2023/03/25

「子育て・教育に「評価」を超える楽しさを

 早朝仕事は、2週連続の雨。今日は風もあったので、ちょっと悲惨だった。桜の花は……。

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 散華。桜の花が戦争動員に利用された歴史のことも、頭によぎる。

 

 午前中は、団地の会議。それから、職場に。たまった、実務を処理。いろいろ、手配もする。来月も厳しそうだ。

 午後に、教科研の三月集会を聞く。自森に行きたかったけど、それはかなわず。昔、長男と、よく遊んだ、校庭とか、食堂とか、久しぶりに行ってみたかった。もう30年以上前だね。


 集会のテーマは「子育て・教育に「評価」を超える楽しさを」。久しぶりにおもしろかった! C(T)さんすっかりベテランだねえ、年のたったことを感じさせる。とくに彼女の目から見た、子どもの苦しさと教師のしんださが印象的。一転、徹底した子どもの遊びにこだわる実践。そして、Iさんの学校の学校づくりの視点と教育実践!。圧巻は、自由の森学園の報告。とりわけ自己評価の取り組み。やっぱり、教育が人間的なぶつかりあいのなかでこそ、生まれる。そのことを痛感させられる。もちろん、学校にも権力関係は生じる。教育というのは2面性がたぶんだるのだと思う。だけど、それをこえるような教育の営みのなかでの人間的ぶつかりあい。それがとっても印象的だったなあ。
 早々に帰っても、それなりの時間。
 夜、「月食の夜は」を見る。
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 高校受験で進路を決める季節。宮内駿(吉田日向)は、同級生の岸本翠(外原寧々)を好きになる。明るく振る舞う翠だが、実は心の病を患う母・美代子(安達祐実)を抱えていた。家で葛藤する翠の姿を垣間見てしまった駿は、進路など考える余地もない翠を思い、何とか彼女の力になれないかともがく。ある夜、絶対にしてはならない過ちを犯しそうになった翠のもとに駿が現れ、全てを察した駿は珍しい月食鑑賞に彼女を誘い出す…。

 若者のリアルな姿なのか、それとも大人から見た解釈なのか。そことのところは、ボクにはわからない。けど、いろいろ考える。ヤングケアラーの最大の問題は、ケアが家庭責任になっていること。家族の中に沈殿する困難。だけど、個々の問題は個別に向き合う必要がある。尊重すべき個人は、自立した強い個人ではなく、弱い、不安定な存在としての個人なのだ。

2023/03/24

生活保護支給額引き下げを取り消す判決 和歌山地裁

 工場籠城2日目。今月もまたすすんでいく……。ふー。

 桜は満開。

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 季節の移り変わりがすごく早い。ほんとに早い。

 今月つくった雑誌は読者にはどう受けとめられるだろうか? 最近、ちょっと反応がよくわからない。届ているのだろうか。ボクの思いがずれているだろうか? 余裕のない雑誌づくりの状況は変わらない。それは、自分の力ではどうにもならないことでもあろう。だけどなあ。

 苦しい日が続くが、今日はうれしいニュースも。

生活保護支給額引き下げを取り消す判決 和歌山地裁(NHKニュース)
 生活保護費が平成25年から段階的に引き下げられたことについて、和歌山市内の受給者が最低限度の生活を保障した憲法に違反するなどとして国や市を訴えた裁判で、和歌山地方裁判所は、生活保護の支給額の引き下げを取り消す判決を言い渡しました。

 ……この裁判の判決で和歌山地方裁判所の高橋綾子裁判長は、「国が引き下げの根拠としていたものは、統計などの客観的な数値との合理的な関連や専門的な知見との整合性を欠いていて、手続きにも欠落があった」と指摘しました。
そのうえで、「厚生労働大臣の裁量権の逸脱、乱用があったといえる」として生活保護の支給額を引き下げた市の決定を取り消しました。……

 判決理由がいい。和歌山はデフレによる引き下げだけでなく、ゆがみ調整の引き下げも違法との判決だそうだ。昨年5月の熊本からは6勝1敗だ。29日に埼玉、4月には奈良と千葉、5月に静岡と続く。それが終わったら、また!

