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2005年1月

2005/01/31

若い指導員との話

 白銀の世界から、日常の世界へ。今日は、頭を切り換えつつ、実務を中心にした一日。新しい企画をいくつか立ち上げるための調べもの。そのことはまた後日。
 昨日、夜、うとうとしているところへ、若い学童保育の指導員から電話。1時間ほどの話。
 20代のころ、僕にも、あふれでるほど、仕事の悩みがあったように思います。いま学童保育の指導員の先生にとっても、きっと僕が思っている以上に、困難な、悩みがあるのでしょうか。子どもたちとの関係でも、いまは難しさがたくさんあります。
 そうしたなかでの実践は、指導員同士のチームワークが大切なんだろうけれど、それがまたむずかしいように思います。もともと1つの事柄をちがう角度からみれば、見方が変わります。まして、学童保育の実践ほど十分体系化されていない世界はありませんから、なかなか共通の認識を形成するのもむずかしかったりするのでしょうね。相手が、ある程度ベテランの指導員だったら、その実践は、その人なりの経験と保育観、子ども観に裏づけもあるわけですが、若い指導員がその世界を共有することはたいへんな課題です。その一方で、経験に裏づけられた実践は、新しい子どもの事象に対応していくうえでの壁になることもあるし、若い指導員の新鮮な直感も、とても大事だったりもします。だから若い先生の考えも大事にしていかなければなりません。手探りで、それを理論化し、共通の認識にする努力は簡単なことではないのです。
 父母との関係も、困難な課題なのだと思います。かつて以上に、親は忙しく、一方で、子どものことを共有したりすることもむずかしくなっていますから。たくさんの不満や伝えたいことがあるんだろうけれど、そのこと言葉をつくる作業は、若い先生たちには、たいへんな作業なのでしょうから。そのうえ、行政や社会からの応援というのは、学童保育にはあまりにも冷たいというのが現状なのですから。実際、10年以上、学童保育の運動をやってきて、行政からは応援されることより、足を引っ張られるということのほうがはるかに多かったような実感があります。
 若いながら、ひじょうに難しい状態にある学童保育の現場で、仕事への誇りと情熱をもってとりくんでいる若い先生たちに、僕らは何ができるのだろうか。どう励まし、いっしょに悩んだりしていけるのだろうか。この点でもはいつも無力さを感じる毎日です。

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2005/01/30

帰ってきました

 スキーから、帰ってきました。疲れましたあ。

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ゆき

 今日は雪です。僕は膝が痛くて……。20050130_0948_0000.jpg

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2005/01/29

スキー場です。

 午前中はピーカン。午後から曇ってきました。この時間でへろへろです。早く温泉に入りたい!

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2005/01/28

スキーへ

 いちよう仕事は一段落。ほっとして、どっと疲れがでています。
 よる、スキーに出発です。学童の現役とOBの総勢三十人近く。高速にゆられ、群馬の片品村にいきます。頭をすっきりしたいですね

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軍事の論理

 相変わらず、乱読の日々は続きます。最近読んでいる本に、『常識として軍事学』(中公新書ラクレ)という、自衛隊OBで、現在も自衛隊の広報活動にかかわっている人が書いています。現代政治の最先端の分野が軍事であるとでもいうような本です。しかも、現代の技術の発展をささえているのは軍事だと。
 たしかに、日本においても、近代化の過程で軍隊のはたしたやくわりを否定することはできません。しかし、この本を読んでいると、20世紀の戦争の違法化の努力や、現在もヨーロッパでとりくまれておいような軍事をどう抑制していくのかなどの、努力はまったく視野の外です。ただ、軍事こそが未来を決めるとでも言いたげです。この本を読んでいると、なるほど、軍隊というのはこういう論理ですすんでいるのかというのがよくわかります。とくに日本の自衛隊は、鬼っ子的な存在であるだけで、公式に軍隊をコントロールするすべを政治が充分持っているとは思えません。
 今日、スマトラでも、新潟でも、自衛隊の活動は否定できません。やくにたつものがあるなら人道的にそれをつかうということも緊急にはあるでしょう。しかし、軍隊が、われわれの常識とはかなりちがう論理で動いていることはよく考える必要もあると思います。私たちが自衛隊にたいし、つねに監視の目をもっていなければならないのも事実なのです。
 最後に、この本が語ろうとしない側面が自衛隊にはあるように思います。米軍との関係です。この点は、いずれまた。

