NHK番組内容改変事件
朝日のスクープです。女性国際戦犯法廷をあつかったNHKの特集番組にたいし、中川現経済産業相と安部幹事長代理が放送前日に、NHKの幹部を呼んで「偏った内容だ」と指摘、NHKが番組内容を改変した事実が明らかになった。「慰安婦」=日本軍性奴隷の制度を断罪し、昭和天皇の戦争責任を裁いたこの民衆法廷をとりあげた番組を改変したこの事件は、現在、裁判がたたかわれていますが、その過程でどんな政治介入があったのかについて、リアルに報じています。「やめてしまえ」と恫喝し、異例の局長試写によるチェックがおこなわれた……。
表現の自由にかかわる、民主主義の根幹にかかわる問題であることは言うまでもありません。その彼らが、北朝鮮の人権をうんぬんする底の浅さは、お笑いぐさとも言えますが、そう笑ってはいられないのが今の政治状況でもあるわけですが。
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これなのですが、何が本当で何が嘘なんですかね。 1 本当に番組内容が偏向して [続きを読む]
» 政治とNHKとジャーナリズム [よく考えるぎょるいのひとver.3.09]
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