2023/03/23

『児童福祉の戦後史 孤児院から児童養護施設へ』

 今日から工場籠城。昨日今日は、慌ただしい日。今月から、諸物価高騰の影響で、雑誌のページは16P減るのだけど、そんなに仕事は軽減されたわけではない。まあ、そんなものか。

 相変わらず、変な夢。戦闘にやぶれての敗残兵となっている夢だとか、あんまりよく覚えていないけど、いろいろ見ている感じ。

 

 さて、本庄豊さんの『児童福祉の戦後史 孤児院から児童養護施設へ』を読んだ。

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 著者は、この間、戦争孤児研究をすすめてきた。京都の伏見寮などの取り組みに注目してのこと。この間、著者は、近江学園や、あらたに発見された東光学園という孤児院の史料を読み解いてく。敗戦後の駅などにあふれた「浮浪児」たちを収容した孤児院だが、収容された子どもの中には、生活困窮児や捨て子、障がいをもつ子どもたちがいた。家出してつれ戻されるのが嫌で、孤児と申告するなどの例も多々あったそうだ。一方、近江学園は障害児福祉の歴史研究では光があてられてきたが、孤児などの支援でも、様々な取り組みがあった。
 史料を読み解く中で、当時の子どもの実態の多様さと、どれだけ戦禍のもとで、困難な状態に置かれてるかもよくわかる。とりわけ、東光学園の史料の紹介は読みごたえがある。戦後の児童福祉は、日本国憲法の制定にともなって大きく変容する。それでもなお根深い社会における「子どもへの無関心」があったのだ。そのもとでの、施設職員たちによって、さまざまな実践が積み重ねられていたその姿も紹介されている。終章では、戦後の根深い「家庭」責任が福祉施策のどのような影響をおよぼしたのかも考察している、その提起もとても考えさせらえるのだ。

 岸田さんがウクライナのキーウを訪問した。何をどこまで約束したのか? しゃもじが注目されているが、ほんとうに何がしたいのだろうか?

 

 ひるがえって日本はWBCフィーバー(死語だ!)。スポーツに感動するのは否定はしないけど、この盛り上がりは、ちょっと異様。メディアがしかけたのだろうけど、それだけなにか。日本に何が起こっているのか。うーん、ちょっと考えさせられる。

2023/03/21

長時間過密労働解消のたしかな道すじPart3-今こそ、給特法の改正と教職員の大幅増員を

 何か、いっぱい夢をみて、それが結構、たいへんな夢で、疲れている(;´д`)トホホ。花粉症の薬のせいだな、これも。

 今日は、資料読みと、ゲラ読み3本。とにかく、読む。それから、公開シンポジウム「長時間過密労働解消のたしかな道すじPart3-今こそ、給特法の改正と教職員の大幅増員を」 を聞く。ほんとうに、なんでこんなことになるのかとしか言いようのないほど、教師の労働条件はひどくなっている。なのに、問題はいっこうに解決の方向には向かわない。どんどんと教師のなり手は減っていく。学校現場の、つらさは、教師にも子どもにもどんどん増大し、学校からどんどん人が逃げていくような状況になっている。どのような議論をすればいいのか、いちばん届くのだろうかと、いつも思う。教師が教師らしく、子どもたちといっしょに教育活動をする、そのための条件と権限を、教師の発言権というのは大きいとは思うんだけどなあ。現状で何をまずやるのかということと、何を掲げるのかということと。うーん。

 近所で中華料理店だったところの壁が落ちてきて、たいへんなことになっている。

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 先日も、ここから、200メートルぐらいのところで、壁が落ちていた。この地域は、JRができて、それから団地ができはじめて、もう40以上たつ。そのころのたてものの老朽化もはげしい。団地の特徴でもあるけれど、住んでいる人の年齢が似通っているから、いまは高齢化が顕著で、商店のすっかりダメになっている。街そのものがかなりの曲がり角になっている。そもそも、街づくりのプランがなく、行き当たりばったりでずっとここまできた。まさに、日本のいまを象徴しているように思える。

 名物の団地の桜だってそう。40年もたてば、木も老朽化する。だめになった枝なども目立つ。ことしは、かなりの木を大幅に伐採・剪定しているので、桜は少し小ぶりかなあ。

 

 いまの政治と言えば、こんな新聞のコラム。

とちの記 /栃木県
 新しい県那須庁舎が大田原市にできた。総事業費は約57億円。本館の入り口は特に豪華だ。床や照明、ベンチに県産の伝統工芸品などを使い、約1800万円をかけた。各階のホールの壁にも県北産の木、芦野石、小砂焼、黒羽藍染(あいぞめ)をあしらった。費用はしめて約784万円という。