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2005/01/27

日中関係の未来

 昨日、財務省が、昨年の貿易統計(速報)を発表、対アジアが大きく伸び、中国との貿易が香港と合わせ総額は22兆2005億円に達し、戦後初めて米国を上回り、最大の相手国となったことを発表しました。経済同友会の北城代表幹事が、「日米間年間貿易額と日中間年間貿易額の逆転について」との談話を発表するほどのできごとです。東アジア外交が、今後の、日本にとって決定的と言われる所以です。
 私は、経済はまったくの門外漢です。ただ、ことはそんなに単純ではないと思います。日本から部品を輸出し、中国で組み立てて、完成品をアメリカに輸出する。アジアとの関係でも同様です。たしかにアジア域内の貿易は拡大しています。しかし、それがアメリカ依存の経済から脱却したと判断するにはもう少し時間がかかるように思います。さらには、中国やアジアに投資し、そして、アメリカに輸出するというものもあるでしょう。
 戦後、日本の経済は、アメリカの経済援助から出発し、高度成長以降、アメリカに輸出をすることで経済成長をはかるという道をたどってきました。アジアも同様です。このアメリカ依存の経済構造が、日本が自立した国になっていく上で大きなゆがみをつくってきた1つの要因だと思います。そして、この構造そのものは、いまだ、基底的な構造として温存されているのではないか。そのあたりをよく勉強してみたいと思っています。
 たしかに、アジアとの関係はとりわけ経済の面では急速に強まっています。だからこそ、この日本の構造にどうメスをいれるのか。アジアとの豊かな関係をきずいていくえで、障害となっているような外交や軍事の面でもアメリカとの不正常な関係も大きな転換が求められているような気がしながら、新聞の記事を読んでいました。

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2005/01/26

ちょとした愚痴

 なかなか、思うように仕事が進みません。体も思うようにはがんばってくれません。
 でも、そもそも今の時代、これだけ情報も氾濫し、みんながいろんな意見をもっているなかで、多数の人間を対象にした、論壇ということそのものがむずかしいんだ、仕事をいっぱいしすぎなんだと、ちょっと、弁解したり、なぐさめたりです。いえいえもっともっと、何倍も頭を働かさなければならないのです!
 いま11時過ぎ。帰ってきて飯をくって、今日は、つれ合いが夜勤なので、これからまずいっぱいたまった家事をします。

