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2005/01/31

若い指導員との話

 白銀の世界から、日常の世界へ。今日は、頭を切り換えつつ、実務を中心にした一日。新しい企画をいくつか立ち上げるための調べもの。そのことはまた後日。
 昨日、夜、うとうとしているところへ、若い学童保育の指導員から電話。1時間ほどの話。
 20代のころ、僕にも、あふれでるほど、仕事の悩みがあったように思います。いま学童保育の指導員の先生にとっても、きっと僕が思っている以上に、困難な、悩みがあるのでしょうか。子どもたちとの関係でも、いまは難しさがたくさんあります。
 そうしたなかでの実践は、指導員同士のチームワークが大切なんだろうけれど、それがまたむずかしいように思います。もともと1つの事柄をちがう角度からみれば、見方が変わります。まして、学童保育の実践ほど十分体系化されていない世界はありませんから、なかなか共通の認識を形成するのもむずかしかったりするのでしょうね。相手が、ある程度ベテランの指導員だったら、その実践は、その人なりの経験と保育観、子ども観に裏づけもあるわけですが、若い指導員がその世界を共有することはたいへんな課題です。その一方で、経験に裏づけられた実践は、新しい子どもの事象に対応していくうえでの壁になることもあるし、若い指導員の新鮮な直感も、とても大事だったりもします。だから若い先生の考えも大事にしていかなければなりません。手探りで、それを理論化し、共通の認識にする努力は簡単なことではないのです。
 父母との関係も、困難な課題なのだと思います。かつて以上に、親は忙しく、一方で、子どものことを共有したりすることもむずかしくなっていますから。たくさんの不満や伝えたいことがあるんだろうけれど、そのこと言葉をつくる作業は、若い先生たちには、たいへんな作業なのでしょうから。そのうえ、行政や社会からの応援というのは、学童保育にはあまりにも冷たいというのが現状なのですから。実際、10年以上、学童保育の運動をやってきて、行政からは応援されることより、足を引っ張られるということのほうがはるかに多かったような実感があります。
 若いながら、ひじょうに難しい状態にある学童保育の現場で、仕事への誇りと情熱をもってとりくんでいる若い先生たちに、僕らは何ができるのだろうか。どう励まし、いっしょに悩んだりしていけるのだろうか。この点でもはいつも無力さを感じる毎日です。

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