 5階建ての庁舎を仰ぎ見て、近くの県立那須特別支援学校の保護者はため息をついた。「庁舎の建設費を少しだけ分けてくれたら、寄宿舎を改修できるのに」……

 なんども書いているけど、寄宿舎は廃止が提案されている。延期になったものの、廃止が前提になっているからか寄宿舎では施設の修繕がなかなか進まない。女子浴室が故障しても修理してもらえず、男子浴室を男女兼用にしたていて、保護者らの要望で直してもらえたのは1年以上たってから。県那須庁舎には職員のシャワー室があり、男女別だと、コラムは書いている。ほんとうに、なんと、障害ある子どもに冷たい政治なのかと、痛感させられる。ほんとうに弱い者には冷たく、そして、みんなが安心して暮らしていけるような社会をつくるプランもビジョンももたない国になってしまっていると、ほんとうに思える。

 

2023/03/20

「フェンス」

 春ですね。でも、部屋のなかや、夜は寒いですよ。外は春。

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 朝から、実務作業。あとは資料読み。提稿1本。だいぶ落ち着いた日。メールも数本。そろそろ、次や、次の次を考えないと、と資料を入手。本代に支出できるお金がないから苦労する。図書館や資料室にはないし、請求しても時間がかかるし……。こまった、こまった! 専門書だけど、県内の公立図書館にはほとんど入っていない。どういうことなんだろうか? といつも思う。本の点数が増えた? 印刷部数が減った? どうなっているのか、もう少し詳しく知りたいところ。とくに、こちらでは関西の研究者の本がほんとうに入らない。

 

 昨日は、「フェンス」を見た。

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 ドラマ「アンナチュラル」(2018)、「フェイクニュース」(2018)、「MIU404」(2020)、映画『罪の声』(2020)等、社会派エンターテインメント作品を数多く手掛ける脚本家・野木亜紀子、待望の新作オリジナルドラマ「連続ドラマW フェンス」をWOWOWにて2023年3月に放送・配信する。
 今回、野木が描くのは2022年に本土復帰50年を迎え、今も世界最大規模の米軍基地を抱える沖縄の現在。W主演を務めるのは松岡茉優と宮本エリアナ。東京から来た雑誌ライター“キー”と沖縄で生まれ育ったブラックミックス“桜”がバディとなり、ある性的暴行事件の真相を追う、日本のドラマ史上初となる肌の色の違う女性バディがW主人公の連続ドラマだ。さらに、総勢50人を超える沖縄出身のキャストが本作のリアリティを高めていく。それぞれが舞台となる沖縄に想いをはせ、作り上げる本作にぜひご期待いただきたい。……

 人物造形もなかなかひきつける。プロデューサーが普天間の人だとか。描かれている沖縄はリアルだ。のっけから、基地も、辺野古も、沖縄戦も。初回は十分ひきつけた。さて、どこまで、沖縄の事実に迫れるのか。注目される展開。

 

 袴田事件は、検察は特別抗告を断念するだけではなく、再審でも有罪立証を見送る方針だそうだ。そういえば、昔、警察・司法ものを担当した時、この事件についていろいろ読んだことを思い出した。当時の警察は、公安偏重で、刑事はそれに従属的で、自白偏重の捜査だった。しかし、袴田さんの道のりはあまりにも長すぎる。そこには司法、裁判所の責任もとてつもなく大きい。その歴史も振り返りながら、今後の動向に注目したいところ。

2023/03/19

自衛隊と米軍 日本海上空や海上で共同訓練実施と発表

 掃除日だけど、今週も掃除は、掃除機だけ。余裕なく、対談(座談会)①原稿づくり。仕上げから、発信まで、ほんとうに一気にすすめる。今日は、提稿も3本。あと、ゲラをおくったり、読んでもらうためのメールを送ったり、とにかく編集の実務的なこともすすめる。書き原稿が終わると、脱力感というか、何もしたくなくなるぐらい、ドッと疲れが。今月は疲労度も大きいなあ。