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やっぱり東大も学費値上げだって

 やっぱり東大も学費値上げだって、どこまでいくんだろう。

来年度授業料について 学生の皆さんへ ―来年度東京大学の授業料について

平成17年1月25日 東京大学総長 佐々木 毅

 平成17年度の政府予算において、国立大学の授業料設定の基準となる授業料標準額を、現行の52万800円から53万5800円に引き上げることが提示されています。この標準額の引き上げが、国立大学法人化が実施された最初の年に、政府からあたかも当然であるかのように提示されたことを、東京大学はきわめて遺憾に受けとめています。
 以前は、政府の決定がそのまま授業料の値上げになっていましたが、法人化後は、授業料の最終決定は、標準額の10%増しを上限として、個々の大学の判断に委ねられるようになりました。では、東京大学には、標準額の値上げにもかかわらずその授業料の値上げを見送るという道があるのでしょうか。これは、残念ながらきわめて困難です。まず、国から交付される運営費交付金は、標準額による授業料収入があることを前提として措置されており、授業料値上げを見送ることは大学にとっては減収を意味しています。さらに、授業料収入の不足は年度ごとに累積する性格のものです。しかも、運営費交付金には効率化が課せられ、事態はますます深刻化します。法人化初年度で、まだ財政の見通しが確立していない段階で、累積性をもつ授業料据え置きを決めることは、大学にとっては危険な冒険にならざるをえません。また、法人化以後、東京大学でも基金を設けるなど独自の財源の確保に乗り出していますが、この努力も緒に就いたばかりで、授業料の値上げを見送る穴を埋める力はまだありません。
 したがって、きわめて遺憾ではありますが、現状では、標準額が引き上げられた場合は、東京大学としては、授業料の値上げを皆さんにお願いせざるをえない状況にあります。
 しかしながら、同時に東京大学は、「経済的に貧しくとも、優秀であれば東京大学で勉強できる」という伝統を、21世紀に継承したいと考えています。東京大学は、教育の機会均等の実現を責務とする国立大学である上に、「世界の東京大学」として日本と世界の未来の学術研究の担い手を育てる使命をもち、貧富などの差によらず優秀な人材を結集するという使命をもっています。今回の授業料標準額の値上げに対し、東京大学がとりうる選択の幅はきわめて狭いのですが、こうした東京大学の責務に鑑み、大学の財政事情の許す範囲内で、次のような施策をとることにしました。
 まず東京大学は、大学院博士課程に関しては、今回は授業料値上げを見送ります。これは、博士課程の学生では、親の収入に頼らない独立家計の者の比率が高く、また1000名近い外国人留学生がおり、若干であれ授業料が上がることは、少なからぬ学生の学問への志を断ち切る危惧があるからです。なお研究生も、留学生の比率が高いので、今回は授業料を据え置くことにします。
 これに対して、学部と大学院修士課程、および聴講生については、遺憾ではありますが、標準額相当の授業料値上げを在学生を含め実施することにします。具体的には、学部と修士課程の学生の授業料は535,800円に値上げ、聴講生の授業料は1単位あたり14,800円に値上げされます。ただし、この値上げで経済的に困難を抱える学生の就学を断念するような事態をできるだけ少なくするため、文科省が定める大学の授業料実収の5.8%という枠を超えて、授業料免除の枠を拡大します。特に授業料が上がる学部と大学院修士課程に対しては、授業料の全額免除になる学生数を平成16年度の実績よりも10%以上拡大したいと考えています。
 また、東京大学は、平成16年度から、大学院の私費留学生に対する東京大学フェローシップ、学部後期課程、大学院生の短期留学支援、大学院生の海外での学会参加や調査の支援、学部生を対象としたジュニアTA(ティーチング・アシスタント)という4本の柱からなる、東京大学独自の奨励制度を開始しています。今後は、この奨励制度の充実も、あわせてはかることにします。
 今回の授業料値上げは、東京大学としては、文科省令が改定され標準額値上げが決まった場合、やむをえない措置として実施するものです。省令改定は、国会での17年度予算審議を待って行われるものですが、東京大学は、皆さんに来年度の授業料の見通しを示す責務があり、標準額値上げへの対応策を現時点で明示したいと考えました。
 このように、文科省による標準額値上げを前提としてではありますが、最終的には東京大学が、大学の決定として、学部と大学院修士課程の新入生と在学生の皆さん、聴講生の皆さんの授業料を引き上げることになります。東京大学はこのことを重く受け止め、教職員一同、新たな決意をもって、東京大学における教育の質のさらなる向上と、学生の学習環境の整備にあたりたいと思います。学生の皆さん、学費負担者の皆さまには、東京大学をめぐる諸般の事情をご理解いただきますよう、お願いいたします。

 

ちなみに東大の先生たちでつくる東大職員組合は次のような見解を発表しています

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2005/01/25

NHK番組への政治介入

 NHK番組への政治介入について、新たにいろんなことがわかってきたように思います。民放テレビの報道では、朝日とNHKのどちらが正しいのかといった議論にすりかわっているようですが、わかっていることをよく見てみると、安部さんが、放送日前に、NHK関係者に会って、「公正・中立に」という言い方であるにしろ、圧力をかけた事実は否定しようがありません。歴史認識で彼がどんな考えをもっているかは、当然あきらかであったわけですから。中川氏にいたっては、彼の言い分は2転3転しています。事前にあった、あっていない、と発言は変化し、日曜日には、「伊東局長から『実は内部でいろいろと番組を検討している最中です』というご説明があった」という、当時の伊東報道局長に放送後にあったと言いながら、事前にあったとしかとれないような言い方もしています。いずれにしろ、政治介入を明確に否定できる根拠は何もありません。ことは公共放送にかかわることです。NHKに真相を明らかに知る意志がない以上、公正な第三者により真相究明こそいそがれますし、国会もしかるべき役割をはたすべきだと思いますが。

 さて、こうした報道の陰で、アジア女性基金の廃止が正式に決まりました。いわゆる「慰安婦」問題は、関係者の調査や被害者の勇気ある告発もあり、すでに政府自身が国家組織の組織的関与を認めています(92年加藤官房長官談話93年河野官房長官談話)。にもかかわらず、政治家などによる、「従軍慰安婦」=日本軍性奴隷そのものを否定する発言がくり返されることは許せません。あらためて、そういったことを考えてしまいます。

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お通夜に

 思うように仕事がすすみません。明日から印刷工場だというのに、着地しない原稿が1本。午前中、職場のLANがおかしくなって、メールも、プリンタも使えず、立ち往生……。
 夕方、あわただしく、友人のご主人のお通夜に。久しぶりの顔も見る。
 会場の駐車場案内のお手伝いをして、最後に少し、友人と話す。元気に明るくふるまっているのを見ているのはつらい。悲しみは後から来るんだろうか。そういえば、「別の友人から、『僕の彼女を紹介します』でも49日は重要なキーワードになっていました」とのメール(僕はまだ見ていないが)、そのころに悲しみがやってくるのか。

