国立大学の授業料値上げ
@nifty:NEWS@nifty:53国立大の授業料値上げへ(共同通信)
別に、うちの息子が国立大学に行くわけではないのですが、世界にも希有な国立大学の高学費が、さらにはてしなくすすもうとしています。法人化された国立大学は、結局は、予算が削減され、もし、政府予算がしめしている、学費標準額にみあう値上げをしなければ、その分、その大学の収入は減ることになるのです。
さて、そこで大いなるパラドックスが生じつつあります。政府からの交付金も潤沢で、民間資金もたくさんあつまる東大などの大学――こうした大学は施設もそれなりに豊かなのですが(東大や京大には学内にフランス料理の店があったりしますよね)――は、学費の値上げは一定セーブすることはできる。施設もボロボロな、地方の大学は、お金もなく、学費の値上げに追い込まれる……。
ますます、強まる格差社会の現実に、いまの学生たちは何を思うのでしょうか。
こうしたなかで、私たちは、今の若者とともに、未来を見いだすことはできるのでしょうか。先輩としての責任を感じながら、学生たちのことを思います。
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