 夕方、買いものに出かけるとき、土手を通っていった。菜の花がきれいだった。

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 コミミズクだろうか。野鳥が飛んでいる。

 やっぱり、ゆとりのある時間をつくって、気分転換もしなきゃ。楽しい時間もつくらないとなあ。仕事に追われていると心がパサパサしてしまう。

 世の中はもっとパサパサしている感じ。

自衛隊と米軍 日本海上空や海上で共同訓練実施と発表(NHK)
 防衛省は、航空自衛隊の戦闘機とアメリカ空軍の爆撃機などが19日、日本海の上空で共同訓練を行ったと発表しました。
 艦艇による共同訓練も行われ、日米同盟の抑止力を強化したなどとしています。

 共同訓練を行ったのは、航空自衛隊のF15戦闘機と、アメリカ空軍のB1爆撃機、F16戦闘機の、合わせて10機です。

 防衛省によりますと、19日に日本海の上空で戦術訓練を行ったということで、日米の機体が並んで飛行している写真を公表しました。……

 北朝鮮は、米韓演習への対抗としてミサイルを飛ばす。それに、力で対抗する。どこまで行くのだろうか。「日本を取り巻く安全保障環境がより一層厳しさを増す中、日米の即応態勢を確認するとともに、日米同盟の抑止力・対処力を一層強化した」――これは常套句になっている。そんな状況をどう考えればいいのだろうか。

 

 さて、ドキドキするドラマがいよいよはじまった。

2023/03/18

これだけはしかたがないよね

 今日は、早朝仕事スタート。雨で大変だった。びしょびしょになりながら早朝仕事(;´д`)トホホ。でも、団地の桜は早くもこんな感じ。

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 さて、今日は、朝から、対談(座談会)①原稿づくり。いろいろ調べながら、超特急。

 お昼と、夜は団地の会議。年度末は、いろいろ仕事は集中する。それだけではなく、いろいろな問題が集中する。なんでこんなときに役員なのかは思うけど、これだけはしかたがないよね。

 

 仕事をしながらいろいろなことを考える。いろいろなことに怒りを持つ。自分たちの運動が、いろいろな弱点をかかえながら、なかなか、前進しきれないことに落ち込む。そんな日々。

 今日は、大学の卒業式が多かったね。コロナのもとで、とっても難しい学生時代をおくった学生さんたちの未来に、幸あれと思う。そういえば、頼まれ仕事のフィールドワークをした学生さんたちのリポートが送られてきた。パラパラと読みながら励まされる。この若者たちから力をもらう。この若者たちのいっしょにいきていく。あたらしいことにも挑戦しながら、生き生きとがんばらないとと思う。

2023/03/17

(社説)日韓首脳会談 新たな協力築く一歩に(朝日新聞) うーん。

 朝から、体がだるい。仕事に、家の雑務に、まったく余裕がないのにイライラ。うーん、何かこのままだと、大きな事故に遭遇しそうな気配。こんだけ調子が悪いのは、やっぱり花粉症ないし、その薬のせいであることははっきりしているのだけどなあ。今日は、とみに酷かった。とにかく、何とかしないとなあ。早く、花粉症の季節が過ぎてほしい!!!

 とにかく、今日は対談(座談会)①原稿を引き続き。まだまだ、形は見えないが残された時間はすくない。そうこう言っても、原稿もやってくる。今日は5本の提稿作業、計33P 来た原稿を読んでいると、ほんとに励まされる。今月も、著者のみなさんからエネルギーをいっぱいもらっている。

 

 新聞を読んでいて気になるのは、日韓首脳会談。朝日の主張ではこんな感じ。

(社説)日韓首脳会談 新たな協力築く一歩に(朝日新聞)

 ソウルから東京まで空路で2時間。かくも近い隣国同士ながら、首脳による二国間訪問は11年3カ月ぶりという。

 韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)大統領がきのう来日し、岸田首相と会談した。今度こそ首脳外交の停滞に終止符を打ち、頻繁に顔をつきあわせて互恵の未来を語り合うべきだ。会談をその起点としたい。……

 ボクだって、日韓関係がよくなることは必要だと思うけど、これじゃあなあ。朝日の社説もちょっとずれている。韓国社会の分断は複雑だけど、批判があるのには根拠がある。歴史の研究団体も多くが徴用工問題で、韓国の財団がお金をだすことに反対の声明を出している。とわれるべきは、日本政府の歴史認識であり、日本企業の責任であるはずなのに。しかも、日韓協定を絶対視し、解決済みだとする政府の見解に追随している。それは何なのかと思う。こうした日本の側の歪みを質すのにはまだまだ時間もかかりそうだ。しっかり、ボクらも仕事をしないといけないと思う。