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2005/01/24

教育基本法をどう論議するか

 先週から通常国会がはじまりました。いろいろ課題の多い国会ですが、私個人の最大関心事は、憲法「改正」にかかわる、国会法の改定、国民投票法の制定のどうこうです。そして、憲法調査会の報告がどのようになっていくのかです。
 現在の憲法「改正」の動向については、『前衛』2月号に、一橋大学の渡辺治さんの「自民党憲法改正草案は何をねらうか」という論考が、わかりやすくていいと思います。自民党の案民主党の案そして、先日の日本経団連の意見書を読めば、改憲勢力の焦眉の、最大の目的が、アメリカがすすめる戦争戦略に日本が参加していくため憲法9条「改正」にあることは、まじめに考えれば明らかだと思います。同時、改憲の流れそのものの長期の目標としては、21世紀の国際競争にうち勝っていく社会をつくっていくための国家像をしめすこともあるのだろうと思います。
 憲法を議論をみると、改憲勢力からは、かなり意図的な復古主義的な議論が出されます。表裏一体の国家主義、国民の基本的権利の制限を達成するねらいとともに、経済格差のひろがりのもとで、国民のあいだいにある社会への不安感をとりこんでいく装置としての意味合いが強いように感じます。
 そこでややこしいのが、教育基本法「改正」をめぐる議論です。改正の議論は、その推進派から、民主的な西村議員の「お国のために血を流す人間をつくる」という発言があるように、きわだって復古的な発言がなされます。愛国心をその議論の焦点にもっていこうとするところも、意図的なものを感じます。8割をそのような議論がしめる一方で、その内容を見れば、国家と教育の関係を逆転させ、教育の内容に全面的に介入していこうという、あたらしい種類の国家主義に色どられているのです。日本経団連が先日発表した(憲法の意見書と同じ日に発表しているのですね)提言を見れば、推進勢力の一番の本音がわかるような気がします。国際競争にうち勝ち、国際貢献ができる(アメリカの戦争に参加できる)国にふさわしい人づくりをすすめたいのでしょうね。しかし、その本音とは相対的に別に、突出した形で、復古的な議論がなされ、東京のような異常な事態がつくられる。
 もう1つむずかしいのは、現実にある子どもの「荒れ」や学力低下の問題とのからみです。こうした背景には、現在の階層格差の問題が横たわっているように思うのですが、こうした問題も教育基本法改悪の口実にされていると言う問題です。しかし学力の問題1つをとっても、さまざまな議論がなされています。先日9日の教科研の集会では、田中孝彦委員長が、意見の違いを包み込んだ運動をすすめようとよびかけました。たしかに、そうなのです。が、しかし、一方で、国民のあいだにある問題行動や学力低下にたいしての不安感をどう受けとめるかも考えなければなりません。
 まだまだ、教育基本法の問題は、議論が不十分な気がします。急速に運動を高めながら、一方で、より豊かな議論をどうすすめるのか。私たちに課せられた大きな課題でもあるように思うのですが、いかがでしょうか。

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マイナス思考

 昨日、つれ合いが、ポツンと「あなたって、マイナス思考の人なんだね」と言い出した。結婚して、まもなく20年、つきあい始めて25年を数えようというのに、いままで気づかなかったのだろうか? いったい彼女は僕のどこをみていたのだろうか?なって、ちょっと腹が立つ。そのうえ、「あなたのような、これからの社会をどうするという議論をする人が、マイナス思考でうまくいくの?」などという。
 でも、マイナス思考だから、冷静に今の社会を批判的に見て、どこに少ないながらも、平和と平等、そして社会全体の幸福の可能性があるのかを確実に見いだせるんじゃないかと反論したくもなります。まあ、自分に能力があるかどうかは別ですが。
 ただ、マイナス思考の人間は、いろんなことをあれやこれや考えます。物事の否定面を1つ1つかなり深刻に受けとめる習性があるので、精神的な打撃はいつも多いんですがね。そのあたりのことも理解して、もう少しやさしくつきあってくれたらいいのに、と、陰に隠れて、つれ合いにたいしてぶつぶつと。

