学童保育
昨日は、久しぶりに、学童保育の会議だった。が、私が参加できたのは、終了直前の10時前。実は、子どもが学童保育を卒所したのは、もう2年前。この世界は引き際がむずかしいのです。
子どもの放課後の生活の場としての学童保育は、全国で1万5000カ所。小学校の数までは行かないものの、だいぶ、社会的にも知られるようになってきた。が、なぜ、これほど、不安定な制度が放置されるのかと驚くほどの制度でもある。象徴的なのが、指導員の先生たちの待遇だ。フルタイムの常勤の職員としてなかなか位置づけられないのだ。私の住む市でも、公立の学童保育の指導員の年収は200万。市から委託され父母会で運営する学童の指導員は250万ほど。いまの子どもに向き合っていくのには、知識や専門性も必要だし、経験や何よりも、子どもによりそうという熱意が必要だ。これをどうしてこの待遇でやれるだろうか。それでも、がんばる指導員には頭が下がる。親の方は、といえばひと頃ほど、みんなで支え合うという雰囲気は後退している感じがあるが、それでも、熱心な人たちは少なくない。昨日も、結局、会議後、沖縄みやげの泡盛で1時すぎまで語り合う。
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