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2023/03/16

石垣に陸自駐屯地開設 「緊張高める」懸念強く 南西防衛 大きな節目

 今日は、健診。突然、日程を変えなければならなくなったので、ちょっと短いコース。(;´д`)トホホ。それでも、年度末なせいか、人もものすごく混んでいる。できたなったものが心配かもね。2時間弱で健診を終えて、それからはインタビュー①の仕上げに。午後には発信。ただちに対談(座談会)①にとりかかる。いろいろ調べながらの進行です。うん。何とか

 今日の沖縄タイムスの1面トップがこれ。

石垣に陸自駐屯地開設 「緊張高める」懸念強く 南西防衛 大きな節目(沖縄タイムス)
 防衛省は16日、陸上自衛隊石垣駐屯地(石垣市)を開設した。同日、八重山警備隊が新しく編成され、敵の艦艇を迎え撃つ地対艦ミサイル部隊、空からの脅威に対処する地対空ミサイル部隊も同日までに配置された。南西防衛の「空白地帯」とされていた石垣の駐屯地開設で、自衛隊配備が一つの大きな節目を迎えた。……

 全国紙の紙面の違いには、ほんとうに愕然とする。国境に近い南西の島々での軍事強化は、どれだけ日本の今後にとって大きな問題なのか? 人が住む島を軍備の最前線にして、その人たちと命と安全をどう考えるのか? なにの、この落差は一体何なのかと思えてくる。昼のニュースもそうだけど、記事になったとしても、言うのは、政府の説明責任だと。そういう問題では決してない。そのことに正面から向かい合いたい。

 来週にはWOWOWで、沖縄を舞台にしたドラマが始まる。テーマは米軍の性暴力。ドキドキだ。なんたってアンナチュラルの野木亜紀子さんだしなあ!

 

 春だ! 春!

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2023/03/15

全教「教職員勤務実態調査2022」最終報告の記者発表を文科省記者クラブで実施

 昨日も、何かへんな夢をみたとは思うが、内容は覚えていない。起きた直後は記憶があったような……。今日も春の風景。ベランダは。

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 午前中は、オンラインの会議。発言はとりあえず1回。最近はおとなしい(笑)。かみ合うのかかみ合わないのか、最近、よくわからない。10代のこどもたち、生の姿、生きづらさというものを感じたいなあ。それは夜のテレビでも、そう思う。

 

 最近は、考えていることが、どうもまとまってない感じがするし、書くものも、ちょっと切れがない感じ。たぶん花粉症とその薬のせいか、あたまがボーっとしている。まあ、加齢かねえ。いずれにしても、もうちょっと、冴えた感じにならないとなあ。

 午後からは(実は午前中から……)、インタビュー①。だいぶ原稿の形にはなってきたようにも思えるけど、ちょっと、まだ自信がない。何とか明日仕上げないと(健診があるけれど)。夜には提稿作業2本。がんばる!

 さて、今日は全教の記者会見。注目はしていたけど。

全教「教職員勤務実態調査2022」最終報告の記者発表を文科省記者クラブで実施
 全教は、3月15日13時半より、全教「教職員勤務実態調査2022」最終報告の記者発表を文科省記者クラブにおいて行いました。全教常任弁護団からも代表の加藤健次弁護士と事務局長の齋藤園生弁護士が参加し意見を述べました。

 あわせて、記者発表後に文科省に「長時間労働解消のため、給特法の改正と教職員の大幅増員を求める」職場・団体決議1518筆を提出しました。

 報告・資料はこのページにある。大事な問題なので、しっかり、学んで企画にしていかないと。ここから、どのように、核心にせまっていくことができるのかだな。

 

 最近の悩みは、団地の仕事。高齢化と老朽化で、いろいろ課題が山積みだけど、なかなか仕事がすすまない。みんながどんどん具体化するという感じではなく、どんどん、先に先にとなって、具体化されない。メンバーも高齢化しているから、意欲も、エネルギーも、不足しているというか。だからと言って、尻をたたいて進むわけではないし。どうも、なかなかすすまないから、ここ数年は、理事長になった人が、自分でがんばるカタチになっていたようにも思える。むかしは、みんなで飲んでという雰囲気もあったけど、そういう年齢でもないし。難しいなあ、どう力を集めながら、課題に向かっていくか。あせらない、リラックスをしながら、よくよく考えてすすもうとも思う。