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2005/01/23

NHKの憲法特集

 NHKの憲法特集番組を見ました。すべてじっくり聞いていたというわけではありませんが、全体を通じての感想は、9条を守ろう、生かそうと考える人の議論が大いに説得力があったということでしょうか。同時に、憲法をかえようという人の意見も、どう軍事大国化を押さえるのか、どうアメリカの暴走を押さえるのかということが、その動機にあるようにも思いました。そういう意味では、改憲をすすめようという、政党やイデオローグの立場と国民の意識は大きな乖離があるのだなと言うのも感想です。
 NHKの番組の運営は、「中立」の立場、つまり、改憲と護憲を同等にという感じで、それはそれで気にはなるのですが、そうした運営を超えるような議論が開場の参加者からはあったと思います。加藤周一さんも大いに気を吐いた発言をくり返され、聞くものをうならせたとも思います。わりあい展望が持てる内容だったと思いますが、いかがでしょうか。

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ショックな一日

 今朝、友人からの電話でたたき起こされました。学童保育の運動を通じての共通の友人のご主人が交通事故でなくなったという電話です。彼女とは、学童保育でもう8年ほどのつきあいになります。同じ子どもたちの成長を見、行政の施策の不十分さ、問題点を改善していくために、いっしょに苦労をしてきました。
 夜、会いにいくと、元気な姿を見せてくれました。いっしょうけんめい事実に向き合おうとしている姿が、心に刺さりました。何の力にもなれないのもつらいですが、ただ少しでも、心の傷が癒されることを願うだけです。

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国立大学の授業料値上げ

@nifty:NEWS@nifty:53国立大の授業料値上げへ(共同通信)

 別に、うちの息子が国立大学に行くわけではないのですが、世界にも希有な国立大学の高学費が、さらにはてしなくすすもうとしています。法人化された国立大学は、結局は、予算が削減され、もし、政府予算がしめしている、学費標準額にみあう値上げをしなければ、その分、その大学の収入は減ることになるのです。
 さて、そこで大いなるパラドックスが生じつつあります。政府からの交付金も潤沢で、民間資金もたくさんあつまる東大などの大学――こうした大学は施設もそれなりに豊かなのですが(東大や京大には学内にフランス料理の店があったりしますよね)――は、学費の値上げは一定セーブすることはできる。施設もボロボロな、地方の大学は、お金もなく、学費の値上げに追い込まれる……。
 ますます、強まる格差社会の現実に、いまの学生たちは何を思うのでしょうか。
 こうしたなかで、私たちは、今の若者とともに、未来を見いだすことはできるのでしょうか。先輩としての責任を感じながら、学生たちのことを思います。

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2005/01/22

学童保育

gakudou 昨日は、久しぶりに、学童保育の会議だった。が、私が参加できたのは、終了直前の10時前。実は、子どもが学童保育を卒所したのは、もう2年前。この世界は引き際がむずかしいのです。
 子どもの放課後の生活の場としての学童保育は、全国で1万5000カ所。小学校の数までは行かないものの、だいぶ、社会的にも知られるようになってきた。が、なぜ、これほど、不安定な制度が放置されるのかと驚くほどの制度でもある。象徴的なのが、指導員の先生たちの待遇だ。フルタイムの常勤の職員としてなかなか位置づけられないのだ。私の住む市でも、公立の学童保育の指導員の年収は200万。市から委託され父母会で運営する学童の指導員は250万ほど。いまの子どもに向き合っていくのには、知識や専門性も必要だし、経験や何よりも、子どもによりそうという熱意が必要だ。これをどうしてこの待遇でやれるだろうか。それでも、がんばる指導員には頭が下がる。親の方は、といえばひと頃ほど、みんなで支え合うという雰囲気は後退している感じがあるが、それでも、熱心な人たちは少なくない。昨日も、結局、会議後、沖縄みやげの泡盛で1時すぎまで語り合う。

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2005/01/21

泡盛を飲みながら

 忙しい日々が続いています。〆切までもう間もない月半ばに、対談と長めのインタビューをかかえ、とても集中した日々が続いてしまいました。やっつけで、この2本を原稿化し、一息。もう体も心もボロボロです。
 今日は、つれ合いが夜勤。9時に家に帰ってきて、食事と家事を終え、倉本聰の「優しい時間」を見ました。複雑な気分です。俺はまだ、こうは老け込まないぞという反発とともに、しっかり寺尾聡に感情移入している自分がいます。つれ合いが先立ってしまったら自分はどうするだろうか、子どもたちとの距離はこれからどうなっていくのか。単純ですね。
 11時から、2人の子どもとのおつきあいを1時間半、そして今、泡盛をさんぴん茶で割りながら、平原綾香を聞く、静かな時間です。これもまた単純ですね。
 明日もまた、膨大な資料との格闘です。氾濫する情報とたたかわなければなりません。

