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2005/02/21

労働組合について

 作家の村上龍さんが発行するJMMというメール雑誌があります。村上龍さんの質問に、雑誌づくりに参加するエコノミストたちが回答していく形式の雑誌です。そこで、今回のテーマは、「日本の労働組合に未来はあるのか」でした。
 一線のエコノミストたちなので、どんな回答するのかと思いましたが、読んでみると意外や意外です。共通しているのは、このグローバル化時代に、労働組合が役割をはたさなくて、「労働者の権利を守ることができるのか」という問題提起です。そして論者たちは、日本特有の企業内組合という形態や、企業と癒着する組合のあり方に、疑問を投げかけていました。中には、『沈まぬ太陽』の恩地元のたたかいを紹介した論者もいます。グローバリズムのもとでは激しい競争を、経済のありようとしてどう評価するかは意見が分かれます。しかし、たとえ、それを是とする立場であっても、労働組合がふさわしい役割を果たさなければ、人間らしい社会はきずけない。この、あたりまえのことが、もっと社会全体で共有されるような状況をつくらなければなりませんね。興味深い、メール雑誌の記事でした。

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