしての立場を問い直す発言があったり。現実に、目の前にある虐殺や人権侵害という事実から目を背けてはいけない。あらためて僕らもより真剣に時代に向き合わなければという思いを強くした集会でした。

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