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2005/01/18

『イラクはどこへ行くのか』

 最近、『イラクはどこへ行くのか』というブックレットも読みました。いよいよ30日にイラクの選挙がおこなわれます。はたして成功するのか。報道では、4週で選挙は困難で、投票率は50%と予想されていますが。
 年末に、ある中東の研究者と話をする機会があり、イラクについて、いろいろ話し合いました。彼は、イラクの今後について、シーア派の独裁的な政権がつくられざるをえないという予想でした。フセイン政権崩壊後、イラク社会の再建の紐帯の役割をはたしたのは宗教勢力です。そういった現状を無視して、外から形だけの「民主主義」を押しつけようとすると、その名の下で、シーア派の力の支配が強まらざるを得ないと言うのです、
 酒井さんは、イラク国内の問題について、日本でいちばんくわしい型だけ合って、より、詳細に分析をしています。もともと、イラクは世俗社会で、宗教による対立などなかった。しかし、場当たり的なアメリカの対応のもとで、最後の事態の予測は、かの中東研究者と意見が一致しているのは興味深いと思って読みました。

 さて、本当は、NHKの問題や、今日、発表された経団連の憲法問題の意見書について考えたいところです。仕事がここのところ忙しく、それはなかなかままなりません。落ち着いたところで、この問題についても考えたいところです。

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『角栄失脚 歪められた真実』

 徳本栄一郎というジャーナリストが書いた『角栄失脚 歪められた真実』という本を読みました。ロッキード事件は、アメリカの陰謀だったという俗説を、ていねいな取材によって否定した好著です。1000円という価格も魅力的ですね。陰謀説は、角栄の美化や、一方でのアメリカへのへりくだりと一体に形成されてきただけに、こうした議論はとても大事だと思います。
 この本を読むと、いかにアメリカの日本の政治支配が根深いかがよく分かります。CIAの諜報活動がどのようなものか。また、さかのぼってジャパン・コネクションとよばれる人脈的な支配の形成にも驚かされます。政治の面での対米従属も、はてしなく根深いのです。

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2005/01/16

今日も仕事

 今朝は9時半ごろまで寝ていて、あとは仕事でした。
 新宿のコニカギャラリーで、武蔵野風土記という写真展を見てきました。東京西部に今まだ残る、田舎の風景を丹念に取材した、温かい写真でした。生活感にもあふれていて、人がしっかり土の上にたって生きることの意味を考えさせられました。
 とはいえ、今(11時半)まで仕事です。ちょっと人間的でない、生活ですね。
 いろいろ書きたいこともありますが、今日はもう疲れています。

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2005/01/15

パソコンが……

 職場でつかっているパソコンが絶不調です。すぐに、ビジー状態になって動いてくれません。たんなるシステム上のトラブルか、はたまたハードがもうだめなのか。このパソコンは、一昨年末、使っていたノートがぶっこわれて、しかたがなく、職場の人から余っているいろんな部品をもらって足りないものを買ってきて組み立てたやつ。今日は、一日、いらいらの日でした。
 今日、もう1つ取材がありました。今月は、しばらく、沖縄の基地の企画と、今日の占領期の企画に没入します。まあ、いってみれば限りのない対米追随とそのもとでの軍事化というのがテーマでしょうか。でも、パソコンが……。もうおろおろです。

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2005/01/14

国際通り周辺

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国際どおりから、牧志の公設市場あたりをぶらぶらしました。
公設市場で炎のサータアンダギーを買おうと思ったら売り切れでした。かわりにカナという店でおみあげを買いました。
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そのご、壺屋どおりをぶらぶら、面白い顔をしたシーサーがたくさんありました。

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沖縄国際大

 今回の仕事ももちろん基地がテーマ。今朝、仕事に入る前、沖縄国際大、昨年のヘリ墜落事故の現場をとおりました。写真に撮れなかったのは残念だけど、事故の現場はいまでも生々しく、あの事故の重大さを伝えていました。つきなみな言葉だけどショックでした。
 仕事は午前中で終わって、お昼は、現地の人の紹介で峰吉食堂へ。きたないけど知る人ぞ知る食堂で、ソーキそばはおいしかったです。
 これから、国際通りをぶらぶらします。