 

2023/03/14

児童生徒の自殺、過去最多の514人 学業不振や進路に悩み

 今日は、なぜか、朝起き上がれず。どうも、米軍基地に侵入し、米兵に追いかけられたり、捕まって裁判をどうたたかうか、悩んだ夢を見たようだ。そのせいかなあ。花粉症の薬の影響か、それとも、疲れかなあ、年だし。

 それでも、今日は、インタビュー①の原稿づくりを超特急。何とか、明日には形をつくりきりたい、そして明後日には仕上げにかかりたい。それでも、対談(座談会)にとりかかえる時間は、3日と半しかない。きびしいなあ。ほんとに。今日は会議もあったしなあ。

 そとは、ほんとに春。今日は少し寒かったけど、それでも春。

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 ゆきやなぎは春の花だものね。

 

児童生徒の自殺、過去最多の514人 学業不振や進路に悩み(教育新聞)
 2022年の小中高生の自殺が514人と過去最多になったことが3月14日、警察庁の自殺統計(確定値)に基づく厚労省の集計で分かった。500人を超えるのは1980年の統計開始以降初めて。校種別に見ると高校生(全日制)が259人と最も多く、原因・動機が分かっている者の中では「学校問題」、とりわけ学業不振や進路の悩みが最も多かった。

 児童生徒の自殺者の内訳は▽小学生 17人▽中学生 143人▽高校生(全日制) 259人▽高校生(定時制・通信制) 89人▽高校生(特別支援学級) 6人▽高校生(その他・不詳) 0人。昨年度と比べ、小学生は11人増、中学生は5人減、高校生は40人増となった。性別に見ると男子が293人、女子が221人だった。

 原因・動機が特定されている者について見ると、小中高生とも「学校問題」が最も多く、小中学生は次いで「家庭問題」「健康問題」「その他」、高校生は次いで「健康問題」「家庭問題」となっている。「学校問題」のうち、小学生は「学業不振」「学友との不和(いじめ以外)」、中学生は「進路に関する悩み(入試以外)」、高校生は「学業不振」が最も多くなっている。……

 文科省も、通知を出して、対応しているそうだ。▽学校における早期発見に向けた取り組み、▽保護者に対する家庭における見守りの促進、▽学校内外における集中的な見守り活動を提起してるとか。

 かなり、深刻だけど根深い問題でもあるのだから、しっかり、わけ行って、考えていきたいもの。学業不振や進路の悩みを表面だけですませたくはない。ほんとに結構、難しい問題だと思っている。

 大江健三郎さんの逝去にさいし、ペンクラブの桐野さんがコメント。そこで、大江さんの「個人のなかに積み重なる文化が、やがて世界全体の『生きるに値する平和』を守ることに重なる」という言葉を引用している。「個人」という言葉はとても、難しい。安易に、個人が大事とはいいたくはないし、個人のためにも集団はとても必要だとも思う。だけど、そのなかで、どう「個人」というものを大事にして、ベースにしていくのかは、相当大事な問題だと思う。そこは、難しい問題をかかえつつ、ボクらが相当、よくよく考えたい問題でもあるような気がする。いまの社会でおこっていることを見たときに、なおさら……。

2023/03/13

大江さん逝く

 今日は、朝から対談(座談会)①の収録。午前中いっぱいはその作業。なかなかおもしろい。ここから一心不乱にがんばるしかないなあ。

 午後からは、インタビュー①の起こし、原稿づくり作業。こちらも超特急ですすめています。

 

 夕方、大江さんが亡くなったというニュース。親近感を感じたり、少し嫌悪したり、共感したり、反発したり。いろいろと影響はうけたのだろうなあ。

 大江さんの作品は、晩年のものは、大作が多いから、読んだのほんの一部分だなあ。むしろよく読んだのは、若いころかなあ。高校時代に、初期のころの小説を読んで、あと、『状況へ』『ヒロシマノート』のような論説を読んだ。ものすごく難解で、ひっしでよんだ記憶がある。いろいろ頭を悩ましながら、読み続けていたわけだけど、これまでも、ああこれで理解できたという感じになったことはない。だけど、うなったり、こうなんだろうなあと考えたり、そんな刺激はいただいたような。もう一度、こういう人の思索の跡をたどってみたいとはいつも思うのだけど。