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2005/01/13

沖縄にいます

 仕事で沖縄にいます。仕事は明日。飛行機が遅れて、那覇についたのは七時半。あわてて牧志の公設市場へ。二年半ぶりです。オリオンと泡盛をのんで、沖縄料理を数品。ちょっと幸せです。
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NHK番組内容改変事件

朝日のスクープです。女性国際戦犯法廷をあつかったNHKの特集番組にたいし、中川現経済産業相と安部幹事長代理が放送前日に、NHKの幹部を呼んで「偏った内容だ」と指摘、NHKが番組内容を改変した事実が明らかになった。「慰安婦」=日本軍性奴隷の制度を断罪し、昭和天皇の戦争責任を裁いたこの民衆法廷をとりあげた番組を改変したこの事件は、現在、裁判がたたかわれていますが、その過程でどんな政治介入があったのかについて、リアルに報じています。「やめてしまえ」と恫喝し、異例の局長試写によるチェックがおこなわれた……。
表現の自由にかかわる、民主主義の根幹にかかわる問題であることは言うまでもありません。その彼らが、北朝鮮の人権をうんぬんする底の浅さは、お笑いぐさとも言えますが、そう笑ってはいられないのが今の政治状況でもあるわけですが。

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2005/01/12

ハウルの動く城

元日、帰省先で、実母をさそって初詣にもと思ったら、実母からはつれない返事。しかたがなく、つれあいと、ちびと三人で、初詣にと、家を出たけれど、根が信心などとは無関係な人間だけに、外にでて30メートルもしたら、ちびと2人で、もう初詣はめんどくさいモードに、実家の近くにはちょうど、ワーナーマイカルのシネコンが、というわけで、1日は映画の日でもあったので、ハウルの世界にという情けない話です。
しかし、この映画は、前評判に反して、とても面白かったというのが私の実感なのです。

今日(12日)、ネットでいろんな人のホームページを眺めていると、私が尊敬する国際政治学者の浅井基文先生が、なんと氏のホームページでこの映画の感想を書いておられました。氏は”権力に対する警告と「個」(人間の尊厳)をあくまで第一義的なものとする者へのエール”、”惰性に流される日本人に対する警鐘”という2点で、この映画への積極的な評価を書いておられます。中身は、ぜひ直接読んでいただくとして。
http://www.ne.jp/asahi/nd4m-asi/jiwen/

どこまで深く読むかは別として、私も似たような感想をもったのでとてもうれしくなりました。

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2005/01/11

今日はお休み

体調を完全に崩してしまって、今日はお休みして寝ていました。
思いの外、ストレスがたまっていて、もう胃がぱんぱんという感覚。少々熱っぽくもあります。
以前、雑誌づくりの仕事は、人格の切り売りと人から言われたことがあったけれど、ここんところの仕事で、ものすごい精神的な疲れを感じていたことは事実。何人もの人とあって、いろいろ難しい話をして、うまくいくのかどうかキリキリした思いを持ち続けて。
今日は、何もせずにすごそうと、思って、ボーっとしていました。

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2005/01/10

9条の会の学習会

kenpou10日は、9条の会の学習会(事務局が主催)に参加しました。
「幻」となった自民党の憲法改正草案大綱(たたき台)を材料に、小沢隆一さんと小森陽一さんが講演。
小沢さんが、たたき台を逐条的に批判的検討したのは勉強になりました。総則の国民の主権性の矮小化という指摘や基本的な権利の制限の特徴(軍事・有事を最大の理由としていること)、企業の経済活動の自由の記述、国家緊急事態で防衛と災害を同列にしていることのねらいと問題などなるほどと思いました。
小森さんの講演は、国家権力をしばるための最高法規としての憲法の性格にたいする全面攻撃ということを軸に、そのねらいが9条にあることをアメリカの戦略、財界の利害などから解き明かしました。いつもながら人をひきつける話でした。
300人の参加で会場もいっぱい。よく集まったものですね。