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 偉大なる存在だとは思うけど、ほかの人はこの人の思想、思索にどのように向き合っているのだろうか。

 合掌。

2023/03/12

「リエゾン」と「大河ドラマが生まれた日」

 うーん。今日は日曜日で、掃除日だけど、仕事で追い込まれているので、掃除は掃除機だけ。ひたすら、インタビュー①スタート。とりあえず猛スピード。ほかのイベント取材もしたかったけど、パス。とにかく、必死です。

 外は春。ほんとに木々も春。

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 一昨日、リエゾンの最終回。やっぱり、このドラマはおもしろかった。障害ある子どもの専門家から見れば、いろいろあるのだろうけど、障害ある子どもをめぐる人々のありように一つの側面をよくあらわしている。とくに、父親のダメぶりと、困りぶりが印象的。そのことから、受けとめるべき問題もあると思う。凸凹ある子どもの可能性と魅力と、でも困っている、みんなも困っているようすと、だからこそ必要なこと。もちろん、おとぎ話的な面も大きいけど……。全部みたわけではないので、見てみようかなあ。

 今日は、「大河ドラマが生まれた日」を見た。

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 もちろん、高度成長に向かう時代。右肩あがりの時代だから、いまのような閉塞感はない。だけど、共通したものもあろう。メディアは、ラジオ、映画からテレビへ。いまは、ネットメディアや、デジタルメディアに移行している。そういう時代のなかで、何を感じ、何をするのか。そんあことも考えさせられる。

2023/03/11

「密着 自衛隊“ミサイル防衛のリアル”」

 今日も朝から、インタビュー②原稿づくり。とにかく一気に仕上げまでやりきる。励ましもあったので、がんばった。少し調べたり。夜には発信。ふー。1日稼いだぞ。夜には団地の仕事にも取り掛かる。今日は、3つほど、集会や学習会に参加する予定があったけど、追い込まれてすべてパス。残念で、厳しいなあ。

 今日は3・11。とくに特別なことをやるわけではないし、そんなに特集番組はみないけど。

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 この前、浪江に行ったときに、12年ぶりに、帰宅困難地域にある親戚の家に行ったとき、玄関に兎の置物があったという話を聞いた。12年の重み、長さ、痛みと悲しみを考えさせられる。その重み、長さ、痛みと悲しみを共有することがすべての出発点だちと改めて。

 この前やっていたBS1スペシャル「密着 自衛隊“ミサイル防衛のリアル”」を見る。

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 ウクライナ侵攻や台湾情勢の緊張により注目される「ミサイル防衛」。今や戦争の形態が「ミサイルの撃ち合い」に移行しつつあるなか、日本の空をどうやって守るのか?取材班は迎撃が難しい巡航ミサイルに備える陸上自衛隊の専門部隊に密着。常に先を読みあう「頭脳戦」の実態、さらに去年行われたアメリカでの実射訓練で見えてきたミサイル防衛の難しさも伝える。さらに専門家のインタビューも交え、日本の防空について考えていく。

 安保三文書でも注目されるミサイル防衛、ミサイル戦なのだけど、あらためて、そういう戦争がおこれば、甚大なる被害を拡大することを見せつけられる。そうであるからこそ、ミサイルにとって抑止力と言っても、それが安全保障のジレンマに陥ることになるわけだし、被害を抑えるためのミサイルがかえって、被害を拡大するミサイルの雨をふらすことにいたることを、番組はあきらかにしていた。

 もう一つは、かつての大砲戦などとは違い、いまのミサイルは技術の結晶である。コンピュータを駆使するその戦争は、人々の知恵や技術を最大限動員するということも。戦争の様相も変わる。

 番組は、日本では訓練できないためにアメリカでの訓練から始まる。エンベット取材とも言えるような展開に、どうかと思ったけど、なかなか、本質にも突っ込んでいく。結局、ミサイル戦になれば、被害を抑えることは不可能だと。だからこそ外交であり、戦争をおこさないことが政治だと。そういう訓練を政治家がすべきだという、柳沢さんの言葉には、使命感を感じる。自衛隊の是非についても抑えた発言。自衛隊についての立場は違うが、この間の、柳沢さんの発言は、シャープで、ほんとうに元防衛省幹部としての責任を背負っている発言でもあると感じられ、学ぶことが多いと思っている。

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