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2005/01/09

雑誌の論文から

雑誌『世界』2月号に、纐纈厚さんの「これは”法によるクーデター”である――陸自幹部改憲案作成事件」という小論が掲載されていて、興味深く読みました。12月に発覚した、陸自2佐による改憲案の自民党憲法調査会への提出という事件について、考察して論文でが、事件そのものが露骨な現憲法全面否定の性格をもつものであったことと同時に、その背景に、自民党を先頭とした政治家の外交の諸問題を力の政策によって解決しようとする動向と、そのもとで、自衛隊の制服組の暴走がはじまっているという指摘は、そのとおりだと思いました。氏も指摘されていますが、昨年の陸自幹部による、参事官制度の廃止提案などをみて、私も、そのことを強く感じて、いろんな人と議論したことがあります。とくに、これまで、9条による制約の強さから、押さえられてきた、むき出しの軍事力信仰がこの間、一気に肥大化してしまいそうな危惧をもたざるを得ないのです。一方でたとえば箕輪さんのような専守防衛を掲げる方の、議論は、驚くほど一貫性があって、とても勉強にはなったのですが、ほんとうに今後、シビリアンコントロールが機能する保証があるのかと疑問をもたざるを得ない面もあるのです。こういうと、だから現実にあわせた歯止めをという改憲論議が生まれるのですが、考えてみれば、ハードルを低くしたからと言って、いまはじまった暴走を押しとどめる効果があるかは大きな疑問です。ここは、もう一度、9条のもつ規範性というものに立ち返りたいと思います。最近、伊勢崎賢治さんという方が書いた『武装解除』という本(講談社現代新書)を読んだのですが(とても面白かったです)、現実に紛争のなかで武装解除をすすめた、きわめて現実主義的な思考をされる方が、この点を強調されていたのは新鮮であり、かつ説得力を感じました。

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学力問題と教育基本法

8日は、東大のCOE、基礎学力研究開発センターのシンポジウムをのぞいてきました。「国際学力調査をどううけとめるか」というテーマで、「PISA・TIMSSの結果概要」を村山さんという若手の研究者、「教育心理学の立場から」として、市川伸一さんが今回の学力論争の整理、「比較教育学の立場から」として、恒吉僚子さんがアメリカの学力政策のどうこうをみずからの体験もまじえ、最後に金子元久先生が、考える視点みたいな問題提起がありました。個人的には恒吉さんの報告がおもしろかったです。周回遅れのランナー?として、アメリカの教訓をどううけとめるかは、おもしろいテーマです。
大きな話題になっているPISA・TIMSSの調査ですが、全体として、学力の低下という問題が、いまの教育危機の大きな側面として、生じていることには異論がないなかで、実際には、その原因をどうとらえるか、どう打開していくのかでは、たくさんのナイーブな問題がありますね。そもそも学力とはいったいなんなのかというところから出発して、分厚い議論が大事なのでしょうね。この問題は、あせらず、ことしの前半の課題としてとりくんでいきたいと思います。
9日は、教育科学研究会の教育基本法の集会にいってきました。佐貫浩さんのメインの報告は、『前衛』1月号の、氏の論文をベースに、少しバージョンアップしたような内容。この氏の力作の論文は、ぜひ読んでほしいです。
最初の田中孝彦先生のあいさつが印象深かったですね。いまの子どもの困難、生きづらさをよく聞き取ることから教育基本法の問題を考えることの重要さを話されました。
議論のなかで、学力問題が提起されたことも印象に残りました。佐貫さんの報告でもふれられましたが、いまの教育危機にどう向き合っていくかを考えることぬきに、教育基本法の論議はむずかしいわけで、この視点先にある答えをもう少しゆっくり考えていきたいという感想を強くもった次第です。
勉強した内容はまたいずれ。

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あけましておめでとうございます

はじめまして。
そして、あけましておめでとうございます。
自分の思考の歩みを記録するブログのはじまりです。

ことしのお正月は、年末から3日間の帰省。
あとは、ずっと映画を見ていた感じですね。
子どもといっしょに「ハウルの動く城」=前評判というか、まわりではおもしろくないという声が強かったけど、僕は面白かった。あらそいをなくしたいというメッセージもあって。
テレビで、「踊る大捜査線 レインボーブリッジを封鎖せよ」=なぜ、あそこまで女性キャリアをいたぶるんだろうといういやな感じが強すぎます。「化粧師」=化粧品会社の宣伝みたいな映画だけど、背景に足尾銅山の公害などもあって、意外に面白かった。椎名桔平もかっこよかったし。
DVDで「シカゴ」=アメリカの退廃的な世界を、みごとにエンタテイナメントにしてしまうところはすごいです。もしかして、この世界観が世界中に押し付けられているのかしら。
「フラデルフィア」は、俳優がすごかったです。デンゼル・ワシントンがうまい。
「あの子を探して」=やっぱチャン・イーモはうまいです。きっと、「誰も知らない」なんかも、この映画の影響が強いんだろうな。

18になった上の子と、ゆっくりすごすのももう少しかもしれない。この正月は、2人で、お好み焼きを焼いたり、すき焼きをくったり、少し思いでも作りました。

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